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ハムスターが噛む理由(巣箱・ケージ・ケーブルを噛む)

囓り木や巣箱などを噛む

適切な餌を与えて、ストレスの少ない環境で育てているのなら、巣箱などを囓ることはありません。氷を囓るのが好きな人と同じように、ストレスが溜まり欲求不満なのか、巣箱が狭い、巣箱が暑いなどの理由があります。広い巣箱やケージに変えたり、ハムスターをあまりさわらないようにしましょう。気が弱くて、うまく飼い主と接することができないハムスターの場合は、特に注意が必要です。

囓り木や巣箱などを噛むことで、歯を痛めることがあるので、餌以外は噛ませないようにしましょう。また、ハムスターの歯は歯ぎしりしただけで簡単に削れるので、囓り木は必要ありません。

ケージを噛む

イライラしている

部屋が暑い、お腹が減ったなど、単に欲求不満なので、快適なハムライフを満喫できるように飼育環境、飼育方法を改善しましょう。

餌が欲しい

ケージ越しに餌を与えないようにしましょう。ケージを囓っている時に餌を与えてしまうと、ケージを囓ると餌がもらえると覚えてしまいます。特にゴールデンハムスターは、すぐに覚えてしまうので注意が必要です。ハムスターが飼い主を見つけられない時は、ケージを噛まないのでこっそり観察しましょう。

ケージから出たい

ケージを壊して外に出よう(脱走)としています。ケージの出入り口付近や、行きたいところがある方向を囓り、飼い主がいないときに多く噛みます。そうなると、不正咬合になることもあるので、毎日決まった時間に必ず散歩させたり、ケージ中を安全で快適にする必要があります。
[ 飼い方 > ハムスターの散歩 ]

ケージなどを噛むと不正咬合になる可能性があります。しかし毎日、1時間くらいケージを囓っても、切歯への負担が原因で不正咬合にはなりません。歯の矯正をした人は分かると思いますが、簡単に歯の向きは変わりません。またハムスターのアゴは前後に、動くようになっているので、金網くらいの物は無理なく噛めます。それより歯ぐきに傷ができて歯周病になったり、歯を引っかけてしまい歯が折れることの方が心配です。事故によって不正咬合になることもありますが、ハムスターが歯の病気や怪我をした場合、もう一度飼育環境や飼育方法をよく考え、改善方法が見つからない場合や、改善方法を実行できない場合は、今後ハムスターを飼うのをやめましょう。
[ 病気データベース > 不正咬合・切歯破折 ]

[ 飼い方 > しつけ・トラブル > ケージを噛む ] も併せて読みましょう。

ケーブルや家具を噛む

ハムスターが物を噛む理由は、ハムスターの習性や感覚を理解し、ハムスターの気持ちになれば、案外簡単に原因が分かるものです。
ケーブルの断線があると、ネズミの責任されることが多いですが、本当にネズミが囓ったのなら4本の歯形が付いています。

ハムスターが家具の隙間に入れないように、いろいろと努力をしている飼い主は多いと思いますが、ハムスターは目ではなく、臭いでも通路の位置を確認できるので、わずかでも空気が流れていれば、そこに道がある分かります。その道が細ければ細いほど、天敵から狙われにくい安全な通路であることを、まずは理解しましょう。
その通路が細ければ、ハムスターは体に合わせて広げようとします。その通路に邪魔な物があれば、ハムスターは取り除こうとします。しかも、ハムスターは勤勉な性格なので、暇さえ見つければ、それを実行しようとします。
また、ストレスが溜まるような飼い方をしていると逃げ道を作るため、その通路に執着する可能性があるので、気をつけてください。

たとえば、ハムスターが無理をすれば通れる幅の隙間に、ケーブルがあるとします。隙間はハムスターにとっての通路ですから、途中で動けなくなる可能性があると思うと、壁を壊したり家具を壊したりして安全に通れるように、隙間を広げてしまいます。たとえ、壁や家具など壊れない物だとしても、ハムスターは地中に住む動物なので、壊れると信じ壊そうとします。そのことで、歯や足をケガをすることもあります。ケーブルは、ハムスターから見れば、地中のトンネル内に生えている木の根っこで、木の根は放っておくと伸びてくると知っています。だから、木の根が太くならないうちに、囓って成長を止めようとします。
また、いつもハムスターが通る壁際に大きな段ボール箱を置くと、その段ボール箱に穴を空けようとします。場合によっては、段ボール箱の下に道を造ろうとして、じゅうたんや畳に穴を開けてしまいます。

噛むことを覚えられてしまったら、大がかりな部屋の模様替えが必要です。そこの部分だけ変えてしまっても、ハムスターの頭にあるナビゲーションシステムは人間より優秀なので、簡単に忘れてくれません。

これらの回避する方法は簡単です。家具を壁にピッタリ付けずに、ハムスターが通れる隙間を空けます。そして、ケーブルは壁や物に沿わさず、電信柱にある電線のように、ハムスターが届かないような高い位置に配線をするか、壁際から延長ケーブルを使って、部屋の広い場所にケーブル類を集めることで回避できます。広い場所にケーブルを持ってくることで、噛まなくなるのは意外かもしれませんが、ハムスターにとってはケーブルは、興味が無い物ですし、ハムスターは壁づたいに歩くので、近づこうとしません。
家具の隙間にあるケーブルが、トンネルの中に生えてきた木の根っこなら、部屋の真ん中にあるケーブルは、幹のすぐ下にある根っこです。ハムスターにとっての木は、天敵のいる場所でもあるので、避けて通ろうとするわけです。
動かせない家具は捨てて、キャスター付きのラックや衣装ケースなどに交換しましょう。キャスター付きの物なら、ハムスターは下をくぐり抜けられ、掃除も楽です。