もうオヤジとは言わせない!コレさえ読めばハムスターの達人に!

ハムスターの餌(嗜好性・与える量と種類)

おいしいとは

効率よく必要な栄養を吸収できる食べ物を、「おいしい」と感じます。

炭水化物(たんすいかぶつ)、タンパク質、脂質(ししつ)を、3大栄養素と言います。炭水化物の代わりに、糖質と言うこともあります。
たとえば、パンは主原料が穀物なので炭水化物です。パンだけでは、あまりおいしくありません。それに、ハンバーグを加えればハンバーガーになり、動物性タンパク質と脂質がプラスされるので、おいしく感じます。3大栄養素だけを考えても、おいしいということはバランスが良いということだと分かります。
人によって味の好みがあるのは、必要な栄養が違うからですが、自分の弱いところを補うために、その栄養が必要な場合もあるので、食べ物から病気を発見できることがあります。この好みの違いを、嗜好性と言います。特にハムスターは、病気になったときに、普段はあまり食べないような食べ物を、選んで食べることがあるので、飼育に慣れたのなら、害がない物を選んでいろいろ与えてみるのも良いと思います。

きちんと飼えていると、ハムスターもこのおいしいと思う食べ物から、必要な栄養があるものを好んで食べるようになるので、ヒマワリの種よりペレットを優先的に食べたり、野菜なども好き嫌いせずバランス良く食べるようになります。
結果的に、病気になりにくくなるのですが、きちんと飼えているというところがポイントで、それはケージの広さや、飼い主の接し方なども、心の問題も影響するので、餌が良いという単純なことではありません。

与える餌の量と種類

「エサはどれくらい与えたらいいのですか?」「何なら与えてもいいのですか?」。このような質問は、答えるもバカバカしい質問で、そんな飼い方をしていると、実験動物みたいな飼い方だとか、お役所仕事だと言われます。
あえてハムエッグ流にアドバイスするのなら、「主食はバイキング。おやつはセルフサービス。」です。

体重の5〜10%とか10〜15%くらいという目安がありますが、ハムスターの体質や飼い方、季節や、年齢などによって食べる量は変わります。車でも走り方で燃費が変わるので、当たり前のことです。
また、食べ物も元は生き物で、品種や産地、エサの水分量などによって成分が違うので、これなら大丈夫だということもなく、食べる量と同じで、そのハムスターの体質などによっても必要な栄養が違うので、絶対的な答えがありません。

まずエサの量は、食べきれないくらいペレットを、エサ入れに常に入れておくのが基本です。ハムスターはエサを溜めるために、ほお袋を進化させた、食べるより溜めることが好きな動物で、寝ている時間が長い省エネ体質です。また、エサが常にエサ入れに入っていると安心して、必要以上にエサを溜めなくなるどころか、落ちているエサを拾って、エサ入れに溜めることもあります。
よく食べる人でも、冷蔵庫の中の物を全て食べることがないように、ハムスターもあるだけ食べるということもありません。必要以上に食べるのなら、それはストレスか病気なので、他の対策を考えましょう。
どうしてもエサの量を管理したいのなら、与える量を管理するのではなく、減った量を管理しましょう。それは、ペレットなどの主食だけでなく、野菜なども同じです。

エサの種類は、ペレットが主食で、分からない物は与えないこと。これが基本です。ハムスターが本能的に知らないエサを与えてしまったために、それを食べたくてストレスを感じたりするので、そのことでトラブルになったりします。
また、ハムスター用として売られているエサやおやつも、ハムスターに向かないものがたくさんあるので、まずはペレットを主食にし、キャベツと新鮮な水が常に入っている状態にしましょう。そして、ミックスフードとミルワームを、週に数回おやつとして与えることをオススメします。

餌の大きさと食べ方

カニなどの甲殻類を食べるのを好きな人は、殻を自分で割って食べるのが好きです。手が汚れるし、めんどくさそうなのですが、好きな人はこの無駄も含めた、食べるという行為で満足感が得られます。
そして忘れてはならないのが、ハムスターと人間の大きさの違いです。たとえば、タンポポを人間が食べようとすると、一口で食べることができます。しかし、ハムスターはタンポポより小さいので、タンポポを食べるだけでも大変です。ハムスターは自分より大きい物を食べる習慣があり、そのことが満足感につながります。

食べにくいということは、食べ応えがあるということで、手軽に食べられるということは、物足りないということになります。人間用のおやつは、この心理を利用して、食べやすく、物足りなさが残るようになっているので、その状態をハムスターに作らないようにしないと、無駄に食べて太ってしまいます。それ状態でストレスが加わったり、飼い主が喜んで食べていると勘違いするなど、さらに悪い循環を作ってしまいます。
特に女性は、相手が小さいと子供を相手にするように接したり考えてしまうので、要注意です。ハムスターは人間より体が小さいですが、大人です。野菜を与えるときも、できるだけ切らずに手でちぎって与えた方が、ハムスターが満足するだけでなく、長持ちします。