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ハムスターが噛む理由1(手・興味)

ハムスターのことをよく知らない人に聞くと、必ず「増える」「かじる」と言われます。ハムスターを飼っている人も、ハムスターがかじることが当たり前だと思い、ケージの中にかじり木などを入れている人がいますが、ハムスターの前歯はエサを食べるために発達していることを忘れないください。

「ハムスターに噛まれた」ではなく、「ハムスターに噛ませてしまった」と思うようにしましょう。噛まれるような飼育方法をしてしまった、原因を考えることが必要です。また、気の弱いハムスターは人間を噛むこともできずに、ストレスではげる可能性があります。

手を噛む

ペットとして、しっかり飼えている場合、本気で人間を噛むことはほとんどありません。
相手を本気で噛むと自分が逃げられなかったり、噛み返されるる可能性があるのを知っているからです。また飼い主のことを、エサ持ってきてくれたり、自分より強いというのもハムスターは知っています

エサと間違える

エサと間違えて、エサを持っている飼い主の手を噛むハムスターがいます。単におっちょこちょいな性格と思いがちですが、実際には飼い主のことが怖いと思っているのです。エサは欲しいけど飼い主が怖いので、急いでエサを取ろうとして、間違って手を噛んでしまうのです。ゴールデンハムスターはいつもおどおどしているので、本気で噛むことはありませんが、ジャンガリアンは本気で噛んでくることがあります。
飼い主が手を噛まれて、声を出してしまったり、急いで手を動かすことで、さらにハムスターがおびえることもあります。ハムスターがエサをちゃんと持っていくまで、痛くないのなら指を噛ませて、あわてなくても大丈夫だということを理解させましょう。しかし、ず〜っと噛んでいるようなら、手を噛んでいるということをハムスターに教えてあげてください。本気で噛んでいないのなら、わき腹をさわったりして、ビックリさせると簡単にやめてくれると思います。
なれてくると、指の隙間にある取りにくいエサも、くわえたり舐めたりして器用に取ってくれるようになります。

動物性タンパク質が欲しい

動物性タンパク質が不足していると、動物の肉を食べようとします。動物性タンパク質が不足したままだと、2匹以上で飼っていると共食いし、1匹だと人間の手の皮を食べる可能性があります。ときどき、動物性タンパク質のエサは与えるようにしましょう。
またハムスターは昆虫を食べる動物で、野生では必ず昆虫を食べています。その本能は忘れていませんし、体に必要な栄養分です。できるだけミルワームなどの昆虫を、エサとして与えるようにしましょう。

何度も同じ所を噛む

同じ場所を何度も血が出るまで噛む場合は、飼い主の手のことを、よほどおいしそうなエサだと思っているのか、飼い主に殺意を持っているかです。ほとんどの場合は後者だと思いますが、殺意といってもハムスター自身は人間を殺せると思っていないので、「窮鼠猫を噛む」といった感じです。
よほど飼い主が気に入られてないか、ハムスターにイヤなことをしたのか、怖い思いを思い出したのかなど、問題は飼い主側にあると思うので、原因を思い出してハムスターとの信頼関係を結びましょう。

チクッと軽く噛む

ハムスターを手の上に乗せていると、「早くエサをくれ!」「早く降ろしてくれ!」という合図で噛んでくることがあります。飼い主が甘噛みだと思っているのは、ほとんどコレだと思います。ハムスターが飼い主に、早くしろと命令をしているので、手から降ろすと別の行動をします。噛まれてもチクッとするだけで、あまり痛くはないですが、甘やかしすぎて育てている場合には、いろいろとトラブルの原因になります。

繁殖期に噛む

ハムスターに限らず、発情期になれば気性が荒くなったり、育児期に子供を守ろうとして人間に飛びかかる場合があります。私自身、発情期や、育児期にハムスターに噛まれたりしたことはありませんが、妊娠のきざしを感じたら、子食いの原因にもなるので、ハムスターになるべく接しないようにしましょう。
また、メスは妊娠すると少し気性が荒くなるハムスターもいますが、人間よりオスを噛むので、実際には人間を噛む理由にはなりません。手にオスの臭いが付いている場合は、飼い主の手をオスだと間違えることもあるので、世話をする場合はメスからしましょう。

ケンカをして噛む

ハムスター同士がケンカをしている時に、ケンカを止めようとして噛まれることがあります。ハムスターにケガをされるより、自分の手を噛まれた方がマシだと思い、私は噛まれることを覚悟で急いで手を入れて仲裁しますが、飼い主の手にビックリして噛むハムスターは決まっているので、少し注意するだけで実際には噛まれることはありません。
集団飼育していると、時々こんなことが起こりますが、ほとんどの原因はどちらかがビックリして、ケンカのようになっているだけでケンカではありません。しかし、ゴールデンハムスターのオス同士のケンカは、本気でケンカをしている場合があるので、仲裁する場合は間に板を入れるなどして、飛びかからないようにしてから、ハムスターの気持ちが落ち着いたところで、別々のケージで飼いましょう。

興味本位で噛む

ハムスターは見たことのない物があると、何でも噛もうとします。人間の子供も同じです。食べられない物だと分かると、同じ物を噛まなくなりますから、噛まれても問題のない物なら、そのまま噛ませても大丈夫です。しかし、噛んで壊すことが楽しいと覚えてしまうと、いろんな物を噛んで壊してしまうようになります。噛むことに楽しさを覚えてしまうと、噛むことをやめさせることがストレスになってしまいます。それらのことをうまくコントロールしてやると、ハムスターも飼い主もストレス無く、楽しい共同生活ができます。

ハムスターに限らずげっ歯類は、ゴム製品を噛むのが好きです。しかしケーブル類は、一度噛んでしまうと噛まなくなります。ケーブルには、ビニールが多く含まれているからだと思います。適度な堅さがあり、壊して楽しい物を噛むようなので、ケーブルにシールドをしてしまうより、噛まれにくい素材のケーブルにした方が、噛まれないし長持ちします。しかし、エサが適切でない場合や、ストレスが溜まったりしている場合、退屈で仕方がない場合は、噛むことがあるので気をつけましょう。