抗生物質の種類と副作用
ハムスターにも効果があるので、よく処方されれる抗生物質ですが、細菌なら何でも効果がある訳でもなく、体質によっては効果が薄いことがあります。
副作用もあるため、獣医師とよく相談しましょう。
こんばんは、[USER_NAME]@下関市です。
最初に....
エリーのことでたくさんの励ましのメール、ありがとうございました。
ようやく、気持ちの整理もついてきました。
他のハムたちのためにも元気にならないといけないですよね。
いろいろとご心配かけました。
適任者」というように書かれるとちょっと出て来にくいですよ。
獣医師も何名かおられますし、薬剤そのものについては当MLの薬剤師さんの方が詳しそうだし。
そんなに詳しくはないのですけど....(^^;;;
# Baytril = エンロフロキサシン
#比較的スペクトルの広い抗菌剤のようです。
ヒトの薬にないので詳しいことは言えないのですが、確かニューキノロン系の抗生物質ですよね。
ニューキノロン系はハムスターに対して比較的安全性が確立された薬剤だと聞いたことがあるので大丈夫だと思います。
抗生物質は細菌を殺す薬なので、大なり小なり下痢などの副作用を持ってはいると思いますが、短期的に与えるかぎりは大丈夫だと思います。
長期的にず〜っと与えていると、腸内細菌のバランスが崩れて下痢を起こす可能性はありますけど....
それでは、また。
[USER0326]@国分寺です。
抗生物質はものによって下痢を起こすことがあると聞きましたもらったのは「バイトリル」という抗生物質ですが、これは大丈夫でしょうか?透明の液体です。
大丈夫です、ご心配には及びません。よく処方される薬ですよ。
バイトリル Baytril(バイエル Bayerの製品名、有効成分: エンロフロキサシン Enrofloxacin)というとハムスターさんによく処方される抗生剤(抗菌剤)であると共に、ウサギさんにもよく処方されるようですね。ウサギさん関連のWeb pageでもよく見かけます。
むろん、この薬にも副作用はありますが、今回の症例では気になさらなくても良いと思います。
バイトリルに限らずこれらニューキノロン系の抗菌剤と、酸性非ステロイド性消炎剤との併用には注意する必要がある、というのも見かけます。これはヒトの場合なので、ハムスターさんに関係があるのかどうかはわかりませんが。
ところで“ニューキノロン系”というのはよく見かけ、自分でも使っているのですが、その実体が何なのか私は全然知りません(^^;)。
今回自分で調べようと思ったのですが、そのspellingすらわかりませんでした(^^;)。
# おぼろげに分かったのは皆「・・・キサシン」という名前が付いた抗菌剤らしいことだけ。
非常に簡単でいいので、教えてもらえると嬉しいです。
こんばんは、[USER_NAME]@下関市です。
#ニューキノロンのスペルがわかりませんでした(^^;;
バイトリルに限らずこれらニューキノロン系の抗菌剤と、酸性非ステロイド性消炎剤との併用には注意する必要がある、というのも見かけます。これはヒトの場合なので、ハムスターさんに関係があるのかどうかはわかりませんが。
ハムスターを含む齧歯類にも関係あります。
ニューキノロン系抗生剤と酸性非ステロイド消炎剤との併用によって、痙攣の誘発が認められることから、併用注意が言われています。
これは齧歯類でも認められる相互作用なので、やはり注意が必要でしょう。
(実際マウスを使って実験してますので...)
ただ、かなりの高用量を与えない限り痙攣誘発はおこってこないです。
ヒトの場合だと、てんかん等の既往歴があるかたは特に注意が必要になります。
いずれにせよ、ヒトの場合でも出来るだけ併用しないようにしてますから、ハムスターでも併用しないほうがいいと思います。
#ハムスターに非ステロイドを実際使用しているのかはわかりませんが...
ところで“ニューキノロン系”というのはよく見かけ、自分でも使っているのですが、その実体が何なのか私は全然知りません(^^;)。
# おぼろげに分かったのは皆「・・・キサシン」という名前が付いた抗菌剤らしいことだけ。
”・・・キサシン”がつくものはニューキノロンと考えて間違いないです(^-^)
”ニュー”とついているくらいだから、比較的新しい抗生剤です。
広域抗菌スペクトルを持っており、第一選択薬として使われることが多いようです。
#特に尿路感染症(膀胱炎等)には有効です。
前述したとおり、ある種の非ステロイド抗炎症剤との併用により、痙攣誘発が見られることから、これらの薬とは併用しないほうがbestです。
#中には併用禁忌の薬もありますし...
以前獣医さんとお話ししたとき、ハムスターに対する安全性がある程度確立していて、効果もあることから、よく使われる薬だということをお聞きしました。
と、こんな感じの説明でよろしかったでしょうか?
もうちょっと詳しい資料は探せばでてくるとおもいますが...
こんにちわ、[USER0342]です。いや〜今日は暑い!
[USER_NAME]さんがレスを書いている以上には何も知らないです。
ところで“ニューキノロン系”というのはよく見かけ、自分でも使っているのですが、その実体が何なのか私は全然知りません(^^;)。
今回自分で調べようと思ったのですが、そのspellingすらわかりませんでした(^^;)。
本来あったキノロンにたいして、ある元素と結合させて安定性と効力を強化したのが、ニューキノロンということだと聞いています。
副作用も以前[USER_NAME]さんが骨の発育との関連を書かれていたと思いましたが、こちらが良く知られた副作用です。
私が驚いたのは[USER_NAME]さんも、[USER_NAME]さんも非ステロイド系の抗炎症剤との副作用をご存じだったことです。(すごい!!)
# 犬にも見られるようですよ。
# おぼろげに分かったのは皆「・・・キサシン」という名前が付いた抗菌剤らしいことだけ。
仰せのとうりですが、他に○○酸とつくものもキノロンに該当する
薬剤もあります。
こんにちは、[ETC_USER]@下関市です。
今日は蒸し暑くて...頭痛くなりますね〜。
本来あったキノロンにたいして、ある元素と結合させて安定性と効力を強化したのが、ニューキノロンということだと聞いています。
そうですね。最近キノロン系はほとんど耳にしないようになりましたね〜。
>副作用も以前[USER_NAME]さんが骨の発育との関連を書かれていたと思いましたが、こちらが良く知られた副作用です。
うむむ??ミノマイシン等のテトラサイクリン系の副作用だったような...
そういえばテトラサイクリン系もハムには使われる薬物でしたでしょうか?
#なんだか最近ごっちゃになってきてます(^^;;
私が驚いたのは[USER_NAME]さんも、[USER_NAME]さんも非ステロイド系の抗炎症剤との副作用をご存じだったことです。(すごい!!)
ははは....私は本職なので、知らないと先輩にどやされちゃいます〜(^^;;;
ヒトの場合、できるだけ併用を避けてもらうようにDr.に照会してます。
中でもプロピオン酸系(ロキソニン等)とアリール酸系(ボルタレン等)の非ステロイド抗炎症剤は注意が必要です。
># 犬にも見られるようですよ。
そうなんですね。マウスでみられるくらいだからなんの動物に見られてもおかしくないと思います。
注意するに越したことはないですよね。
# おぼろげに分かったのは皆「・・・キサシン」という名前が付いた抗菌剤らしいことだけ。
”・・・キサシン”だからニューキノロン!と試験前に覚えた記憶が....(^^;;
[USER0348]@国分寺です。
[USER_NAME]さん、[USER_NAME]さん、ニューキノロンに関する回答どうもありがとうございました。
今回自分で調べようと思ったのですが、そのspellingすらわかりませんでした(^^;)。
「kinolon」というspellingは見つけたのですが、それらが載っていたのが全て英語以外のPageなんですよね(^^;)。英語ではないのかも?
副作用も以前[USER_NAME]さんが骨の発育との関連を書かれていたと思いましたが、こちらが良く知られた副作用です。
これは8月齢以下の子犬に服用させると関節軟骨に障害が出ることがある、というものでしょうか? でも猫に対してはこの副作用が無いとか。ある一つの種類の薬でもなかなか使い方は難しいのですね。
# はたしてハムスターに対してはこの副作用があるのかないのか。
# 調べるのは難しいような(^^;)。
あと、あの「The Complete Hamster Site」では、ハムスターに使っても安全な抗生剤として、バイトリルとネオマイシン Neomycinのみを挙げています。
ちなみにテトラサイクリン Tetracyclineは使うべきでは無いとも書かれてます。(特定の理由は不明ですが)
まあ実際の現場では様々な状況があるでしょうから、そんなに簡単には切り分け出来ないでしょうが。
[USER_NAME]@千葉県です。
今回自分で調べようと思ったのですが、そのspellingすらわかりませんでした(^^;)。<
「kinolon」というspellingは見つけたのですが、それらが載っていたのが全て英語以外のPageなんですよね(^^;)。英語ではないのかも?
薬の方の説明は、既に細かくされているようなので省略して。
スペルの方は、quinoloneです。
ピリドンカルボン酸骨格系の抗菌薬のなかで緑膿菌やグラム陽性菌にも効くものをキノロン系と呼んでいるようです。
さらに、黄色ぶどう球菌、肺炎球菌などなど抗菌力が向上しているものがニューキノロン系です。