オススメのエサや用品を使って、よりよいハムスターライフを。

イースター ハムスターセレクション 400g

イースター ハムスターセレクションのサイズ
直径4.5mmとハムスター用のペレットとしては小さいですが、めちゃくちゃ堅いです。実験動物用のペレットも含め、唯一指の力だけで折れなかったペレットです。

配合成分や小粒のペレットを固く作る技術など、初心者や業者にはウケが良いペレットですが、太りやすく、飽きられやすいペレットとして、利用者から不満のあるペレットです。

動物性の物が3種類も入っている割に、粗蛋白質がかなり低く、粗脂肪が繁殖用並、粗繊維はそこそこと、コストを下げるための配合とも思えますが、太る原因にもなっています。
特にドワーフ系には、多めに食べないとタンパク質が不足し、脂肪分をさらに多く取りすぎる原因になるので、太るのだと思います。さらに、動物性タンパク質を増やすと脂質も増えてしまい、カルシウムが他のペレットより少ないのに更に吸収率が落ち、ペレットが堅さで歯が折れやすくなるなど、ジャンガリアンでバランスを考えて与えるのは難しいと思います。
また、糟糠(そうこう)をうまく配合しているため、繊維質を増やし、ペレットを堅く作っていますが、ハムスターにとっては不味く、堅すぎて疲れるエサになってしまっているので、飽きられやすいエサになってしまっているのだと思います。
人間の食生活で考えると、堅くて具の入っていないラーメンみたいな感じです。

私自身、このペレットで飼育されていたショップから購入したゴールデンに、他のペレットを与えるとその日に食べなくなり、ジャンガリアンは1週間後にほぼ食べなったうえ、平均的な体格になった実体験もあります。両ハムスターともアダルトサイズで購入した個体で、ヒマワリの種をたくさん与えても、購入時より太ることはありませんでした。
原因が分かりやすくいろいろ書くことができるだけで、ハムエッグに掲載できないほど、悪いエサでもありません。パッケージのシルエットはジャンガリアンですが、売り文句にしていることは初心者が起こしやすいゴールデンの問題のことで、ゴールデンのペレットとしては小さすぎるけど、ゴールデンなら問題にはなりにくいといった感じです。
ヌクレオチドが効果がある可能性があるので、初心者のポイントは多めにしてますが、常食させる物ではないですし、初乳に含まれる成分なので本来なら与える必要はありません。大きく書いてある方の配合成分は効果が期待できないので、効果を期待したいのなら専用のサプリメントを別途購入しましょう。

獣医師の指導によって開発されたとありますが、獣医師もいろいろいますよね程度です。
動物病院で売っていることもあり、獣医師に薦められることもありますが、特別良いペレットではなく、病気の時にエサを食べなくなると悪化することもあるので、急に変えない方が良いです。

  ハムスター
セレクション
フィード・ワン
ハードタイプ
実験動物・
長期飼育用
粗蛋白質 16.0%以上 23.0%以上 16.8%
粗脂質 6.0%以上 3.0%以上 4.2%
粗繊維 6.0%以下 5.0%以下 3.1%
粗灰分 7.0%以下 8.0%以下 6.1%
カルシウム 0.7%以上 1.0%以上 1.04%
リン 0.5%以上 0.7%以上 0.87%

原材料名:ホミニーフィード、米糠、小麦粉、大麦糠、アルファルファミール、チキンミール、小麦ふすま、チーズパウダー、フィッシュミール、ケルプミール、ビール酵母、植物抽出発酵エキス、オリゴ糖、たんぽぽ粉末、おおばこ粉末、酵母抽出物(ヌクレオチド源)、アガリクス(β-グルカン源)、殺菌処理乳酸菌、ミネラル類(未焼成卵殻カルシウム、食塩、硫酸亜鉛、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム)、アミノ酸類(DL-メチオニン)、ビタミン類(塩化コリン、E、ナイアシン、パントテン酸、B2、A、B1、B6、葉酸、K、B1、D3、ビオチン)、甘味料(ソーマチン)

ビール酵母、アガリクス、オリゴ糖、ソーマチンと、胃腸が弱いと下痢をする成分が4つも入っているので注意しましょう。

種類ごと適合 ゴールデン ★★☆☆☆ ジャンガリアン ☆☆☆☆ チャイニーズ ☆☆☆☆ ロボロフスキー ★★☆☆☆
完食の目安 ゴールデン 約25日 ジャンガリアン 約90日 チャイニーズ 約93日 ロボロフスキー 約104日
成長時期 ベビー ☆☆☆☆ ヤング ★★☆☆☆ アダルト ★★☆☆☆ シニア ☆☆☆☆
初心者 ★★★☆☆
エサの堅さ ★★★★★
適合表については [ 用品検索について ] を見てください。

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