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ハムスターのならしかた(間違った餌付け)

間違った餌付け

オペラント技法という、犬を餌やおもちゃでしつける方法があります。きちんと行動ができてから、褒美として餌を与える物で、餌で誘導することではありません。
特に初心者は、なんでも餌で誘導しようとすると、ハムスターが間違った覚え方をしてしまいます。あくまでも、オペラント技法は「しつけ」の方法であって、「ならす」方法ではありません。
訳も分からず餌付けをしていると、ハムスターが贅沢になっていくだけです。その行為は、ハムスターに良いところを見せて興味を持たせようとする行為であって、ハムスターの要求は餌を食べるだけではないので、逆効果になります。

たとえば、何か悪さをしたので、オヤツを使って誘導し、ケージに戻そうとすると、悪さをすると餌がもらえると覚えてしまいます。また、オヤツを見るとケージに戻されると覚え、オヤツを見ると逃げてしまったり、そのオヤツを食べなくなるだけでなく、オヤツが恐怖の対象になる可能性があります。
ケージを噛むので、おとなしくさせるためにオヤツを与えると、ケージを噛むとオヤツがもらえると覚えるのも同じです。

ハムスターは人間に捕まれることは怖いと思いますが、オヤツをもらったことは幸せだと思います。また、恐怖の後の幸せは、余計に幸せだと思えます。この心の転換をうまく利用します。
たとえば、オヤツをケージの外では与えないようにして、散歩からケージにハムスターを戻す場合は、ハムスターを怖がらせないように掴み、ケージに戻してからご褒美としてオヤツを与えます。
このときに、ハムスターがどう考えるかです。

  • ケージの外で捕まれたので怖かったけど、ケージの中では捕まれないので安心。
  • ケージの外は餌がなかったけど、ケージの中では餌もオヤツもある。
  • ケージの外は危険があったけど、ケージの中では安心して暮らせる。
  • ケージの外には出たいが、明日もまた出ることができる。

ハムスターがそう考えるようになると、ハムスターは散歩が終わったり、脱走に飽きたりすると、自主的にケージに帰ろうとします。自分で入れないケージだと、飼い主に寄ってきたり、飼い主に寄ってこなくても簡単に捕まえられるようになります。当然、ケージの中が安全で快適であるということが、必須条件になります。

個体の性格などにもよって多少違いますが、上級者たちは状況を判断しているので、どんなハムスターでもなつかせることができます。
しかし、あくまでも、ハムスターが自主的になつくのに任せるので、心を開いていないハムスターに対して、何をしても恐怖心の方が多く印象づけられてしまいます。ハムスターはフレンドリーな生き物なので、無理に接して恐怖を覚え込ましたり、逆効果な餌付けをする前に、十分環境になれてもらうことが必要です。

累代系飼育へ

累代系飼育(るいだいけいしいく)とは、1匹のハムスターが大人になり子供を産み、その子供が大人になり子供を産む、といったサイクルを繰り返し、その命の繋がりに付き合う飼育方法です。
累代系飼育(るいだいしいく)だと、種の固定化などカラーブリードに使われるようです。

ハムスターは群れで行動する種類の動物ではないので、ハムスター同士でもうまくコミュニケーションを取ることができません。しかし短期間で家畜化してしまった動物なので、飼い主同士が繁殖させたハムスターなどが増えていくと、人ともコミュニケーションが取れるハムスターに進化してゆく可能性もあります。このことなどが、ハムスター以外のペットでは行いにくい、累代系飼育ができる楽しみでもあります。