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ハムスターの散歩(散歩させない時期・トラブルの原因)

散歩させない時期

縄張り意識が低く、好奇心の旺盛な、子供のハムスターをケージから頻繁に出してしまい、テリトリーとホームレンジの区別ができないように教育してしまうことがあります。物の分別も付かない頃なので、危険な物を齧って事故に遭う可能性もあります。
私の目安ですが、生後3ヶ月以上、ゴールデンハムスターでも飼育を始めて1ヶ月以上、十分飼い主になついて、トイレなどもキッチリ覚え、環境になれたと思えるくらいにならないと難しいと思います。

野生のゴールデンハムスターは、冬はほとんど巣穴から出ずに、暖かいうちに溜めた餌を食べて冬を乗り越えるらしいです。飼育環境でも他のハムスターに比べて、冬場はあからさまにめんどくさそうな行動をする個体もいます。
ペットとして飼われているハムスターは、冬を乗り越えられる量の餌を溜めることはできず、せいぜい数日分しか溜められません。なので、寒くても餌入れの餌を回収するために、巣箱から出てきます。ハムスターの感覚だと、新鮮な餌が出てくる場所(餌入れ)が寝床の少し離れた場所にあるので、寒いけど取りに行っている感じです。
その時に、飼い主を見つけると、餌をもらおうか散歩に出ようか迷っていることがあります。それを、散歩に行きたいのだと思い込んでケージから出したり、ケージの外がハムスターが思うより寒かったりすると、人間に捕まると寒くて怖い(ケージの外)に連れて行かれると思い、飼い主のことが嫌いになる可能性があります。

実際に私の判断ミスで、寒くなり始めた頃にゴールデンハムスターをケージから出してしまったことがあり、ほとんど巡回をせずに部屋の隅っこで小さくなっていました。しかも、その次の日から、私を見つけると猛ダッシュで巣箱に戻るようになってしまいました。しかし、餌がもらえると分かると、いくら寒くても逃げずに近づいてくるところが、ゴールデンハムスターらしいです。
よくなついたハムスターだったので、春が近づくとケージから出してくれとせがむようになりましたが、次の冬は何もしていないのに、出たくない日は猛ダッシュで巣箱に戻り、また次の春が近づくと散歩をせがむようの繰り返しでした。そういうことは、しっかり覚えているんだなぁ~と感心しました。

地域や飼育環境にも差はあると思いますが、私の住んでいる神戸なら12月から2月が出たがらない時期で、私の感覚だと、今日は暖房がなくても大丈夫かな?と思うような日が続くと、ハムスターが散歩に出たがるようになります。ゴールデンハムスターは春になると、中腰状態で立ち上がり、鼻を突き出しキョロキョロしてケージの外を気にします。
寒くなると、健康なときでも巡回の時間を短縮したり、場所を減らしたりすることもあるので、そのことも基準に入れて判断しましょう。

トラブルの原因

散歩させたくない飼い主は、そのまま脱走されたり、物を壊されたりするのではないかと考えがちです。
犬のように、絨毯の上に小便をしたり、爪で床を傷まみれにすることもありません。しかし、ハムスターは巣に執着するため、飼育環境が悪いと問題を起こしてしまいます。

別荘を造ろうと餌や巣材を持ち出す

巣箱やケージが狭い、レイアウトが悪い、飼い主がケージに手を入れまくるなど、安心できない飼育環境だと脱走したり別荘を造ろうとします。
巣穴の外では、餌を見つけて持ち帰ったり、すぐに逃げたりできるように、ほお袋を空にしてから散歩に出るのが普通ですが、別荘と造ろうとケージを出ていく場合は、ウッドチップや餌をほお袋に詰めてから出て行きます。別荘を造る場所が決まっていない時は、ほお袋は空のまま、現地調達したり、ケージと別荘を何度も往復して運ぶ事もあるので、最初のうちは気をつけましょう。

食べ物を持ち帰る

初心者にありがちですが、ケージの中ではヘルシーと名ばかりの粗悪な餌を主食として与え、ケージの外でハムスターを手の上に乗せておやつを与えしまうと、ケージの外の方が栄養価の高い餌の採取ができると考えてしまいます。他には餌を与える量が少ないと、落ちている食べかすや、飼い主がストックしている餌を持ち帰ってしまいます。
ハムスターも新鮮で栄養価の高い餌の方が好きですが、ほお袋に物が入っていると散歩の邪魔になるので、しっかり餌を与えていると餌を拾ったりしません。

ティッシュペーパーを持ち帰る

巣箱や床材・巣材が悪いと、ちぎった絨毯やカーテン、ティッシュペーパーを持ち帰ってしまいます。十分な量を持ち帰る必要があるのなら、何度も往復したり、毎日少しずつ持ち帰ったりします。
凍死などの原因になるので、ケージの中の温度管理はしっかりしましょう。

何か囓られる

初心者が一番心配することではないでしょうか?部屋が汚いので、それ以上荒らされたくないと思っているのなら、まずは掃除をしましょう。
ハムスターの巡回ルートに、邪魔で排除できそうな物があると、壊して安全な道を造ろうとします。たとえば電源ケーブルなら、まとめて太い束にしたり、ハムスターが通らない部屋の中央に這わしたり、高い位置に設置するなど、いくらでも解決方法はあります。

帰ってこない

別荘を造ろうとしていないのなら、好奇心やトラウマが勝っていたり、飼い主がケージに戻すのが早すぎて帰るのが嫌で逃げているなどの、理由が考えられます。
好奇心や戻すのが早すぎることが原因なら、興味の強い所からチェックするので、部屋の巡回ルートが日によって違ったりします。安全が確認できれば、興味がなくなるので、日が経つごとに散歩時間が短くなります。
部屋に物が多すぎたり、日によって物が違う場所にあるなどの、汚い部屋だと、ハムスターが毎日臭い付けしたり安全な通路を確保しても、追いつかなかったりリセットされてしまうので、必要以上に縄張りの安全確認に時間を費やします。
問題は、ペットショップや以前の飼い主や環境が原因のトラウマで、いくら飼い主が努力しようと解決できないことがあります。とはいっても、しっかり飼っていればトラウマより本能が勝つので、普通は気にすることでもありません。