真菌性皮膚炎(しんきんせいひふえん)・皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)
症状
- 脱毛。
- ヒフがカサカサなりフケが出る。
痛がる場合は、膿皮症を併発している場合があります。
免疫力も関係しますが、弱っていると発症しやすいだけで、不潔になると健康体でも発症します。
ニキビダニ症も、免疫力が低下していると発症することがあります。
原因
- カビ。
- 免疫力の低下。
- 不潔な飼育環境。
- 人間や他の動物からの感染。
治療
- 飲み薬(抗真菌剤など)や塗り薬で治療する。
抗生物質ではなく、真菌用の薬があります。
予防
- 水虫の人にハムスターをさわらせない。
- ハムスターをさわる前によく手を洗う。
アドバイス
真菌とはカビのこと。
皮膚糸状菌(毛瘡白癬菌:もうそうはくせんきん)というカビによって発症する病気です。分かりやすくいうと「水虫」です。
剥がれている皮膚(フケ)が取れるのなら、顕微鏡で見つけられる検査しやすい病気です。
飼い主が水虫で真菌の宿主の場合は、しっかり治療してからハムスターを飼いましょう。
人間の治療方法の方が楽で、酷くならなければ治せます。
水虫の人と接し飼い主が真菌を媒介してしまうこともあり、ハムスターをさわる前だけでなく、家に帰ったら手を洗う習慣をつけましょう。
人と接することが多い飼い主は、特に気をつけましょう。
集団飼育しているのなら、感染をしているハムスターは別のケージに移し、感染を広めないようにしましょう。
単独飼育でも、ケージはこまめに掃除し、清潔な状態に保ちましょう。
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