飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

手足が足りない!末梢循環障害の怖さ

足が腫れたり、どす黒くなったりし、足が無くなった個体の事例です。
事故や冬眠、糖尿病などの病気、飼い主の不注意など、四肢が壊死しした事例は多いようです。

投稿日時:
投稿者:USER0470

ずいぶん前に回し車の軸折れでおたおたしてメールさせていただいた[USER_NAME]@京都です。
ゴールデンのメスのもでちゃん(4か月くらい)を飼っています。

この金曜に、いつものように浴びッ子ハウスを1時間くらいやってて(大好きなのでだいたいいつも1時間くらい砂浴びしています)出てきた、もでちゃんの両手を見てびっくり。青あざみたいなのが両手に出来て右手からうっすら血がにじんでいました。
年末にも一度砂の掻き過ぎ(?)で、同じような症状になっていたのでまたしばらく砂浴びは禁止ね。と思ってました。
ところが、土曜の夜回し車を今日は回さないなと不思議に思ってもでちゃんを抱いて見たら、両手両足が腫れ上がって(いつもの2倍くらい)不気味にどす黒くなっていました。
こんなことなら早く病院に連れて行けば良かったと後悔しながら今日病院に連れて行きました。
「血液検査をしないとなんとも云えないが、4肢が同じ症状が出ているので、虚血症による血栓が出来ているのだと思います。」と云われました。

そして、お医者さんが「もうこの足は取れてますね。」って見せてくださった、もでちゃんの右後ろ足、心臓が止まりました。夕べは確かにあった右後ろ足が足首から取れていました。(連れて行くのにハムスターボールの中に入れた主人も絶句していました)一番症状がましだった足なのに。
これは遺伝が原因なことが多い。でもハムスターには稀。手足に出ると耳に出る子が多いが、もでちゃんは出ていない。

お医者さんは、足が付け根からなくても元気に暮らしているハムスターはいっぱいいますし問題ありませんよとおっしゃってくださいました。
そして、抗生物質を飲ませて、感染予防のお薬を塗って下さいました。
でも、前足(人間でいうと手首から上の手のひら部分)は、もう、信じたくないのですが、腐って取れそうな感じです。
可哀想に。
手が使えないとペレットが掴めなくて、今は、カロリーメイトとあまえん棒でしのいでいます。
ペレットも食べさせようと水でふやかしてみたんですが、食べにくそうです。(鼻で押してしまいます)

皆さんに質問なのですが、手が不自由な子によい食べ物や、ペレットを食べさせる工夫はないでしょうか。
(あまり柔らかい食べ物ばかりで、歯が伸び過ぎるのも心配で)

ハムスターってほんと我慢強いですね。
人間なら悲鳴を上げてるところなのに。
何にも云わず、ひたすら寝て耐えているもでちゃんを見ているとかわいそうでなりません。

投稿日時:
投稿者:USER0471

[USER_NAME]@京都さん、こんにちわ。
[USER0471]です。

僕のところにも、もでちゃんと同様に末梢血管の循環障害で、四肢が壊死してしまった障害児の子(ゴールデンハムスターメス)がいます。
人間でいうと、肘・膝から先(前腕部、下腿部)がありません。

ハムスターってほんと我慢強いですね。
人間なら悲鳴を上げてるところなのに。

黒く変色して壊死している部分は神経も壊死しているので、痛みは感じないのでしょう。
一見、ものすごく痛そうですが、実際には痛みはないと思います。

人間の場合でも、末梢循環障害で壊死が発生する病気:凍傷や糖尿病、そして寝たきりのお年寄りに発生する、褥創(じょくそう・・・床ずれですね。)の場合も、壊死した部分に痛みを訴えることはほとんどないのですが・・・。
痛い場合はその境界部で炎症などが起こっている場合でしょう。

さて、症状のことはさておき、ペレットがうまく固定できなくて上手に食べられないんですよね。

うちの障害児の子も、最初は苦労していましたが、やがて隅っこに持っていって、ケージのコーナーに押し付けてかじる事を覚えました。
大きいクリップにペレットを2、3個挟んであげたこともあります。
それでも時々食べにくそうにしてることもあったので、それまで床に新聞紙を敷いていたのを、パインチップや牧草、敷きわら、シュレッダー屑などのミックスしたのに変えてあげると、そこに押し付けて食べるようになりました。

ニッパイのオリジナルのペレットをメインにあげているのですが、全部は食べにくいようで、半分くらいづつかじっています。
ですから、あげた分、全部食べているようならいいのですが、すこしづつだけ齧っているなら、食べ残しの分も考慮して多めにあげていいと思います。

野菜をあげるときも、小さく切らず、逆に置いて安定するように、大きめに切ってあげて、食べ残しを後で取り除くようにしています。
歯が伸びすぎるといけないんで、念のために木材の切れ端や、胡桃なんかも入れてあります。

その子も、一時期はどうなることか、と思いましたが、今でも元気ですよ。毎晩、チップを堀りまくっています。

ご参考になれば幸いです。
では。

投稿日時:
投稿者:USER0472

僕のところにも、もでちゃんと同様に末梢血管の循環障害で、四肢が壊死してしまった障害児の子(ゴールデンハムスターメス)がいます。
人間でいうと、肘・膝から先(前腕部、下腿部)がありません。

お医者さんが「元気に暮らしてる子が多い。」って仰ってた通り元気に暮らしている子が[USER_NAME]さんチにもいるんですね。
[USER_NAME]さんチの子もうちの「もで」と一緒で自然に欠落しちゃったのでしょうか?手術なさったのでしょうか。

黒く変色して壊死している部分は神経も壊死しているので、痛みは感じないのでしょう。
一見、ものすごく痛そうですが、実際には痛みはないと思います。

痛みはないとのこと。少し安心しました。
そう云われると、たしかにあまり痛がってないような・・。
(いい加減な私)

うちの障害児の子も、最初は苦労していましたが、やがて隅っこに持っていって、ケージのコーナーに押し付けてかじる事を覚えました。

それまで床に新聞紙を敷いていたのを、パインチップや牧草、敷きわら、シュレッダー屑などのミックスしたのに変えてあげると、そこに押し付けて食べるようになりました。

ありがとうございました。さっそくペレットは半分に割って隅っこに置いてあげてみました。
そしたら、なんとか時間が掛かりながらも食べてます。(^o^)丿
にんじんも食べてます。
水も手をつかわずに給水器から飲んでいます。
(お皿のほうが良いのかしら?でも痛んだ手が浸かるし・・・。)

その子も、一時期はどうなることか、と思いましたが、今でも元気ですよ。毎晩、チップを堀りまくっています。

[USER_NAME]さんチのハムちゃん同様、元気になるように今は見守っていきます。色々と貴重なアドバイスありがとうございました。
すごく参考になりました。

ところで、もう、[USER_NAME]さんチの子は回し車は回さない生活なんでしょうか?うちのもでちゃんは、外付けの回し車をさっき回し始めて慌てて外しました。時期を見て傷が綺麗に直ったら大丈夫かな?(なにせすごく回し車が好きな子なので)
あと、欠落した後ろ足が巣箱もケージもどこ探しても見つからなかったのです。
前足がいつ欠落してしまうかまだまだ心配はつきません。

投稿日時:
投稿者:USER0473

ふたたび、[USER0473]です。

[USER_NAME]さんチの子もうちの「もで」と一緒で自然に欠落しちゃったのでしょうか?手術なさったのでしょうか。

自然に、というか擬似冬眠が原因で欠落しました。
症状を見て、四肢が壊死しかけているのを見たとき、有効な治療方法が無いと判断し、体力が弱っていることも考慮して、動物病院にはつれていきませんでした。
人間の壊死の場合も壊死部は切断して、感染症を防ぐしか有効な方法がない、という人間の医学の知識がその根拠でした。
受傷部からの感染を防ぐために、壊死している部分と、正常な部分の境界部(炎症を起こして赤くなっている部分)を炎症がおさまるまで消毒液を使って毎日消毒しました。
僕には獣医学の知識が無いので、人間の医学の知識がハムスターに応用できるかどうかは確信がなかったのですが・・・・

その時期が年末年始だったこともあり、獣医さんのところに連れて行けなかった、ということもあります。

その後、獣医さんにある掲示板で質問する機会があったのですが、症例としては珍しくない、治療も二次的な感染症を防ぐことしかできない、急激に暖めると、末梢の部分の組織破壊が進み、壊死が進行・悪化してしまうので、時間をかけて暖めること、・・・・という旨の回答を得たことがあります。

ハムスターにとっての擬似冬眠の怖さと、環境を整えることの重要性を知りました。

水も手をつかわずに給水器から飲んでいます。
(お皿のほうが良いのかしら?でも痛んだ手が浸かるし・・・。)

いままでどおり、給水器でいいと思いますよ。
給水器の位置が高い場合は下げるか、下げられない場合は踏み台(積み木など)を用意してあげるといいと思います。

さとるさんチの子は回し車は回さない生活なんでしょうか?
(なにせすごく回し車が好きな子なので)

今でもとりつけてありますが、受傷後に回しているのを見たことがありません。
何とか回そうとするのですが、うまくいかず、やめてしまうのは何回か見たことはあります。
さすがにそのときは飼い主として自責の念にかられました。

先の投稿には書き忘れましたが、、段差が登りにくくなるので、段差を低くしてバリアフリーにしてあげるといいですよ。

もでちゃんも症状が悪化しないといいですね。

では。