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敷材・床材・巣材(針葉樹・広葉樹・紙)

ウッドチップとは

針葉樹(しんようじゅ)とは、松(マツ)や杉(スギ)などの細い葉をした木のことで、ポプラやユーカリなど葉っぱらしい葉をしている木を、広葉樹(こうようじゅ)と言います。
チップとは細かく裁断した破片のことを言いますが、ハムスターの床材に利用する物は、薄っぺらい「おがくず」に近い物で、木の破片などの固まりは床材には適さないです。

実験動物の飼育データでも、ウッドチップを使った場合に繁殖や成長の成績が良いから、ウッドチップが使われていて、実験動物の飼育方法を真似てペット用として使われるようになったらしいです。しかし、ほんどの飼い主はそのような事情を知らずに使っている訳ですが、毎日利用している飼い主にとってはデータがなくても飼うことで実証できているので、事故もなく使われ続けているという歴史的なことがあります。
また、野生のハムスターは食べ物に困ると、木の皮を食べることもあるらしいので、ウッドチップなら誤飲してもハムスターは消化できます。消化できるといっても、餌に代わりにはならないので、餌はきちんと与えましょう。

ペットショップでウッドチップが使われて、その中でハムスターが平気で暮らしているのに、ウッドチップはアレルギーになると言って、初心者にハムスターと共に高そうな床材を売る、おかしな店もありますが、その方が店が儲かるんだろう程度に聞いてた方が、無駄遣いしないで済みます。
アレルギーに関しては、後半にまとめて書いてあります。

針葉樹のチップ

針葉樹のチップ
針葉樹のチップ

ペット用に売られているウッドチップは、ほとんどが針葉樹のチップです。

後のコラムにも書いているように、アレルギーの可能性がわずかに高くなると分かっている素材なだけで、普通はアレルギーにはならないので、まずは針葉樹のチップを使用することを考えましょう。
ウッドチップはペット用品としてメジャーな商品なので、売っていないペットショップを探す方が難しいのですが、それゆえに安価で悪い商品もあり、扱っている商品でペットショップの善し悪しも判断できます。

広葉樹のチップ

繊維タイプの広葉樹のチップ
繊維状だとハムスターも歩きやすい
ユーカリを利用した広葉樹のチップ
ユーカリのチップ

針葉樹のチップが不安なら、広葉樹のチップを選ぶ程度のものです。
ノンアレルギー製品だと嘘を書いてある商品もありますが、アレルギーにならない物は実質的になく、分かっているか分かっていないか程度の違いなので、広葉樹のチップだからといって過信しないことが大切です。広葉樹のチップは比較的品質の高い物が多いですが、不安がる飼い主をターゲットとした、広葉樹というだけで品質の低い安易な商品もあるので、広葉樹なら何でも大丈夫ということもありません。

繊維状に細く裁断したウッドチップは、ほとんどが広葉樹のウッドチップで、繊維状のチップの方が機能的にも、ハムスターの生態にもあっているので、少し高いですがオススメです。
特に、ロボロフスキーのような寝床やトンネルを作るのがうまいハムスターには、さまざまな要求が満たせるだけでなく、飼い主から見ても楽しそうに見えます。さらに、ケージの底に敷くときに、少量の牧草を床材に混ぜたり、新聞紙を入れると、さらにうまく寝床やトンネルを作ることができます。ゴールデンのような、寝床を作るのが下手なハムスターには、保温性を確保しやすいので、冬場にもオススメです。
ちなみに、繊維状に細く裁断したウッドチップの方が、間違って飲み込んでも消化しやすいだけでなく、広葉樹は平均繊維長が針葉樹より短く誤飲しても分解しやすいので、ほんの少しだけ心強いです。

ペーパーチップ

色が白いので見た目で清潔だと勘違いしている飼い主や、過剰にアレルギーを心配する飼い主が利用することが多く、あまり実用性もありません。
床に何か敷かなくてはならないと分かっているけど、よく分からないから、パッケージに書いてあるうたい文句をうのみにして、知っている人から見ると、お金を使って住みにくくしているようにしか見えないこともあるので、他人の飼育環境を参考にするときにも、注意しましょう。
そのため、飼育が下手な飼い主が使う床材としてイメージが強いのが、ペーパーチップです。

ペット用に売られている物は、何かの副産物や、品質を下げた物で、人間の物ほど安全ではありません。紙オムツの切れ端をペット用として売っている物などありますが、人間用には使い道がないから、ペット用として売られているだけで、利用方法を考えると危険だと思える物もあります。
そもそも、ハムスターは口でくわえ、それを自分の利用しやすいサイズに加工してしまうので、いくら安全だと言われても使い方が違うので人工物は危なく、ハムスターが自分で適切な寝床を作れない素材なら、使えない素材になります。また、ほぐれてしまう紙は、綿と同じ問題が起こります。
そんな理由もあり、ハムスターにとってペットシーツはかなり危険な物なので、絶対に使わないようにしましょう。

ティッシュペーパーなど

ティッシュペーパーは、ホコリが出やすいため、アレルギーのような症状を起こしやすいです。また、吸水性が良すぎるので、ほお袋や口の中にくっつき、ハムスターが飲み込んでしまう可能性があるので、非常に危険です。
普通のティッシュペーパーには、水を含んでも溶けにくいように湿潤紙力増強剤が使われており、ホコリが出にくいティッシュペーパーは、さらに保水性を保つための添加物が入っています。キッチンペーパーやトイレットペーパーも、用途によって添加物の量が違う程度の物で、繊維を原料から取り出しても、そのままでは使いづらいので、何か混ぜてあるのが紙です。

キッチンペーパーなどを利用することを勧める人もいますが、料理に使うものだから、誤飲しても問題が起こりにくいだろうという推測だけで、爪に引っかかりやすいため、歩きづらいだけでなく、ハムスターが誤飲してしまいやすいので、私なら勧めません。
吸水性や、ハムスターだから起こる誤飲や危険性などを考えると、新聞紙くらいしか使える紙はないので、ハムスターの健康のためや、飼い主の財布の為にも、紙は使わない方が良いです。