膿瘍(のうよう)
症状
- 膿(ウミ)がたまって、はれ物ができる。
原因
- ケンカなどで、ケガをしたところに膿がたまる。
治療
- ヒフを切断して膿を出した後、消毒、抗生剤の投薬。
予防
- 集団飼育をしない。
- 外傷を作らせない。
アドバイス
皮膚(ヒフ)の下に膿(ウミ)がたまって盛り上がる症状です。
眼球(眼瞼膿瘍)や内臓に膿瘍ができることもあります。
体にできたシコリになった膿瘍は皮下膿瘍・粉瘤にあります。
原因は同じかもしれません。両ページとも参考にしてください。
ハムスターは傷の治りが早いですが、皮膚に余裕があるため傷が治っても細菌が残りやすく、皮膚の下に膿が溜まることがあります。
膿は、白血球、病原性微生物が液状になったものです。
手術や怪我で、傷が治っても抗生物質の投薬をしばらく続ける必要がある理由です。
体内に細菌が残り続けることで、皮下膿瘍・粉瘤や細菌性皮膚炎、肝不全、腎不全、下痢など、様々な病気の原因にもなります。
飲む抗生物質の効果が薄いため、手術などの外科処置できない位置にできると長期戦になります。
体力をつけることを優先に餌を与えましょう。
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