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ハムスターにとっての一滴・目薬・飲み薬の量

一滴飲ませてください。一滴さしてください。と言われても量がよく分からないですよね。
まばたきが少ない理由、目薬でかぶれる理由も分かるかもしれません。

投稿日時:
投稿者:USER0281

[USER0281]です。

これから5日間くらいの間は、1日2回の点眼をします。
先ほど私も点眼しましたが、ものすごく抵抗されました。
まだ小さいし環境も変わったばっかりだから、ストレスにならなければいいんだけど・・・。

申し訳ない発言になりますが、ハムスターにとってはストレスになると私は考えます。
以前にも述べたのですが、ハムスターはマイボーム腺がよく発達しているので、角膜の表面が油性成分で被われています。このため、瞬きの回数が少ないのに、目が乾燥しません。
そこへ、水溶性の目薬が点眼されますと、ハムスターはひじょうに驚きますし、嫌がります。

目薬の1滴はおよそ50μlであり、人間の角膜が表面張力によって保持できる涙の量がおよそ30μlです。
ハムスターの目の大きさから考えると目薬の1滴がいかに大量かが分かります。さらに、眼球が突出しているので結膜嚢が保持してくれる量も期待できません。目薬は顔を濡らすことになる分が多くなってしまいます。これもあまり良いことではありません。

でも、結膜炎や眼瞼炎があるのなら、目薬の点眼はやはり必要な行為です。
ハムスターを濡らさないように、冷やさないように 余分な目薬を拭き取る仕事もしなくてはなりません。
まだ、少しも慣れていないであろうハムスターが相手ですから、飼い主にとっても容易ではないと思いますが、[USER_NAME]さん御自身が選択されたことですので、頑張ってやり遂げて下さい。