飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

回し車やケージが原因で体が麻痺する

回し車を使用することに反対する獣医師がいる理由です。
歩き方で体に受ける衝撃、ケージ麻痺などの詳しい説明もあります。
背骨や内臓などの様々な場所に問題が起こるため、病気として原因を見逃されることもあります。

投稿日時:
投稿者:USER0073

[USER_NAME] 様 皆さん こんばんは。[USER_NAME]@新潟です。
アドバイスしていただきました[USER_NAME]様どうもありがとうございました。

早速、今日(3/20)病院に行って来ました。
[USER_NAME]様から教えていただいた病院には少し遠かったためタウンページで調べて、なるべく近いところに行きました。
せっかく教えて頂いたのにすみません。

結果、骨・神経等には何も異常はなく、腰に負担がかかっているための「しびれ」が原因で、びっこを引いたようになっているとのことでした。
その「しびれ」「腰への負担」の原因は「回し車」であると獣医の先生が言っていました。

ハムスターはいわゆる「猫背」の格好で生活しているのに、回し車に入ると「逆反り」状態の格好になる。それを長時間+長期間行うと腰・背骨に負担がかかりこのような症状になる。
この状態を更に続けると最悪の場合歩行に障害が出るとの事を言われ、肥満であれば短期間でこの症状となりやすいとも言われました。うちのタックの場合は、よく食べ・良く走る(良く回す)状態でしたので、肥満ではなかったのですが何かに取り付かれたように回していたので、これが原因といわれると納得できます。結果、液体の薬が出され、更に先生からは「回し車を止めましょう」のお言葉がありました。
「自然界には同じ傾斜や段差がず〜〜っと続くような物は存在しないのだから、回し車は不要ですし、獣医の立場から言えば回し車の使用は賛成できない。」とのお話を聞き、こちらのMLやハム関連のHPなどを見て「それなりに良い環境をケージ内外に作っている」と考えていましたが、大きな間違いがあったと再認識させられました。

その他にも、ハムスターは「ベタ足」で柔らかい地面をペタペタと歩く動物だから、犬猫のような手足の「バネ」が無い(小さい?)ため、硬い地面を歩くと手足にかかる負担が大きい。それに伴って体への負担・影響も大きくなるので、チップ材等自然の材料でのクッション材を多くして、ハムに対して優しい環境にしてあげるようにとのアドバイスも受けました。尚、タオルや綿をクッション材として使用することはタオルの繊維に絡まったり、綿を手や口で丸めているうちに、それが糸状になり絡まったりする事があるから、止めましょうとのアドバイスもありました。

ハム歴の浅い私には、今回の一見はとても勉強になりました。
早速回し車を外し、タックの様子を今まで以上に観察していこうと思います。私のようにハム歴の浅い皆さんの参考に少しでもなりますように。

投稿日時:
投稿者:USER0075

こんにちわ。
[USER0075]です。

少し疑問が浮かんだんで話に入れてください。
医学・専門用語が出てきてしまうことをお許しください。

結果、骨・神経等には何も異常はなく、腰に負担がかかっているための「しびれ」が原因で、びっこを引いたようになっているとのことでした。

人間でいうところの椎間板ヘルニアのようなものでしょうか?
だとしたら、しびれが原因というよりも、椎間板内の髄核が突出して、脊髄を圧迫し、それにともなう筋力低下が原因なのではないか、と思うのですが。
こうかんがえると↓の意見も半分は頷ける・・・・

その「しびれ」「腰への負担」の原因は「回し車」であると獣医の先生が言っていました。
ハムスターはいわゆる「猫背」の格好で生活しているのに、回し車に入ると「逆反り」状態の格好になる。それを長時間+長期間行うと腰・背骨に負担がかかりこのような症状になる。
この状態を更に続けると最悪の場合歩行に障害が出るとの事を言われ・・・・・・・(中略) 更に先生からは「回し車を止めましょう」のお言葉がありました。
「自然界には同じ傾斜や段差がず〜〜っと続くような物は存在しないのだから、回し車は不要ですし、獣医の立場から言えば回し車の使用は賛成できない。」

背骨が「逆反り」状態になるのが問題であれば、回し車の直径を大きくしてあげて、背骨が真っ直ぐに近い状態で回せれば問題ないのではないでしょうか。
極度に不自然な姿勢でなければ、その程度の柔軟性はあると思いますが・・・・。
我が家のキャンベルハムスター3匹は直径がCD程度の回し車を使っていますが、「逆反り」状態にはあんまりなっていないような気がする・・・・
ゴールデンハムスターがドワーフ用のにのるとさすがに苦しそうですが。

あと、これ以降は僕が前から持っていた疑問なんですが・・・

その他にも、ハムスターは「ベタ足」で柔らかい地面をペタペタと歩く動物だから、犬猫のような手足の「バネ」が無い(小さい?)ため、硬い地面を歩くと手足にかかる負担が大きい。それに伴って体への負担・影響も大きくなるので・・・・・・(以下略)


べた足・・・・土踏まず?
あ!ちがう!肉球?のない足、ってことでしょうか。
でもヒヅメのある動物は・・・・?

ハムを飼い始めたときから疑問というか、不思議だったんですよ。
ハムスターの歩き方。
ゴールデンハムスターは回し車なんかで観察してるとお尻フリフリしてますよね。
ジャンガリアンハムスターやCはぷいぷい、ってお尻を跳ね上げて回しますよね。
で、ロボって身体がほとんど動かず、足だけが猛スピードで動きますよね。

獣医学とか生物学とかの、げっ歯類に関する解剖学的・運動学的知識がないので、はっきりとはよくわからないのですが、この特徴的な動きは、歩行のときのショックを和らげているんじゃないかと。どうなんでしょうか?

ただ他の四足獣に較べて、ハムって、身体に対して足が細すぎるような・・・・
その点から言えば、硬い地面を長時間歩行すると、身体よりも四肢(特に後足)に負担がかかるような気がします。

ああっ、なんだかまとまりのない話になってしまった・・

すいません。誰か教えて下さい・・・(;^_^A

投稿日時:
投稿者:USER0081

[USER0081]です。

結果、骨・神経等には何も異常はなく、腰に負担がかかっているための「しびれ」が原因で、びっこを引いたようになっているとのことでした。

人間でいうところの椎間板ヘルニアのようなものでしょうか?
だとしたら、しびれが原因というよりも、椎間板内の髄核が突出して、脊髄を圧迫し、それにともなう筋力低下が原因なのではないか、と思うのですが。

私はこの状態を「ケージ麻痺」のようなものではないかと受け止めたのですが。椎間板ヘルニアとは別の機序になります。
ケージ麻痺は原因不明とされていますが、狭いケージによる運動不足が影響しているのではと考えられています。この場合の狭いケージに相当するのが小さめの回し車ということになります。
発症過程は、主治医の先生の説明と同じと考えて良いと思います。
実際問題としても、セミナーなんかで見聞きする例は、小さい回し車で後半身が麻痺してくるという例が多いようです。

で、ここからが大事なのですが、ケージ麻痺とするなら対症療法としては広いケージでよく運動させるというのが出てきます。
これが主治医の先生の指事と相反することになってしまうのです。
こういう場面がしばしば出てきますので、獣医師としては医療相談になかなかのりにくいというか発言しにくい状況があるわけです。

背骨が「逆反り」状態になるのが問題であれば、回し車の直径を大きくしてあげて、背骨が真っ直ぐに近い状態で回せれば問題ないのではないでしょうか。
極度に不自然な姿勢でなければ、その程度の柔軟性はあると思いますが・・・・。

したがって、[USER0081]さんのこの意見には私も賛成です。獣医師としてこの発言をしてしまうと、主治権の侵害にあたるので、飼い主さん同士の助言があるといいなと考えていました。
# このメールがすでに問題ありそうで、主治権を侵害していそうです。

まあ、私は[USER_NAME]さんのハムスターを目にしていませんので、飼い主としては主治医の意見を優先しなくてはなりません。
少々無責任にもとれるかもしれませんし、納得のいかないことかもしれませんが、これもマナーとしては必要なことです。

あと、これ以降は僕が前から持っていた疑問なんですが・・・

べた足・・・・土踏まず?
あ!ちがう!肉球?のない足、ってことでしょうか。
でもヒヅメのある動物は・・・・?

歩行の型のことだと思いますよ。
熊のように踵まで着地して歩くタイプ、犬猫のように爪先だけを着地して歩くタイプ、馬のように爪(蹄)そのものしか着地しないタイプなど。
蹠行型といわれいても、走る際にはやはり踵は浮いてくると思いますよ。
ウサギなんかもタイプとしてはこのタイプなのですが、実際に走るときは脱兎のごとくで、踵にあるアキレス腱をそれこそ有効に使っていますよね。
「土踏まず」のあるなしということになると、本当に限られた範囲の動物の話しになってしまうように思います。

投稿日時:
投稿者:USER0084

こんにちわ。
[USER0084です。

subject 変えました。(合ってますでしょうか?)
学問的?興味があるのでもう少し教えて下さい。

私はこの状態を「ケージ麻痺」のようなものではないかと受け止めたのですが。椎間板ヘルニアとは別の機序になります。
ケージ麻痺は原因不明とされていますが、狭いケージによる運動不足が影響しているのではと考えられています。この場合の狭いケージに相当するのが小さめの回し車ということになります。
発症過程は、主治医の先生の説明と同じと考えて良いと思います。
実際問題としても、セミナーなんかで見聞きする例は、小さい回し車で後半身が麻痺してくるという例が多いようです。

「ケージ麻痺」! 初めて聞きました。
ということは・・・・移動が充分に出来ない狭いスペースに押し込んだり、無理な体勢で運動を強要したりすると、この症状が出てくる訳ですね。
人間に較べて新陳代謝が早いハムの場合、

(1)運動不足による廃用性の筋萎縮(例:寝たきりの人が筋肉が弱る)と、

(2)脊椎の後彎(うしろぞり)による下肢の運動神経の拘約(しめつけ)による麻痺〜筋力低下が早期に起こってしまう

この2つが複合要因?・・・・と考えていいのでしょうか。
(かなり断定的になってきましたが・・・・)

で、ここからが大事なのですが、ケージ麻痺とするなら対症療法としては広いケージでよく運動させるというのが出てきます。

人間でいうと、運動量を増やして(1)の要因を除くわけですね。

(狭い場所での運動不足、というと宇宙ステーションの中で自転車こぎ(エアロバイク)をえいや、えいや、としている絵がつい浮かんでしまいます。ハムスターにとっての回し車もそれと同じ意味があるんでは、と思っているんですが・・・)

獣医師としてこの発言をしてしまうと、主治権の侵害にあたるので、飼い主さん同士の助言があるといいなと考えていました。
# このメールがすでに問題ありそうで、主治権を侵害していそうです。

確かに同業者だと難しい、デリケートな部分ですよね。
僕は対象がハムスターだからズケズケ言ってますけど、逆に、人間の健康相談だったら、僕はここまで言えないと思います。(^_^;)

歩行の型のことだと思いますよ。
・・・・(すいません、バッサリ割愛)・・・・・・・・
踵にあるアキレス腱をそれこそ有効に使っていますよね。

おお!そうだったんですか!覚えておこう・・・φ(..)
やはり4足の動物も、人間もアキレス腱は歩行に重要な役割を果たしているんですね。

「土踏まず」のあるなしということになると、本当に限られた範囲の動物の話しになってしまうように思います。

霊長類のヒトだけ・・・・ですか? やっぱり。
ひょっとしてゴリラなんかにもある?

投稿日時:
投稿者:USER0090

こんにちわ。[USER0090]です。

「ケージ麻痺」! 初めて聞きました。
ということは・・・・移動が充分に出来ない狭いスペースに押し込んだり、無理な体勢で運動を強要したりすると、この症状が出てくる訳ですね。

私はセミナーで見聞きした例から「ケージ麻痺」を連想したので、安易にこの言葉を使用していますが、本当のところは分かりません。

ケージ麻痺と想定した場合、原因は不明ということになっているのですが、恐らく脊椎の椎骨と椎骨の間隔が狭くなって、神経経路が圧迫されている場合、肩凝りのように特定の筋肉がうっ血して痛覚を伴っている場合、腎臓や腸骨リンパの腫大・腫瘍などで神経が圧迫される場合、神経親和性のウイルスの感染、というように考えています。
多くのケースでは、先にあげた2つが関わっているのではないかと思います。

人間に較べて新陳代謝が早いハムの場合、

(1)運動不足による廃用性の筋萎縮(例:寝たきりの人が筋肉が弱る)と、

(2)脊椎の後彎(うしろぞり)による下肢の運動神経の拘約(しめつけ)による麻痺〜筋力低下が早期に起こってしまう

この2つが複合要因?・・・・と考えていいのでしょうか。
(かなり断定的になってきましたが・・・・)

初期の病態にかかわらず、問題の状態が持続すれば、このようなことも起こり得ると思いますよ。
まあ、今の段階では本人は運動しているようなので、そこまでは進行していないかな?

(狭い場所での運動不足、というと宇宙ステーションの中で自転車こぎ(エアロバイク)をえいや、えいや、としている絵がつい浮かんでしまいます。
ハムスターにとっての回し車もそれと同じ意味があるんでは、と思っているんですが・・・)

私もそのように思います。
ただ、主治医の先生が炎症があってそれを抑えるという考え方を有しているのであれば、それなりに必要な指事とも言えます。
このあたりが実際に患者を目にしていないものの弱点ですね。

逆に、人間の健康相談だったら、僕はここまで言えないと思います。(^_^;)

もちろん、ここを読んで私も苦笑していますよ!
私がこのMLに入会した当初は、それなりに疾病について意見を書いていましたが、すぐに獣医師だと見破られてしまいました。正体がわかってしまえば、やはり ですぎたことは差控えなくてはなりません。
見のがしてもらえる程度に止めておかないと。

霊長類のヒトだけ・・・・ですか? やっぱり。
ひょっとしてゴリラなんかにもある?

たぶん、このあたりだけかと。
でも、「動物と動物園」に掲載されていたチンパンジーの足型には、土踏まずはなかったような。
人間でもない人もいるようですしね。

投稿日時:
投稿者:USER0094

こんにちわ、[USER0094]です。

ただ、ゴールデンのケージ麻痺って言うのも実際に目にしたことがないので、どういう状態になればケージ麻痺なのか私にもわからないですが。

セミナーなんかで見聞きした例と言うのは、まさにゴールデンを念頭においたものなんです。ジャンガリーやキャンベルでは、ちょっと説明に無理がありそうです。
で、その説明というのが、小さい回し車を無理な姿勢で使用しているうちに腰に負担がかかって下半身の麻痺を招き、ケージ麻痺と同じ状態になるというものなのです。
この論法で行くと、ケージ麻痺は別にあるが、発生要因や病態は同様であるという理解になります。ケージ麻痺という病名が適切ではないので、この病名は検討の余地がありそうですが、腰椎の骨折や脱臼、それに椎間板ヘルニアとか明らかな原因が認められないものを総称して言っているのではないかと考えます。
# 原典は国外からですので。

逆に言えば、下半身麻痺の原因が明らかであれば、病名としてはそちらが使用され、ケージ麻痺という病名は出番がないということになります。
今回の[USER_NAME]さんのハムスターの場合、主治医の先生の説明が、セミナーで聞いた説明とほとんど同じだったので、「ケージ麻痺」を想定しているのかなと推測したわけなのです。

下半身の麻痺があって、病名として確立している疾病に該当せず、[USER_NAME]さんのメールへの返信に書いたようなことが疑われるのなら(時としては疑われなくても)、暫定的に「ケージ麻痺」という範疇に入れておくということになるのではないでしょうか?

出来ればというか、実際に診察してもらえる先生に意見を求めるのが良いと、私も思います。
メールではどうしてもお話だけになってしまいますし、実際に診るのとは違ってくると思いますから。

そのとうりですね。実際に診ることは不可欠ですね。
私の立場から言えば、「沈黙は金、雄弁は…」ですよね。ケージ麻痺であれば「余計なお節介もの」ですし、そうでないのなら「単なる笑い者」ということになります。
マナー違反にもなりますので、疾病については一般論に止めておきたいですね。書き込まれる方は、当然個別の事情を背負っていますので、そこが理屈だけで割り切れないところです。
まずは、お近くの病院へ、そして病院は緊急時の前から捜しておくことにつきます。

投稿日時:
投稿者:USER0100

[USER0100]です。

マナー違反にもなりますので、疾病については一般論に止めておきたいですね。

確かにそのとおりだと思います。
あらかじめ言い訳、というか予防線を張っておくのですが、僕は獣医学の専門でもないですし、これ以上の医学的(病理的)な話は、ここまでにしようと思います。
MLでやり取りするよりも、大学の医学部の近くにある本屋さんで売っている医学書を読んだほうが早いと思います。
ハムと人間が同じ神経運動機能・構造を持っていれば、ですが。

話が専門的に、かつ、くどくなってしまってるんで、どうでもいいやん、と思ってる人は読み飛ばしてやってください。

ケージ麻痺を人間に当てはめると体育座りしかできないような狭い部屋に長時間閉じ込められるようなものかなぁと。
まず足がしびれて、感覚がなくなって、運動機能が麻痺していきそう。

まず、「麻痺」という言葉についてです。

僕は前回の投稿で、足が動かない原因を次の2つと推測しました。

(1)運動不足による廃用性の筋萎縮(例:寝たきりの人が筋肉が弱る)

(2)脊椎の後彎による下肢の運動神経の拘約(しめつけ)による麻痺〜筋力低下

これを説明していると、とても長くなってしまうのでものすごく単純に説明します。

僕の持っている(学校で習った)知識では、神経(脳から脊髄、運動神経まで)に原因があるものつまり、上の(2)を 麻痺、と呼んでいました。

筋肉には全く悪いところがないのに、その筋肉を動かす指令を出す脳・届ける神経に障害があるため、筋肉の動きが弱くなる。これが「麻痺」です。
人間でいうと、脳卒中や脊髄損傷などで体が動かなくなる、原因がこれです。

ラジオやステレオなんかの故障に置き換えると、スピーカーは新品で悪くないのに、アンプの部分が故障していて、音が鳴らない状態に近いです。

では、この(1)廃用性の筋萎縮とは?
故障の例でいうと、逆にアンプ本体は新品なのに、スピーカーがめちゃ古くて、蚊のなく程度の音でしかならなくなっている状態、です。
つまり筋肉が神経の刺激に対して反応が鈍くなっているのです。

そして麻痺を起こした筋肉は、電気的に刺激するなどして動かすことがなければ、筋組織が萎縮し、筋力が低下していきます。
(逆に自分の意志でよいしょ、よいしょと運動すれば、筋組織は大きくなり、筋力アップが出来ます)

まず足がしびれて、感覚がなくなって、運動機能が麻痺していきそう。

この「麻痺」は「動かなくなる」ということですよね。
だとしたら、これの順序は合っています。
でも末梢神経の感覚がなくなって、運動神経がダメージを受け、麻痺が発生するまでにはかなり時間がかかります。
その間に筋力低下が起こるか、血流が阻害されて組織が壊死してしまうほうが早いと思います。

葬式などで長いこと正座させられて、足がシビれて立てなくなるという状態とは少し違う、とお考えください。

[USER_NAME]@新潟さんのハムちゃんの場合(不自然な姿勢での回し車運動による下半身麻痺)は、(骨盤にかなり負担かけて踊る)バレエダンサーが腰痛に悩むのに近いような

うううむ。人間の腰痛は原因が複雑なのですよ。
スカッとする、明快な原因が、ほんとに知りたいです。

あと、全然関係ないかもしれないけど、成長期に激しいスポーツをすると骨の成長に筋肉の成長がついていけなくなって関節痛を生ずる場合があるという話も聞いたこと有ります。

これは、いわゆる「使い過ぎ」が原因だと言われています。

#この場合の対症療法は安静

そのとおりです。
でも休めない状況にいることが多いんですよね。

すいません。長くなりました。
では。

投稿日時:
投稿者:USER0102

[USER0102]です。

あと、全然関係ないかもしれないけど、成長期に激しいスポーツをすると骨の成長に筋肉の成長がついていけなくなって関節痛を生ずる場合があるという話も聞いたこと有ります。
#この場合の対症療法は安静

こちらは、ブロイラーの管理獣医師をされている方ならお馴染みの話しになります。「脚弱症候群」の原因というのは鶏病研究会によるとだいたい28種類くらいに分類されているのですが、ほとんどがこれが原因です。
そのくらい、当たり前に起きていることなのですが、インコの飼育されている方達は、この脚弱症をけっこう気にされています。
筋肉の成長は早いのですが、骨が成長してちゃんと化骨化するのには、時間がかかるので、このようなことが起きます。
予防策は、栄養をとらせすぎないにつきるのですが、あまり耳を貸してもらえるとは限りません。
# 小鳥の病気は飼い主から隔離することで改善可能な疾病が、まま存在します。

それと、通常のレントゲン撮影は軟骨等の組織が写らないので、完全に折れてるとかズレてる場合以外は造影剤使わないと脊椎等での神経圧迫はわからないそうです。
#はるか昔に腰痛で検査入院した時に聞いた話なのでMRIとかの最新技術を使えばまた違うかも

ハムスターの場合は、第一義的にX線の線量にあります。あと、乳剤や増感紙の問題もありますが、やはり小さいことが一番のネックになります。

脊髄造影は椎体の中にある神経組織の状態をみることに目的があり、今回の私がお話している部位は脊椎からの神経の出口のことなので、脊椎が写れば読影は可能なはずなのです。
それが、できるほど明瞭な写真が得られないであろうということなのです。

ちなみに、私の頚椎は4〜5番目くらいで椎間が狭くなっていて、しばしば私を苦しめてくれた経緯があります。頚椎のアーチを支えてくれるタイプの枕に変更して首を延ばすようにしています。
# 交通事故の際に人間の病院で撮影したら、4方向で24000円かかりました。

あと、脊髄造影ですと、脊髄と脊椎の間の空間にうまく造影剤を注入しなくてはならないので、柴犬クラスでも容易ではありません。まして、ハムスターが対象となると造影剤を注入する注射針を捜さなくてはなりませんし、技術的には相当に困難を極めると思います。

投稿日時:
投稿者:USER0103

こんにちわ、[USER0103]です。

立ち姿で体を反らして飛び上がるわけだから、着地の時に腰にかかる負担は、無理な姿勢で回し車を回し続ける比ではないと思われますよね。

こちらの場合はあまり心配なさらなくても良いのではないでしょうか。
あまり、推定原因としては予想していません。

「ケージ麻痺」という病名は確かにちょっとおかしいように感じますね。「ケージ麻痺様症候群」とでも言った方がいいような。
#勝手に病名作っていいとは思わないけど。

先に宣言してしまった者の勝ちということかな? 納得のいかない不適切な病名は結構あったりしますよ。

回し車で運動しているのに、サイズが合ってないと姿勢が悪くなるために運動不足になるんですよね?なんかわけのわからん話ですよね。
姿勢が良くない状態での回し車運動が体の一部に負担をかけて、結果麻痺という症状が出るのであれば、運動不足による麻痺とは違うように感じるのですけど。

たぶん、脊椎と脊椎の間隔が狭くなり、椎体と椎体の間にある神経孔が圧迫を受けて狭くなって神経も圧迫されるのではないかな。これは私の想像なんですが。
これは無理な姿勢が長時間続くというのは、りっぱに原因となります。

ハムスターはあの体型ですから、普段から腰に負担がかかっていると考えるのは不自然ではありません。実際、腰椎の骨折や脱臼の例も少なからずあるようです。ですから、本当のところは腰を痛めたハムスターについて、原因の確定ができなかったものを運動不足が原因によるケージ麻痺と呼称したのではないかな?保証の限りではないのですが私の考えでは、運動不足は原因ではなく、結果なのだと思います。
まあ、ハムスターが小さすぎるのが引き起こした混乱とも言えると思いますが。

レントゲン撮影してわかるってものでもないのでしょうか?
体への負担が原因で麻痺が出てるなら、レントゲンで背骨の関節が圧迫されてるとかわかりそうな気がするのですけど、これって素人考えかしら?

レントゲンの機種、フィルムの種類と増感紙、撮影方法と読影者によると考えられます。一番良い撮影条件で拡大撮影ができれば、読み取れるかもしれませんが、一般的とはいいいがたいです。