飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

死産・流産の原因。失敗しやすい毛色や体格

出産に失敗するときはどんな行動をするのか、2つの実例をまとめています。
逆子や子食い、失敗しやすい毛色や体格についても書かれています。

投稿日時:
投稿者:USER0106

こんにちは。[USER_NAME]@船堀江戸川です。
[Ham:29621][Breeding]AISHOUで、うちのえす(ジャンガリアンハムスター♀ノーマルグレー9ヶ月)とぱしお(ジャンガリアンハムスターorジャンガリアンハムスター+キャンベルハムスター♂薄茶9ヶ月)のペアリングが上手く行かないと書いたんですが、実は[USER0106]さんが指摘したように、初回の8月2日に妊娠してました。
そして一昨日(8月21日)に出産しましたが死産でした。

とはいっても、異変に気が付いたのは出産の3日前くらいでした。
異常にお腹や腰のあたりがぽってりしているので体重を量ってみると(一週間前に)40gだったのが50g!
そういえば、食欲もあるし、やたら水も飲むな〜、て感じでした。
そのあと慌ててティッシュを入れたりして様子を見てたんですが、一昨日家に帰ってみると、えす が巣箱から出てこず、チップに所々血の点々がついてました。
よく見ると、巣箱の近くにポークビッツらしきものが。。。
「巣箱からこぼれたのかな、大丈夫かな、」なんて思っているとしばらくして巣箱の中に隠したらしく、居なくなってました。その日はあまりのぞいても行けないと思い、そっとえさを取り替えておいたのですが。
泣き声も全くしないし、おかしいな、とは思っていたんですが、

昨日(22日)ケージを開けると、えすが外にでてきたので、巣箱をのぞいてみると、すでに☆になった赤ちゃんが1匹だけ。
胎盤がついたままのようでした。

母親のえすのほうはすっかりスリムになっていたって元気で「あ〜すっきりした!」てな調子で砂あびしたり回し車を回しています。

初産で死産は結構ありますか?それとも、やはりぱしお♂にキャンベルの血が混じっているからなんでしょうか?
この間の江戸川オフのときの皆さんの見立ては、顔、体つきはジャンガリアンだとのことだったのですが、普通のジャンガリアンハムスターよりかなり体が大きいらしく、難産の末、死産になってしまったのでしょうか。
↑私自身はこの可能性を疑っており、この2匹でのペアリングはあきらめようと思ってます。

ちょっと暗い話ですみません。

投稿日時:
投稿者:USER0123

[USER0123]です。

>[Ham:29621][Breeding]AISHOUで、うちのえす(ジャンガリアンハムスター♀ノーマルグレー9ヶ月)とぱしお(ジャンガリアンハムスターorジャンガリアンハムスター+キャンベルハムスター♂薄茶9ヶ月)のペアリングが上手く行かないと書いたんですが、実は[USER0123]さんが指摘したように、初回の8月2日に妊娠してました。
そして一昨日(8月21日)に出産しましたが死産でした。

後述の状況を聞いた限りでは「死産」かどうかはっきりしませんね。
出産は無事に行われたけど、そのあとで子食いがあったようにも思えます。

初産で死産は結構ありますか?それとも、やはりぱしお♂にキャンベルの血が混じっているからなんでしょうか?

初産と死産の相関関係は良く分かりません。
でもこれまで見聞きした感じではハムスターは比較的安産タイプだと言う気がします。死産になってしまう原因としては
ストレス
栄養不足
事故
などが考えられますね。

またこれだけではキャンベルの血が混じっているためかどうか、また本当にキャンベルの血が混じっているのかどうかも良く分かりません。

ただ、そのような懸念があるのであればペアリングはやめておいたほうが無難でしょうね。

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

こんにちは、ハムコです。
なんか最近投稿してないなー、と思っていたところに、とんだ出来事が起きちゃいました。

初夏に[USER_NAME]さんちからやってきたジャンガリアンハムスターノーマルのよもぎと、以前からいるジャンガリアンハムスタープディングきなこがめでたくゴールインしたようで、15日に出産直前の軽出血がありました(体重を量ったら10グラムも増えていた)
きなこの妊娠は半ば諦めモードだったのですが、突然のオメデタに浮かれてしまいました。

と・こ・ろ・が……

普通なら出血の翌日か翌々日に出産するものなのに、きなこが出産したのはそれから6日後の21日。
しかも結果は死産。

朝バイトに出かける前に子供の足が出かかっていたのですが、きなこはとても苦しそうで、キュウキュウッと鳴いてはウロウロしていました。
ハムってこんなに苦しそうに産むのかしら?と思いつつバイトに行き、夕方帰ってくると、子供の亡骸が数体、床材には血が転々と……
床材の下から出てきたきなこの腹は鮮血で染まっていました。
そして見ている前でまた1体産み落としましたが、やはり既に死んでいました。
腹の中に子供が残っていないことを触って確認して、病院に電話したところ、「胎児が全部出ていて、母親の状態が安定しているようなら様子を見て貰って良いです」と言われ、更にハムに詳しい方に電話をしたら「胎児さえ出ていれば大丈夫」と言われたので、とりあえずきなこの出血がほぼ治まっていて、食欲もあったのでしばらくそっとしておく事にしました。
その間に子供の亡骸を始末したのですが、合計で5体。
大きさは体長2.5センチ程で、十分に成長していました。
きなこは夜になると随分回復したようで、汚れた腹毛もすっかり手入れしてあり、いつものように餌をおねだりしてみせたりしました。
その後も順調に回復し、今では妊娠以前と変わらない可愛い姿を見せてくれています。

詳しい方に色々聞いて、今回の死産の理由を分析してみました。
まず、きなこはプディングなのですが、プディングというのは近親交配が進んでいる個体が比較的多く、そういう個体は見た目よりも実は骨格が小さい事があるのだそうです。
きなこは体重にして30グラムちょっとで、見た目も結構小柄です。
そして、出血があってから出産までの日数を考えると、胎児が育ちすぎて大きくなりすぎていたのでは、と思うのです。
それを裏付けるように、子供は羊膜を被っていませんでした(未成熟や過成熟だと羊膜を被っていないそうです)
つまり、ただでさえ骨格が小さいのに、胎児が大きかったため、出すに出されず、胎児が死んだのではないかと思うのです。
もしくは、出産間近で流産したのではないかと思うのです。

何にせよ、きなこにはただ辛い思いをさせてしまっただけで、可哀想な事をしてしまいました。
今後彼女を繁殖に回すつもりは当然ありません。
のんびり独り身で過ごさせてやろうと思います。

さてさて。
今回の事件で思ったのですが、いくらハムスターが繁殖しやすく、多産で安産な動物とはいえ、やはり例外はいるのです。
特に日本にいるハムスターの殆どは血統管理もずさんで近親交配が進んでいる事が多く、健全な個体ばかりではないと思います。
うちの子のように、体が出産に向かない個体、もしくは性格が出産・育児に向かない個体も結構いるのではないでしょうか。
繁殖を考えるときには、♂との相性や繁殖の時期だけでなく、♀ハムの体と心が本当に繁殖に向いているかどうかもしっかりと吟味する必要があると思います。
これって本当に当たり前で基本的な事ですが、「愛ハムのベビーが見たい」という気持ちが強すぎたり、「ハムは安産」という思いこみで忘れてしまいがちですよね。(少なくとも私は忘れてました)
「何を今更」と思われる方も多いでしょうが、私なりに考えさせられたので、投稿させて頂きました。

長々とスミマセンッ(^-^;;
ではではー。

投稿日時:
投稿者:USER0335

[USER0335]です。

詳しい方に色々聞いて、今回の死産の理由を分析してみました。
まず、きなこはプディングなのですが、プディングというのは近親交配が進んでいる個体が比較的多く、そういう個体は見た目よりも実は骨格が小さい事があるのだそうです。

最近は、いろんなショップで観察していても、骨格に問題のありそうな個体が数多いと思っています。プディングは、我が家にたくさんいますが、何れも骨格は大きく、身長(?)体重!とも立派な子が多いです。まぁそういう個体を選んで繁殖させているのですが(^^;;
今は、プディング等の新しい毛色に限らず、ノーマルでもサファイアでも非常に危険性を感じる個体が増えてきてるようにな気がします。
飼い主として、繁殖させる個体には、十分気を付けていきたいものです。

きなこは体重にして30グラムちょっとで、見た目も結構小柄です。
そして、出血があってから出産までの日数を考えると、胎児が育ちすぎて大きくなりすぎていたのでは、と思うのです。

ほんと、ちょっと小柄ですね。小さ目の個体は、近親交配に限らずいるとは思いますが、繁殖となると、つい大きくてがっしりしたメスの方がいいのかなぁ・・・なんて素人考えを持ってしまいますね。

うちの子のように、体が出産に向かない個体、もしくは性格が出産・育児に向かない個体も結構いるのではないでしょうか。

これは、確実にいると思います。(勿論少ないとは思いますが・・)また夏は繁殖に向かないこともあるかも。
冷房等で温度管理していても、夏はハムの体力を奪いやすいと思うので・・

長々とスミマセンッ(^-^;;

詳しく報告していただいて、参考になった方もいると思います。
次は、かわいくて元気な仔ハムが誕生するといいですね!

投稿日時:
投稿者:USER0339

[USER0339]です。

初夏に[USER_NAME]さんちからやってきたジャンガリアンハムスターノーマルのよもぎと、以前からいるジャンガリアンハムスタープディングきなこがめでたくゴールインしたようで、15日に出産直前の軽出血がありました

妊娠15日目という意味かな? それとも単に8月15日というような特定の15日のをさしているのかな?
それによって、話が変わってくると思いますが。

普通なら出血の翌日か翌々日に出産するものなのに、きなこが出産したのはそれから6日後の21日。
しかも結果は死産。

妊娠21日目ということなら、それほど不思議な現象でもないです。上記と同じで意味合いが違ってきますが。

きなこは体重にして30グラムちょっとで、見た目も結構小柄です。

繁殖予定の個体としては、少し小さいようですね。

そして、出血があってから出産までの日数を考えると、胎児が育ちすぎて大きくなりすぎていたのでは、と思うのです。
それを裏付けるように、子供は羊膜を被っていませんでした(未成熟や過成熟だと羊膜を被っていないそうです)

羊膜云々はあまり根拠がないと思います。胎児膜には羊膜だけでなく、奨尿膜もありますし、一次破水や二次破水もあります。ハムスターでは、大方がいっしょになると思いますが。
胎膜があるなしは、他の動物でも言えるのですが、分娩の経過時間や難易度だけでなく、母親の性格もありますので、特定の結論には結び付けない方が良いと思われます。

つまり、ただでさえ骨格が小さいのに、胎児が大きかったため、出すに出されず、胎児が死んだのではないかと思うのです。
もしくは、出産間近で流産したのではないかと思うのです。

その場合は、お母さんのお腹がが目に見えて大きくなていると考えられます。
過大な胎児というのは、お腹の中にいる限り死亡するということはありません。
(子宮破裂がないという前提での話ですが)
一般には、分娩に時間がかかりすぎて、難産による死亡ということになります。
お腹の中にいて死亡しているという場合は、胎児側に死に至る原因があることになります。
で、こちらの原因は多々あると考えられています。通常は「不成立に終わった妊娠」という形で、偽妊娠といっしょにされているというか区別されていないようです。
妊娠期間が短い動物ですので、軽度の問題ですと妊娠終了真際まで胎児が発育生存していることも とりたてて不思議とは言えません。
妊娠は卵巣に黄体が存在している限り継続されますので、これが機能を発揮しているかぎり、胎児の分娩や排出は起こりません。(胎児の生死にかかわらず)
最初の出血がありますので、一部の胎児に流産があったものの妊娠が継続されたと考えるか、胎児の一部に胎盤の早期剥離があったのでは、と推測したいところです。

さてさて。
今回の事件で思ったのですが、いくらハムスターが繁殖しやすく、多産で安産な動物とはいえ、やはり例外はいるのです。
特に日本にいるハムスターの殆どは血統管理もずさんで近親交配が進んでいる事が多く、健全な個体ばかりではないと思います。
うちの子のように、体が出産に向かない個体、もしくは性格が出産・育児に向かない個体も結構いるのではないでしょうか。

おおせのとうりです。繁殖に不適な個体は予想以上に存在するのではないかと私も考えます。
私のところの「きぃーちゃん」も分娩予定日に大出血でしたので、一も二も無く賛同です。私の場合は過大な胎児とは考えておりませんので、生存に適さない胎児ができてしまったと考えています。
ただ、今回の場合は母親そのものが小さめの体格のようですので、そちら側の要因も軽く見るわけにはいかないでしょうね。

投稿日時:
投稿者:USER0361

こんにちわ、[USER0361]です。

15日というのは、8月15日の事です。
同居を開始したのが7月の半ば過ぎだったのですが、それ以前から何回かお見合いさせていて、交尾の真似事も何度と無くしていたので、種が付いたのは7月終わりから8月の頭の辺りではないかと思います。

推定の受胎日がなんとも微妙なところですね。8月1日に交尾があったとすれば15日の出血の胎児側に原因がありそうにも思います。
胎児が着床遅延も考慮すると、21日の分娩は、正規の妊娠期間になるかもしれませんね。

[USER_NAME]さんもおっしゃってますが、やっぱり繁殖には体格の良い個体の方が良いのでしょうか?
今回のペアはどちらも小柄だったので、体格的にはバランス取れていたんですよ。

肥満と言ういみでなく、健康な体格が良いというであれば、それに越したことはありません。あまり小さいハムの場合、胎児の数が多いと体内で養いきれないことがあり、胚の発育停止と吸収がおきることもあるようです。
で、こういう母親の場合、分娩しても育てることができなくて、「子喰い」や「育児放棄」が起きたりすることもあります。

ところで母親の性格で体膜がないまま生まれてくる事ってあるのですか?
最後の子が出てくるのを目撃したのですが、出てきた時点で既に息もなく、体膜もなかったんですよ。

奨尿膜が破れて、その内溶液が産道から排泄されるのが第一次破水です。産道が濡れて潤滑になったことで羊膜に包まれた胎児が子宮から産道に侵入してきて、外部から見て「胎包」が確認できることもあります。羊膜が破れれば、第二次破水です。
私達が分娩に立ち会う場合は、まず羊膜が確認できることは稀です。すでに破れているのが普通です。羊膜に包まれたままの胎児が分娩されたのなら、胎児はあまり、子宮や産道の圧力を受けずに外界に出てくることができたということです。

私が言った母親の性格というのは、胎児が産道にある内に、母親が舐めてしまって羊膜が失われていること場合を言いました。赤ちゃんが出て来てから舐める子もいれば、破水の液体を舐めているだけでおさまらない子もいます。過剰なグルーミングをする子もいるわけです。

ちなみに、ハムスターって、子供は頭から生まれるのですか?お尻から生まれるのですか?
出産が始まったときに足が見えていたので、「逆子?」とか思ったのですが、
そもそもハムスターはどっちから生まれるのかわかんなくて。

足から分娩されてくるのは、確かに「逆子」なのですが、動物の場合は逆子そのものは異常分娩ではありません。「失位」による頭からの異常分娩もありますので。
確率からいえば、頭からの分娩の方が多いと思います。

それと、出産の前日や前々日にある軽度の出血。
胎盤が形成されている証という、鮮血でないちょっとネバっとした感じのが膣口からちょっと覗いているようなやつです。

胎盤が剥離し始めた際の出血という意味かな?
ただ、記載されている内容からは子宮頸管が開き始めた際の可能性もあるような気がして来ました。

私は経験上、この出血があってから遅くても3日のうちに出産があるのが普通だと思っているのですが、実際はどうなんでしょう?

この出血自体があまり目撃されないのではないでしょうか?

今回の場合は出血から6日後に出産がありましたが、これは死産(難産)と関係しているのでしょうか?

お話に出てくる出血が胎盤や子宮頸管由来と仮定してみれば、関連はあるのではないかと思います。
ただ、生き物というのは人間の想像を越えたことをしばしばやってくれますので、本当のところは分かりません。