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ハムスターが走る目的と目的地までの移動手順(4/4)

投稿日時:
投稿者:USER0034

私が今回参考にしたデータは、アニファとハムスターの本(理学博士宇田川龍男著)です

飼育書では、ハムスターは近眼であまり視覚はよくない、と書かれていたので、におい中心ではないかと私は考えていました。
ローカルなにおいの探索だけでなく、グローバルな情報(視覚は近眼なので、グローバルなところからの自己以外の過去記憶したにおい)をも手がかりにして行動していると、考えていいでしょうか?

ハムスターの本によるとハムスターの網膜には色の波長を認識する錐状細胞がほとんどなく多くは夜行性動物と同じ棒状細胞で構成されています。
そのことから、モノトーンで世界を見ている為離れた動かないものを認識しにくいのではないでしょうか。
ただ近視かどうかは疑問が残ります。近視であれば遠くから飛んでくる外的の鳥を識別できなくなります。

またハムスターの通路習性についても少しだけふれています。
それによると目や匂いではなく、新しい場所に入る時は口の周囲にある感覚毛(ヒゲ)からの情報をたよりにするらしいです。その情報で安全かどうかを学習するらしいとの事です。

お二人の意見では、走り続けることによって、ハムスターの内部状態(心理状態)が変化し、それが正フィードバックとなって、回し状態を続けさせる、という意味ですね。(やってみたら面白い、ストレス解消になる、思いきり走り 回りたい、という本能的欲求をとりあえずは満たしてくれる)

回し車の件はアニファ6号の「親ばか・勘違い動物たちの行動学」のコーナーのコラムに出ています。
危険を察知した時、走っていれば安全だと認識しているため、落ち着きを取り戻すと出ています。

単にプログラムされている、ハムスター本来の行動範囲が、半径100m とか、もっと広いのかな?でも、あんまり遠くへいっちゃって、ねぐらにもどってこれなくなったら、まぬけですね。

ハムスターの本によると行動範囲は巣穴を中心に半径10〜15mくらいだそうです。
あまり遠くへ行くと外敵におそわれた時、巣穴にすぐ逃げ込めなくなるからです。
また巣穴は地下30〜40cmの深さまで斜めに堀り、そこから横に1m〜1.5m続くそうです。
巣穴だけで合計1.5〜2m弱までの長さがあるのですから、ケージの中はすごく狭い環境ですよね。
脱走して探検もしたくなるでしょう。

#ハムスターの本は昭和63年に初版がでたゴールデンハムスターの飼育書です。