ハムスターの総合サイト「ハムエッグ」

ハムスターのならしかた(手乗り・よくする間違い)

構い過ぎは死亡原因に

ハムスターのような動物は、人間が構い過ぎたために死んでしまうことがあります。1歳以内に亡くなる、ほとんどの原因が構い過ぎだそうです。

ハムスターはストレスに弱いので、触られたりするのが、とんでもなくつらいのです。特に子供は力の加減が分からないですし、ハムスターはほとんど表情がないので暴れているのを喜んでいるのだと思い、さらにストレスをかけたりします。ハムスターを健康的に飼う方法は、必要以上にかまわないことです。
また、小さな女の子でも、女性は気に入った相手を本能的に触りたがろうとします。嫌がる相手を触るのはいじめなので、自分自身の行為を考え直しましょう。

ゴキブリが人間を見つけて、逃げたり隠れたりするのは人間が天敵だからで、怖い思いをして人間の住む家に入ってくるのは、そこに食べ物があるからです。
子供が一人で家を出るときに、車に注意しなさいとか、知らない人に付いていったらダメだとか、言うと思いますが、驚異の対象は人間で、クモの巣に捕まらないようにだとか、スズメに食べれないようになど、言わないと思います。それは人間が、食物連鎖の頂点にいる大型の動物で、他の生き物の全ての天敵だからです。ハムスターから見れば、人間は超大型の肉食動物なのです。
だから、人間が巨大な肉食恐竜と一緒に暮らすくらい、ハムスターは人間のことを怖がっていて、餌をもらわないと死ぬから仕方なしに近づいてくると、まずは考えましょう。

よくする間違い

餌で気を引いてはいけない

ドックトレーナーが、餌を使って犬をしつけるのは、餌を動機付け(きっかけ)や褒美(ほうび)として使っているだけで、犬は餌が欲しいから従っているのではないです。犬は群れ意識が強いので、飼い主が喜んでくれると嬉しいと思うし、飼い主と一緒に行動できることを楽しいと思うから、そんな方法を使えます。しかし、ハムスターは群れ意識がないですし、飼い主と気持ちを共感できません。
ペットとして飼われているハムスターは、自分で餌を採取できないので、餌をもらえないことは死活問題ですから、餌という力でハムスターの心を買おうとする、一番卑怯な方法なのです。ましてや、餌を減らしたり抜いたりして、無理矢理言いなりにさせようなどしないように!この方法に対して、悪い例え方はたくさんあるので、餌で気を引くのはやめましょう。

ケージの外で餌を与えてはいけない

ケージの外をケージの中より、良い場所にしてはなりません。脱走の原因になります。ケージの中が安全で快適だと思えるように、ケージの中だけで餌を与える必要があります。

おやつは、ハムスターに取りに来させる

努力しなくても食べ物を手に入れられるのは、ペットの特権ですが、野生動物は自分達で餌を採取するのが当たり前で、誰かから与えられる物ではありません。
餌入れに餌がいつも入っていると、餌入れが野生での餌場になり、飢えることを恐れたり、無駄に餌を溜めることをしなくなります。そのため、主食のペレットなどの餌は切らさないようにしましょう。さらに、飼育環境に慣れていくうちに、その餌は飼い主が持ってきてくれることを覚え、自分にとって都合の良い生き物だと考えるようになります。
ハムスターが認識できればいいので、巣箱から出ていなくてもいいですが、餌はハムスターが起きている時間に用意し、そのときに近づいてくるようなら、おやつを与えてみましょう。おやつは飼い主から直接手に入れる食べ物で、それが癖にならないように、さらに都合の良い生き物だと感じるきっかけ程度にしましょう。

手乗りは当たり前?

「小動物=手乗り」や「なれる=手乗り」といった考えを持っている人もいるかもしれませんが、手の平に乗る大きさの生き物ならミジンコだって手乗りだし、餌をもらうためならカエルだって手に乗ってきます。

鳥などを手乗りにするのは、鳥は人間の身長より高いところに住んでいるので、そのままではコミュニケーションがやりにくいからです。また鳥には、群れ意識がある鳥がいたり、相手の声や姿形、動きで判断するなど人間に近いところが多く、高い位置だと、何かあってもすぐに逃げられるので、手に乗せるのには適した動物なのです。
しかしその反対に、ハムスターは地上を這う(はう)動物で、四肢(手足)やヒゲがしっかり地面に着いていないと落ち着かず、近眼で高いところは苦手で、落ちると怪我をしてしまいます。さらに、人間はハムスターの天敵なので、人間が接しやすい高さは、天敵に食べられるときの高さなのです。

病院に行ったときや、掃除をするとき、散歩をさせるときなどに、ハムスターを手で掴む必要があるので、手を怖がらないようにする必要はあります。しかし、掴みはしますが、手の平に乗せる必要はありません。
ハムスターは人間の手が餌を運んでくれることも、掴まれるとケージから出られるということも理解できるので、無理に手に慣れさせなくても、飼い主の手を怖がらないどころか、飼い主を追いかけてきたり、飼い主にタックルをしてケージに帰るから掴めと命令してくるハムスターもいます。中には、トイレをケージから出して掃除するのを知っていて、ケージから出してもらおうとトイレで待ってたり、手をかざすと全身の力を抜いて、飼い主が楽に掴める体制になるハムスターもいます。

まずは、無理にハムスターに接するより、人間が怖い存在ではなく、いっしょにいたり、触れられると、自分にはメリットがあると理解してもらうために、恐怖感を与えないことが必要です。そのためには、できるだけ触らないように飼育することを心がけましょう。そうすると、ハムスターから自分で接してくるようになります。

逆に手から降りないハムスターもいると思います。なぜ降りないのか考えてください。飼い主のことが好きだからというのは、99%くらい間違いだと思います。知らないところに降りるのが怖いなど、ハムスターの立場で考えましょう。
また、人間の手の暖かさが気持ちいいので、飼い主の手の中で寝てしまうハムスターもいます。飼い主にとっては、うれしいかもしれませんが、ケージの中が快適ではない、連れ回し過ぎで疲れている、痛いところがあってそうしないとつらい、などの理由があると思います。