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ハムスターの卵巣嚢腫(3/4)

投稿日時:
投稿者:USER0192

[USER0192]@国分寺です。

ちょっと前の事ですが、かねてから腫瘍&腹水の治療中だった“うさっち”(キャンベルハムスター、アルビノ♀、約23月齢)が1月1日に亡くなりました。

去年の大晦日の日中から、大好きだったエサも口にせずだるそうに寝続けていて、かつ糞も出ていないことから限界だと判断しました。
なので敢えて病院へは連れて行きませんでした。

それでも深夜まではがんばっていて、TVの1999年へのカウントダウンを、手の平の上に乗せた状態で一緒に見てました。その後、ペットヒーター脇のいつもの寝床へ返してやりましたが、1/1未明に息を引き取りました。

去年の秋、動物病院でうさっちの診察後、担当獣医師から「もしもよろしかったら、その時が来た際にうさっちのお腹(の中)を見せていただけませんでしょうか?」というお願いがありました。私としてもそういうつもりでしたのですぐ了解しました。

で、去年最後の診察の際に私から「これから病院が年末年始休診になりますし、もし深夜にうさっちが逝った場合にはどのようにしておいたらいいでしょうか?」と尋ねたら、「タオル等でくるんで保冷材の上に寝かして、玄関等の温かくない所へ置いてください」と言う事で、保冷材を貰いました。

なのですぐそのような処置をして、1/1の午前中に病院へ電話した後、うさっちを連れて行きました。
前から分かっていたことなのですが、うさっちの担当の先生は1/1はお休みで、別の先生に託して来ました。

翌日迎えに行ったらうさっちはすっかり腹水も抜けて、洋梨体型からハムスターらしい体型になってました。一応摘出した臓器(ほとんど全て)のホルマリン漬けを見せて貰い、その後病理検査へ出して貰いました。以下が病理検査報告です。

病理診断:
卵巣腺癌(肺転移を伴う)

所見  :
一側卵巣のウズラ卵大嚢胞壁には大小の腺癌があり、立方状上皮の腺管様、乳頭状増殖を示す。左右腎臓間の腫瘤も同様である。肺には、小さな癌巣が多数散在し、肺門部のリンパ節も癌で置換されている。膀胱壁は菲薄で、一部にリンパ球浸潤がある。

コメント:
高分化型の乳頭状管腺癌ですが、卵巣の被膜上皮由来と思われます。腎臓間の大動脈周囲リンパ節、肺リンパ節、および肺に転移がみられます。一般には、播種性に腹腔内に転移することが多く、リンパ行性、血行性転移も起こします。
汗腺癌との組織学的な鑑別は必ずしも容易ではありませんが、巣癌の転移とみるのが自然かと思われます。

# うさっちを大変可愛がっていただき、50回以上も触診していただいた担当の先生にお腹の中を見て貰えなかったことが心残りです。