飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

呼吸が荒い。心肥大と合併症

呼吸が荒くなり、心臓の病気が見つかったゴールデンの症例です。
若いときに興奮しやすい、変な声で鳴くなど、症状が現れている場合もあります。
突発的に発症する病気ではないので、日頃の観察が大切です。

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

みなさん、こんにちは。
久しぶりの投稿です。

我が家では5匹のゴールデンハムスターを飼育していますが、そのうちの最も古株の公輝(オス)が心肥大と診断されました。そのときに先生にいろいろ教えていただいたのですが、いくつか分からない点がありましたので、メールしました。

公輝さんについて。
性別:オス
年齢:2歳3ヶ月
体重:130グラム

経緯:
1.20日の朝に呼吸がいつもより荒いのに気づく。
2.20日の夕方になっても様子が変わらず、かかりつけの病院に電話。21日に連れて来るように言われる。食欲が落ちている。
3.21日9時ごろ、動物病院に行く。
4.預かって酸素室に入れ、様子を見ると言われる。このときすでに風邪か心肥大ではないか、と説明される。鼻水やくしゃみがないので、心肥大かもしれない、とのこと。16時にもう一度来てもらうように言われる。
5.再来院時、レントゲンにて心肥大を確認。利尿剤を注射。
6.利尿剤を処方される。
7.呼吸はいつもより若干荒いものの20日よりは落ち着く。食欲戻る。

質問事項:
1.そもそも心肥大というのはどういう病気でしょうか?
2.「ゴールデンハムスターの8割は歳をとると心肥大になる」と説明されました。これは本当なのでしょうか?
3.「原因不明だが、心肥大で症状の出る子と出ない子がいる」とのことだったのですが、症状の出る出ない、について何らかの仮説などないのでしょうか?
4.利尿剤が心肥大でぜいぜいしていることに効果があるのはなぜなのでしょうか?
5.20日の夜とはうって変わって、本ハムはこちらが心配になるぐらい出せ出せコールをしてきます。出してやってハムスターボールに入れてやったりしてもよいものなのでしょうか? 心肥大の子に対して気をつけなればいけないことなどありますか?

心肥大と診断されたゴールデンハムスターを飼育なさったご経験のある方など、ご教示いただければ幸いです。

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

こんにちは、[USER_NAME]です。

過去に心肥大になった子がいたので、そのときの経験から知ってることを書きますね。

みなさん、こんにちは。
久しぶりの投稿です。

我が家では5匹のゴールデンハムスターを飼育していますが、そのうちの最も古株の公輝(オス)が心肥大と診断されました。そのときに先生にいろいろ教えていただいたのですが、いくつか分からない点がありましたので、メールしました。

4.利尿剤が心肥大でぜいぜいしていることに効果があるのはなぜなのでしょうか?

心肥大で心臓の働きが弱まってくると、心臓からの血液がうまく全身に送り出せなくなり、肺に負担がかかって肺に水が溜る肺水腫という状態になることがあるので利尿剤で肺の水を減少させるという処置をするようです。ぜいぜいと呼吸が苦しいのは肺に負担がかかってるからでしょうね。ちなみに、うちでは心肥大だった子には、利尿剤と強心剤を処方していただきました。

5.20日の夜とはうって変わって、本ハムはこちらが心配になるぐらい出せ出せコールをしてきます。出してやってハムスターボールに入れてやったりしてもよいものなのでしょうか? 心肥大の子に対して気をつけなればいけないことなどありますか?

これはなるべくならやめておいたほうがいいと思います。心臓が肥大して機能が弱っている状態で運動させるのは寿命をさらに縮めるような気がします。薬が効いて症状がよくなったとしても、直ったわけではないですから。おとなしくしてくれればいいけど、なかなかそうはいかないのでつらいところですね。

あと、これは獣医さんに教えてもらったことですが、呼吸が苦しそうなときにはスポーツ用の携帯酸素ボンベを使って酸素をかがせてあげたりすると少しは楽になるようです。プラケなどで酸素がもれないようにしてあげる必要があると思いますが。

投稿日時:
投稿者:USER0311

[USER_NAME]です。

質問事項:
1.そもそも心肥大というのはどういう病気でしょうか?

文字どうりです、心臓が肥大した状態を言います。このことによって機能障害を伴って、何らかの臨床症状をともなったものを普通はいっています。
本来的には臨床症状を伴っている必要はありませんので、必ずしも病気とは限りません。
一般的には、肝臓、腎臓、肺等の循環障害が伴いますが、心不全そのものを忘れてはなりません。
食道静脈瘤や痔なんかも関係してきます。

2.「ゴールデンハムスターの8割は歳をとると心肥大になる」と説明されました。これは本当なのでしょうか?

これは私には分かりかねます。なんらかの報告があるのか、あるいはその先生の診療した範囲での経験談のなのか。

3.「原因不明だが、心肥大で症状の出る子と出ない子がいる」とのことだったのですが、症状の出る出ない、について何らかの仮説などないのでしょうか?

これもどういう定義と根拠で話されているかが重要なのですが、人間にも生理的な心肥大があります。体育に時間によく出てくるスポーツ心臓というのがそれです。このような意味の話しであったり、疾病のステージのある1点を捉えての話であれば、特段不思議もありません。
そうでないという話であれば、もう少し詳しいお話を聞かないと分かりません。

4.利尿剤が心肥大でぜいぜいしていることに効果があるのはなぜなのでしょうか?
5.20日の夜とはうって変わって、本ハムはこちらが心配になるぐらい出せ出せコールをしてきます。

4、5については[USER_NAME]さんが書かれているとうりだと思います。

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

[USER_NAME]さん、[USER_NAME]さん、詳細なご説明ありがとうございました。

昨日はずいぶん元気そうにしていたのですが、今日はずいぶんと
つらそうにしています。明日にでも携帯用酸素ボンベを
用意したいと思います。

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

初めまして、[USER_NAME]さん。
私も昨年の春に2歳3ヶ月の子を心肥大と診断された事があります。
その時、獣医さんに言われた事を全く参考にならないかもしれませんが、書き込みます。
 Re: [Ham:00296] [Disease] 心肥大についてのレスです。

質問事項:
1.そもそも心肥大というのはどういう病気でしょうか?

心臓が大きくなる病気です。
皆様が既に書かれていらっしゃるように心臓の機能が落ちて、血液循環が行かなくなる事に加え、気道(空気の通り道)を圧迫し、呼吸が上手く行えなくなります。
ですから、ハムスターは体を使って大きく呼吸をし、唇などが青っぽくなってしまいます。

2.「ゴールデンハムスターの8割は歳をとると心肥大になる」と説明されました。これは本当なのでしょうか?

8割あるかは知りませんが、結構出るように感じます。
人間の3大死因でもありますからね(-_-;)

3.「原因不明だが、心肥大で症状の出る子と出ない子がいる」とのことだったのですが、症状の出る出ない、について何らかの仮説などないのでしょうか?

詳細は分からないので、書き込むのに悩んだのですが、「温かくなってくると症状が出る子が多い」と獣医さんがおっしゃっていました。

5.20日の夜とはうって変わって、本ハムはこちらが心配になるぐらい出せ出せコールをしてきます。出してやってハムスターボールに入れてやったりしてもよいものなのでしょうか? 心肥大の子に対して気をつけなればいけないことなどありますか?

正直申しまして、長くは生きられないのではないかと存じます・・・(;___;)
心肥大にとって一番の敵は「ストレス」です。
好きなものを食べさせてあげて、心地よい環境で過ごさせてあげるのがきっと一番だと思います。
余りおねだりするのなら、短い時間であればお散歩を出してあげるのも良いと私は考え、数分歩かせてあげました。

息が苦しいので、そんなに長くは歩けませんでしたけれども、散歩が習慣化しておりましたので楽しそうでしたよ。
「薬も無理にあげなくていいですよ」
とさえ言われておりましたので、彼の好きに巣を作らせ、好きなものばかり食べさせ、穏やか第一の生活をこころがけました。
我が家では、呼吸が苦しくなり始めてから、1ヶ月程で天国へ旅立ちました。

看病大変だとは思いますが、
頑張って下さいませm(._.)m