飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

噛み傷の細菌感染とかゆみの止め方

かゆみで毛が抜けて引っ掻き傷を作り、ぶつかって擦り傷を作り、かさぶたができて更に痒がります。
記事はアカラス症ですが、脱毛も皮膚も回復しやすいので、悪い循環は早めに止めてあげましょう。
保定して顎の下の確認する方法もあります。

投稿日時:
投稿者:USER0058

ちわ〜、[USER_NAME]です。
[Disease]関係ばかりでごめんくださいまし。
いつかどなたかの参考になればよいですぅ。

うちの丸はげ子豚のはむ太ですが、アカラスがかゆかったのか、前脚、顎の下、お腹、脇腹などを噛んでしまい、外側の傷はなにもしなくてもかさぶたとなって治っていきましたが、前脚、顎の下の傷は細菌感染を起こして、化膿しあってしまいました。
唇の欠損によって口が完全に閉じないので、よだれ小僧ということもあって、なかなか傷口が乾いてくれないのも長引いている原因のようです。

前脚内側の傷は大きな膿胞(っていうのかなあ?)になってしまい、かたくしこってきたので、口を開きそうな傷口に消毒した針で穴をあけてしぼったところ、黄緑色になった悪臭の強い膿がかなりでてきました。
血が出るまで中味を出してから消毒しておいたところ、幸い、こちらは翌日には小さくなって治っていきました。
また、肩口にもいつのまにか同じ様状態のところがあり、気付かないうちにつぶしてしまったところ、膿が出てきたので、やはり血が出るまでしぼったところ、皮膚に穴が空いて、なかが空洞になっているような状態になってしまったので、消毒薬を入れてちょっとおさえ、また入れて、というように朝晩繰り返したところ、4〜5日でほぼふさがりました。

ただ顎の下がよだれでどうしてもなかなか治りません。
それまでアカラスの注射は若い獣医さんがしてくださっていたのですが、直接[DOCTOR_NAME]先生に診ていただいたところ、まず、乾かさないといけないからと、ぎゅっぎゅっと顎のしたをガーゼでぬぐって膿とよだれと体液をふきとって、そこにどばっとヨード色の消毒薬をかけて拭いて、それから白い粉薬(フランセチンパウダーになにか加えたお薬みたいです)をばっさばっさかけて、ついでにガーゼについたのはおまけのようにぽんぽんと全身につけられました。
#ベビーパウダーをはたかれたみたいですぅ
顎のしたをぬぐったガーゼには、かなり多量の膿がついていてびっくりしました。
荒療治のように見えたのですが、翌日、かなりよくなっているのがわかりました。
同様に家でも朝晩と手当を繰り返していたら、現在は顎の下もだいぶよくなってきています。
#もう、噛むんぢゃないよお>はむ太

面白かった(?)のは、顎の下を治療する時の保定の仕方です。
なんと、逆さにするんです。
腰を持って逆さにすると、顎が無防備になって、よく傷を見ることができます。
また、ずっと保定せずに、ちょっとやっては診療台に立たせ、また保定しては離しというように繰り返していました。
ただ、先生は手際良く上手なんですが、家で自分でやるとはむ太がくねくねしてうまくいきません。
だらだらやっていると、疲れてしまうようなので薬を脱脂綿にとって下からはたくようにしています。
#巣箱に戻して、最後にご機嫌とりのチーズをちょっと(^o^)