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ハムスターのケージの掃除仕方

ケージを掃除する期間

ハムスターのケージを掃除するタイミングは、他の動物に比べ少し難しいです。その理由は、ハムスターが巣に固執し、臆病な動物だからです。

人間からすると、ほぼ無臭ですが、ケージにはハムスターのニオイが付いていて、ケージを洗うとそのニオイが消えてしまい、ハムスターが自分の居場所が分からなくなったり、他のニオイが付いて巣を荒らされたと思うことがあります。飼い始めたばかりなら、最低1ヶ月間はケージを掃除しないようにしましょう。
また、ハムスターは働き者ですが、寝床を作るのには時間がかかるので、タイミングを間違えると、寒い中我慢して寝なければならず、そのことで病気になったりする可能性もあります。なるべく、暖かい日に掃除をするようにしましょう。

ケージを掃除は、多すぎるとストレスに、少なすぎると不衛生になりますが、私の場合は、月に1回程度を目安に掃除をするかどうか判断しています。ロボロフスキーはケージを汚すので、1ヶ月より早めに、床材を部分的に変えたので、もっと遅くなど、汚れ具合で判断しています。ゴールデンは、ケージの中をキレイに使い、トイレやエサ入れの世話の時に掃除しているので、冬場は3ヶ月くらい掃除しないこともあります。

人間以外の生き物は汚いという偏見があるので、ペットのケージは必ず洗うという考えがあると思いますが、ハムスターは人間より清潔な生き物で、自分の部屋を毎月水洗いしている飼い主もいないと思います。水槽タイプや、は虫類タイプのケージは、金網タイプのケージに比べ単純な構造をしているので、ケージの中の物さえ取り出してしまえば、ぞうきんで拭くだけでも十分キレイになります。ケージが重いということを気にする人もいますが、掃除のたびに動かす必要がなく、正しく掃除回数を減らせ、飼い主だけでなくハムスターの負担も軽くということも考えて、ケージを選ぶ必要があります。

ケージの消毒方法

ケージの掃除をするときは、汚れを取る他に、寄生虫と細菌やウイルスの駆除も考えて、掃除をする必要があります。

ダニなどの寄生虫は、呼吸できないようにすれば比較的簡単に駆除できます。虫は雨水で溺れないように、体の表面で水をはじくようになっていて、洗剤や熱湯でその油を分解すると水で溺死するので、中性洗剤や熱湯に10分くらい漬ければ死滅します。

寄生していないウイルスの生命力は高くないのですが、細菌は方法によって言葉の使い分けがあるほど、死滅させるのが難しい相手です。細菌も生き物なので一番確実なのは、燃やしてしまう方法なのですが、それも完全ではないし、現実的ではありません。しかし、ハムスターに感染しそうな細菌は、80度(低温殺菌)くらいの熱湯に15分くらい漬けておくと、死滅できます。給湯器のお湯ではこんな熱湯は出ないので、お湯を沸かすか、ポットのお湯を使います。しかし、漬けている間にお湯の温度が下がるので注意しましょう。プラスチック製品だと、これくらいの温度で変形したり劣化する可能性があり、目で見て曲がっていなくても、がたつきが出たり突然壊れたりします。
高温殺菌をしたい場合は、圧力釜を使うと100度以上の熱湯が作れ、漬ける時間も短縮できますが、急激に温度を上げたり下げたりすると、ガラスが割れやすくなるので注意が必要です。

天日干しして紫外線殺菌したり、消毒する方法もありますが、劇的な効果がないこともあるので、普段から換気に注意したり、ハムスターを触ったりエサを与える前に手を洗ったりと、基本的なことを続けるのが一番効果的です。

ケージの洗い方

前と後ろが同じデザインのケージは、向きを間違えると、ニオイで場所を覚えているハムスターが混乱して、掃除の後にトイレの場所を間違えたりするので、シールを貼ったりマジックで印をいれるなどしましょう。
台所でペット用品を洗うと、人間以外の生き物が汚いという偏見から怒る人がいますが、実は台所は雑菌の宝庫で、家の中で一番汚い場所なので、台所ではハムスターの飼育用品を洗わないようにしましょう。人間は体が大きく体が強いので平気でも、ハムスターが食中毒を起こしたりする可能性があります。

  1. まず、ハムスターを他のケージや、キャリーなどに移動します。別の環境に突然移されるのは、ハムスターにとって、かなりのストレスになるので、ケージに入っていた少量の床材と、予備の巣箱、エサなどを入れてやると少し落ち着きます。他のケージに移したときに、口の中に溜めていたエサを出すようなら、ハムスターが直ぐにでも逃げ出したいと考えているので、掃除はサッサと終わらせましょう。
  2. ケージの床材を全てゴミ箱に捨ててしまいます。ダニなどが湧いている場合は、小袋に密封して捨ててください。濡れるとまずい木製の物や、給水器を取り外し、金網タイプのケージの場合は分解して、水槽タイプの場合はそのまま、は虫類タイプの場合はドアを外して、庭か風呂場に持っていきます。
  3. 金網タイプやは虫類タイプのケージの場合は、中性洗剤や塩素系の洗剤を溶かした水かお湯をケージの底の部分に溜め、ケージの中の物を全て浸けておきます。入りきらない場合は、バケツなどを使用します。私は犬の用のシャンプー(リンス入ってないやつ)を使って洗ったりしています。こびり付いた汚れには効果がありませんが、ハムスターの付けた汚れを取るということなら汚れは取れますし、口にしても安心で、ノミやダニにも効果はあります。当然、ケージが変色したりすることもありません。ホント効いているのかは、いつも不安ですがね。
    給水器は洗いにくい構造なので一緒に洗わず、他の飼育用品を洗っている間に、別のところで消毒するようにしましょう。
  4. 汚れが浮いてきたかな? と思ったら、歯ブラシなどで汚れたところを重点的にこすって汚れを取ります。目に見えない汚れもあるので、全体をこするようにしてください。
  5. よく、すすぎます。洗剤を使っている場合は、泡が無くなっても最低2回くらいは水で流して、完全に洗剤を流してください。熱湯をかけて大丈夫なガラスのケージなら、熱湯をかけて、消毒しておきます。
    本格的にキレイにしたいのなら、赤ちゃんのほ乳ビンを消毒する消毒液を使って消毒すると、さらに安心です。
  6. タオルなどで水分をふき取り、天日で乾かします。カー用品店などで売っている、マイクロファイバータオルを使うと楽ちんです。
    いつもと違うケージに、ハムスターが我慢できずに暴れている場合には、新聞紙を敷いたところで、ケージを組み立てて、中だけでもタオルやドライヤーを使って乾かし、早めにセットしてあげてください。
  7. 乾いたら新しい床材を敷き、ケージを元通りにします。
    新しく床材を入れるときに、床材の下に新聞を敷いておくと新聞紙が水分を吸うので、少しくらい湿っていても安心です。また、床材の中にミックスフードを少し隠しておくと、ハムスターがケージを掃除した後に、いいことがあると覚えることがあるので、掃除のストレスを少しだけ減らせます。ケージの外でお腹を減らしている場合もあるので、いつもの世話の時間より早くても、この時にエサの用意をしてあげると、さらにストレスを減らせます。
    私は、ケージに新聞紙を敷いたら、飼育用品や床材を入れるより先に、ハムスターをケージに戻します。ハムスターが怖がる場合もあるので、この方法がベストではないですが、飼い主が掃除をしたということを強く認識させるために、そうしています。
    ケージに入れたハムスターが、ケージ内を爆走する場合は、うれしいのではなく、ケージのニオイが消えてのが原因で、臭いを付けているだけです。環境や飼育方法になれていない場合に、走り回ることが多く、すぐに巣箱に戻る場合は、眠たいかケージの外が怖いと思っている可能性があります。