角膜炎(かくまくえん)
症状
- 目ヤニ。
- 涙が出る。
- 目を気にしてかく。
- 目の表面が白っぽい。
- 視力の低下。
原因
- ケンカや床材などで、目を傷つける。
- ヒゲがなくなって、目をぶつける。
治療
- 目薬(角膜保護剤)で治療する。
予防
- ケンカをさせない。
- 驚かせない。
- 床材を変える。
- ケージを広くする・レイアウトを変える。
アドバイス
黒目を物理的に傷つけることが主な原因なので、両目同時に発症することは、ほとんどありません。
目玉を怪我して炎症を起こした状態です。
細菌、ウイルス、カビからの感染や、結膜炎が悪化して起こることもあります。
手遅れになると、角膜に穴が空いて眼球の中身が飛び出ることもあるらしいです。
軽いうちは、注射や投薬などで治すことができます。
潰瘍性角膜炎(角膜潰瘍)、乾性角膜炎、深層性角膜炎、表層性角膜炎という病気もあります。
マイボーム腺から眼球を保護する脂が出るため、まばたきの少ない動物です。
牧草などの尖った物が目に刺さったり、驚いて巣箱の角でぶつけたりと、目(角膜)を傷つけてしまいます。
強く目をぶつけると、眼球出血・眼球打撲になることもあります。
若いときや扱いに慣れていないときは、飼い主の行動に驚いて、歳を取ると感覚器官や体が弱って、目をぶつける事故が増えます。
そのため、初心者と老ハムスターに多い症状です。
物理的な事故で起こるため、牧草は使わない、広いケージを利用するなど、防ぐ手段はいろいろあるため、しっかりした飼育方法や飼育環境を作りましょう。
結膜(白目を覆う膜)に炎症が起これば結膜炎、角膜(黒目を覆う膜)に結膜に炎症が起これば角膜炎で、結膜炎と角膜炎は症状が似ています。
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