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ハムスターの下痢・軟便(対処方法・整腸薬・ヨーグルト)

下痢の対処方法

水分補給をする。

給水器に入れている水とは別に、常温の「スポーツドリンク」や「経口補水液」を皿などに入れて与えてみましょう。甘味料入りは、余計に酷くなるので注意しましょう。「すっきり」「甘さ控えめ」と書いてあったり、値段が安い物は危ないです。
スポーツドリンクは点滴に近い成分で、分泌性下痢で失った水分やミネラルの他にエネルギーも補給できるので、下痢のときは心強いです。しかし、腐ったりカビが生えたりしやすいため、皿をきれいに洗って、毎日入れ替えましょう。スポーツドリンクはハムスターには甘過ぎますが、普通は飲み過ぎることはありません。
下痢や熱中症の水分補給には、スポーツドリンクより経口補水液の方が適していますが、ハムスターにベストなのかは分かりません。実績の多い、スポーツドリンクの方が安心です。

消化が良く、高カロリー、高タンパクのものを摂る。

脱皮したてのミルワームは、消化が良く、高カロリー、高タンパクで、病気のときには心強いですが、脂肪分も多いです。
消化が良すぎると、ガスが発生しやすく、腸閉塞を起こした場合に、介護食が原因で内臓破裂ということも起こるので、消化の良い物だけを与えず、ペレットなどの普段の餌や、ミックスフードなどの食べやすい餌も、食べられるようにしましょう。回復させたいのなら、バランスは大切です。
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ケージ全体を保温する。

下痢をすると、体力が奪われるだけでなく、栄養を吸収できなくなり、体温を上げられず免疫力も下がるため、他の病気にかかりやすくなります。
体温を維持できなくなると、水分を体外に出そうとさらに下痢をし、無理に内臓が動くため、炎症を起こして、そのストレスでさらに悪循環を起こすことがあります。

根菜類などの、陽性食品を与える。

野菜や果物として、すぐに思い出せる食べ物は、ほとんどが体の冷える食べ物で、嗜好性のことばかり考えていたり、水分補給にと与えていると、普段は良くても下痢のときは逆効果になることもあります。冷え性の情報などを参考にして与えましょう。
ハムスターには、ニンジンやサツマイモなどが、嗜好性が高く、生態にあっています。

ストレスを減らす。

下痢の一番やっかいなことは、自律神経が自分では制御できないことです。さらに飼い主からのストレスで自律神経を狂わせてしまうと、治るどころか酷くなり症状が長引きます。
ほとんどの下痢の原因がストレスなので、ハムスターが十分休めるようにしましょう。

整腸薬やヨーグルトは効くの?

専門家に聞いたところ、乳酸菌は胃酸に弱いため、ハムスターのように胃が2つもある動物には、整腸薬やヨーグルトは効果がないそうです。
そもそもハムスターは、発達した盲腸に大量の善玉菌を飼っているので、別の細菌をプラスしない方が安全です。

整腸薬で治る下痢は浸透圧性下痢ですが、変な餌を与えたりしなければ良いだけで防げます。また、ヨーグルトには、甘味料が入っていることがあったり、糖分や脂肪分などの摂り過ぎも、乳製品で体を冷やす方が、下痢の原因になるので、飼育の上手な人は、まず与えません。
余計な物を食べていることが原因で、栄養が不足することもあるので、特別にな理由がない限り与えないようにしましょう。特に乳製品は、業者と研究者に正反対の意見があるうえ、消化に悪いので、健康でも与えない方がいいです。

本当の下痢の原因

下痢の原因はストレスで「運動亢進性下痢」を起こしているのに、認識不足で効果のない「浸透圧性下痢」の対処をしたり、検査で便に原虫を見つけ「分泌性下痢」の対処で、さらに下痢の原因を作り、飼い主と獣医とでストレスを増やして、ただの虐待になっていることがあります。

寄生虫や細菌などは生物でなので突然湧くこともなく、感染が原因ならペットショップに居るときに発症するので、飼い主が飼い始めてから「分泌性下痢」は、まずありません。もし感染していたとしても、購入したときに発症していないのなら、共生レベルの感染で、感染が原因ではありません。
また、体質で「浸透圧性下痢」を起こしているのなら、これもペットショップで発症しています。餌が原因なら、ハムスターは自分から原因を避けようとするので、正しい餌を与えるとすぐに回復します。

腐っている餌を与えているなど、話にならない場合は別ですが、自分が飼うようになってから起こした下痢なら、ほぼ「運動亢進性下痢」の下痢で、その原因は飼い主からのストレスです。
初心者や、油断しがちな中級者が飼うハムスターの、死亡原因になることが多いので、まずは飼い方や接し方を見直しましょう。
実質的に、よほど無茶な飼い方をしないと下痢にはならないので、下痢について症例の多い飼い主の飼い方は、真似しないようにしましょう。