ハムスターの総合サイト「ハムエッグ」

世話(時間 餌 野菜 水の交換)

世話の仕方

ハムスターは夜行性で餌を溜める習性があるので、他の動物と世話の仕方が違います。
実験動物や他の動物の飼育方法が、基になっている飼育書やホームページがあり、ハムスターがうまく要求を満たせずトラブルが増えることがあるので、注意が必要です。
ハムスターは体が小さいですが、生後3ヶ月も経つとほとんど大人で、自分でできることも多く、それが本能的要求を満たすことにもなるので、人間の子供を扱うように飼い主が手をかけすぎると、トラブルになることも覚えておきましょう。

ハムスターの顔を見るのは、基本的に世話をする数分程度だけで、ハムスターにさわることもなく世話をするのが良い方法です。もっとコミュニケーションを取りたいのなら、散歩をさせたりミルワームを与えましょう。

[ 飼い方 > ハムスターの散歩 ]
[ 飼い方 > ミルワームの飼い方 ]

世話の時間

ハムスターは夜行性なので、普段の世話の時間は夕方以降で、ハムスターが起きてからが良いです。しっかり飼えていると、夏と冬とで起きてくる時間も違うので、その時間に合わせるのがベストです。
毎日同じ時間に世話をしようとすると、ハムスターもその時間に合わせて寝起きしますが、巣箱から出てくる時間や歩き方をよく見て、病気の兆候を見逃さないようにしましょう。
ケージを洗う場合は、乾かす必要があり、温度の下がった夜に寝床を潰すと生活や健康に問題が出るので、ケージは昼以降に洗います。

ハムスターを迎えたばかりでも、寝ているときなどに、こっそり世話をするようなことはやめましょう。寝ているときに驚かせてしまうと、寝ぼけてうまく原因の分析ができず、飼い主のことを敵だと思ったり、驚いて起きなくても、ハムスターが知らない間に環境が変わってしまうことで、見えない敵がいると思いこむ可能性があります。
ペットとして飼われているハムスターは、人間と住んでいて、人間が便利な存在だと認識してもらう必要があるので、馴れていなくても、起きている時間に堂々と世話はしましょう。馴れていないと巣箱から出てこない場合がありますが、そのハムスターの活動時間なら、起きて巣箱の中で音や臭いを使って周りの状況を観察しているので、巣箱から出てこなくても大丈夫です。

主食の交換

ハムスターが主食にしている餌は、腐りにくい物が多いので、毎日交換するともったいないだけでなく、ハムスターは1日に食べる量が少なく、餌を溜める習性があるので、数日間は減った分だけ継ぎ足し、常に餌が入っている状態にします。

飼育上級者が餌入れを食器と言わないのは、ハムスターには餌入れが餌を採取できる餌場だからです。またハムスターは、食べ物の少ないところに住み、餌を効率よく溜めるために、ほお袋を進化させた動物です。そのため、餌が少ないと思うと、必要以上に巣箱などに溜め込もうとします。逆に餌が多いと思うと、落ちている餌でも、餌入れに溜めたりすることもあるので、飼い主にとっても管理しやすくなります。
野生であれば、必要以上に溜めた餌は、発芽したり、他の生き物が食べて分解されたりと、正しくリサイクルされますが、ペットとして飼われている場合は、餌が痛むだけなので、巣箱など飼い主が管理しにくいところに、餌を溜められると困る場合があります。
さらに、巣箱などに溜めてある餌を、飼い主が捨てたりしてしまうと、餌を盗られたと思うことがあり、ハムスターとの関係が悪くなることもあるので、そのことも防げたり、必要以上に餌を溜めなくなるので、減った量で食べた量も把握しやすくなります。

餌入れの掃除は、ハムスターが入ってしまうような餌入れだと汚れやすくなりますが、たまに除菌ができるウェットティッシュで拭いてあげる程度で大丈夫です。

野菜・果物の交換

腐りやすい野菜や果物を入れ、毎日交換するより、キャベツなどの腐りにくい野菜を入れて、いつも食べられるようにする方が、ハムスターの生態にはあっています。

野菜は野草を人間が改良した物が多く、ハムスターが本能的に知っていて必要な食べ物ですが、その反対に果物は、乾燥地帯に住むハムスターは知らない食べ物です。また、果物の成分のほとんどが糖分と水分で、甘くてよく食べるけど、水分や糖分で体温が下がったり必要な栄養が摂れなくなるので、与え方を間違えると体調を崩す可能性もあります。なので、果物はなるべく与えない方が良いです。

一人暮らしで生の野菜を買いにくい場合は、乾燥野菜で代用できますが、野生のハムスターは、水分のほとんどを野草から摂っているので、できるだけ生の野菜を与えられる方法を考えましょう。乾燥野菜は水分を吸うと傷みやすく、量的にも生野菜の方が経済的で安全です。
鮮度は落ちますが、冷蔵庫やジッパー付きのビニール袋などをうまく利用し保存すると、キャベツは1ヶ月くらい保つ場合があります。また、乾燥野菜の代わりに、カップ麺に入っている乾燥野菜を与えることもできますが、間違ってもワカメや味のしみこんだ物、水分を吸収して膨らむ物は与えないようにしましょう。他には冷凍のミックスベジタブルなどが使えますが、ペレットに含まれている栄養ばかりで、水分と食物繊維と食感の満たすことが目的なので、生の野菜や野草が一番です。
ちなみに私は春になると、自然採取したタンポポやヘビイチゴを与えたり、秋になると皮付きの焼き芋を与えたりします。

野菜用の餌入れは、大きさが大きく、ハムスターが中に入ってしまうので、餌を交換するたびに洗うか、除菌用ができるウェットティッシュで拭いてあげましょう。白い食器を使っていると、カビが生えても分かりにくいので、特に注意しましょう。

水(給水器)の交換

水も腐るので、毎日水を交換するようにしましょう。
特に夏場は腐りやすくなるので、1日2回以上、水を入れ替えてもかまいません。暑いとハムスターも昼間に起きて水を飲むので、夏は朝と夕方に交換するのが良いかもしれません。
冬場は暖かすぎない部屋なら、2〜3日に1度でも大丈夫ですが、いつ交換したのか分からなくなることもあるので、冬場でも毎日交換する方が良いです。

水を交換する場合は、必ず水道水で給水器をしっかりすすぐようにしましょう。ワンウェイバルブ付きの給水器は、ブラシでは洗えないし、台所用品や洗剤にも雑菌が繁殖しやすいので、下手にブラシでこするより、塩素が少し入った水道水ですすぐ方が安全です。そして時々、ほ乳瓶を消毒する薬品で、消毒、殺菌をしましょう。
ボトルに栄養剤や、ミネラルウォーター、浄水器の水を使っている場合は、さらに腐りやすくなるので、水の交換はマメにしましょう。
消毒するときは、湯煎専用に使っている鍋などを利用しましょう。鍋も一緒に消毒できますが、台所にはゴキブリやナメクジなど出るのは、人間の食べ物がそこにあるというだけでなく、細菌も繁殖しやすいのも理由なので容器選びも大事です。