脊椎椎間板疾患(せきついついかんばんしっかん)
症状
- 発作を起こす。
- 体の麻痺。
- 背中が曲がる。
原因
- ケージからの落下。
- ハムスターを踏んづけてしまう。
- その他の圧迫や衝撃。
治療
- 消炎剤ならびにレーザーで消炎・沈痛処置。
予防
- ケージを水槽タイプに変える。
- 不用意にケージから出さない。
アドバイス
椎間板とは背骨の骨と骨の間にある、クッションの役割をする軟骨です。
背骨は脊椎動物の体を支え、中には神経や骨髄など体に重要な物があります。
背骨が悪くなると内臓まで圧迫することもあり、体が麻痺して動けなくなるだけでなく、内臓に問題が起こることもあります。
頭は下を向いていることが多く、四足歩行かつ猫背で暮らす動物のため、立ち上がったりジャンプするだけでも背骨に負担がかかり、椎間板ヘルニアになることもあります。
そんな姿をうれしがって餌を与えていると、ハムスターは餌がもらえると覚えてしまい、なかなか止めてくれません。
二足歩行も飼い主がきっかけで行うため、止めさせた方が良いです。
じっとしていることが得意なので、動けないことは人間に比べてストレスは少ない様です。
トイレや餌、毛繕いが困ります。
ウンチやオシッコを自分で出せない場合は、お尻を刺激するなどして、飼い主が排便の手助けしましょう。
毛繕いができないと、床に擦れて膀胱、肛門、生殖器、臭腺などの病気になってしまうこともあります。
ぎっくり腰のような軽いものから、椎間板突出など、事故でなることが多いので、飼い主が気をつければ防げます。
骨折と原因や環境の改善方法も似ているので、骨折のページを見てください。
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