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ストレス 6

ストレスを感じやすい状態2

眠っているとき

目覚まし時計が、光やニオイではなく音を出すのは、耳が危険を感じるためにある器官だからで、眠っているときでさえ働いているからです。また、起きているときよりは鈍感ですが、簡単に機能をオフにできないため、眠っているときでもハムスターは音には敏感です。
ちなみに耳が良い人は、多くの情報を取得してしまうために、情報収集が得意な反面、集中するのが苦手なことが多いので、音を遮断すると集中(安心)しやすいです。耳以外のことにも言えることですが、優れていることがマイナスになることもあり、何かが苦手な人は、他に優れているところがあるということでもあるので、自分の得意なことを探したり、他人を馬鹿ないことも大切です。

ハムスターの場合は、寝床に大量の床材を詰め込んだり、出入り口をふさいだりして、音を遮断して安心できる環境を自分で作ろうとしますが、夏場に冬用の布団を使って体調を崩すことにもなるので、ハムスターが眠っている昼間でも、静かにしてあげましょう。
床剤にウッドチップではなくキッチンペーパーや牧草を使っているなど、音を防ぐこともできない飼育環境だと、眠っているときでさえ安心できないので、ストレスは溜まる一方になります。また、ハムスターは巣穴を深く掘ることで、音や敵から身を守る習性もあるので、巣箱を掘ったりするなどの問題行動も見逃さないようにしましょう。

人間でも5歳くらいにならないと、夢と現実の区別ができず、ハムスターが夢と現実の区別ができるとは思えません。いくら優秀な飼い主でも、夢の中はどうすることもできないので、起きているときの恐怖(ストレス)が夢の中で再現しないようにするためにも、安心できる飼育環境を作ってあげましょう。

妊娠・育児

ストレスは生き残るための防御反応で、生きる目的が子孫(DNA:遺伝子)を残すことなので、妊娠したり育児している最中は、人間のような天敵のいない動物でも、最も過敏になりやすい時期です。
自分(母体)や子供を守ろうと飼い主に噛みつくならまだしも、生きる目的がストレスになって、子食い(自分で産んだ子供を食べる)をしたりと、ハムスターが冷静に判断できなくなることもあるので、初心者は繁殖しないようにしましょう。

野生のハムスターは、親離れしてから亡くなりやすいので、子供を多く産むだけで、産んだ子供はすべて親離れできるようになるまで育てるのが本来の姿なので、子食いを当たり前だと思わないようにしましょう。
また、飼い主にアピールしながら子供を食べたりすることはなく、ストレスから死産してしまうこともあるので、飼い主が子食いを目撃しなくても、ストレスを感じていないとは言えません。生まれた子供の数が少ない場合は、特に注意をする必要がありますが、飼い主の臭いなどの痕跡が子供やケージの中に残ってしまうと、そのことがストレスになってしまうので、無理に子供の数を数えないようにしましょう。

しかし、飼育環境が安全に過ごせる場所だと思ったり、飼い主が食べ物を持ってきてくれたり、自分の行動をサポートしてくれる便利な存在だと思っていると、ストレスを感じるどころか、いつもより友好的なのが、ペットとしてのハムスターです。そうなるように、繁殖より先に、安全で安心できる飼育環境を整えたり、接し方を学ぶことが大切です。
そもそも、ハムスターは単独飼育が基本で、繁殖後のオスや、子供同士でも、なわばりを主張し合い敵同士になってしまうので、親になるハムスターの環境すら正しく整えられないのなら、繁殖は無理です。

ストレスに似た変化

寒い時はより体温を上げようとするので、寒いときにもストレスを感じたときと同じように体に負担がかかります。また、寒すぎるとハムスターの体内にいる細菌がうまく活動できないので、食べ物をうまく消化できず下痢をしたり、病気になりやすかったりと、これもストレスを感じたとき似た状態になります。

ゴールデンハムスターは、人間を噛みにくいハムスターですが、自分は人間に勝てないとよく分かっているハムスターなので、人間を噛んだり、暴れるなどの方法で不満を解消しないので、ストレスをため込みやすい性格です。そのために、ウェットテイル(下痢)になりやすいのです。
また、ゴールデンハムスターは寝床を作るのが下手なので、他のハムスターより寒さに弱く、寒いと散歩をしたり回し車をほとんど走らなくなど、冬場はさらにストレスをためやすくなります。
そのため、冬場は無理にケージを掃除するのはやめましょう。寒さとストレスで悪い循環を作ってしまうだけでなく、人間嫌いになります。

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