飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

発情に適した日照時間。卵巣・子宮疾患の関係

飼育書に当たり前のように掲載している、日照時間って何のデータでしょうか?
病気にさせないため、自然の光や温度を利用し、ハムスター自身で微調整できるような飼育環境を作りましょう。

投稿日時:
投稿者:USER0048

[USER_NAME]です。
ちょっと気になったのでメールします。

そこで思ったんですが、ジャンガリアンハムスターの冬毛って温度だけではなくて日照時間も関係あるんでしょうか?
志麻ちゃんは寒いけど日照時間(?)は12時間ありますが、毛布でくるんでいるあきらちゃんとロボたちはあったかいけどほとんど一日じゅう暗いままです。
あきらちゃんたちにも明りが必要なんでしょうか?
冬毛はきれいだけど体内リズムが狂ってるかも‥‥‥。

先日、うちのぽっぴが陰部からの出血で病院に行ったとき、先生に卵巣や子宮の疾患は不適切な日照時間が原因になることもあると言われました。
そのため実験動物では、きちんと12時間ごとに部屋を明るくしたり暗くしたりしているとのことでした。
うちではなるべく昼間は明るく夜は暗くしていたので、大丈夫だと思うと伝えると、夜に会うことは全然ないんですか?と聞かれました。
#ちょっと電気をつけて好物をあげたり、散歩させたりというのも良くなかったのかもしれません。
#その辺、どの程度なら大丈夫かあまり深く聞かなかったのですが・・すみません。

というわけで、できればあきらちゃんとロボちゃん達も日照時間に気をつけたほうがいいと思いますよ。
ロボちゃん達は男の子のようですが、やはりいろいろなバランスがくずれてしまうことが考えられますし。

「ハムスターの気持ちが100%わかる本2 ドワーフ編」監修の霍野晋吉先生です。
上記の日照時間のことについてはこの本にも書かれていました。

投稿日時:
投稿者:USER0051

[USER0051]です。

先日、うちのぽっぴが陰部からの出血で病院に行ったとき、先生に卵巣や子宮の疾患は不適切な日照時間が原因になることもあると言われました。
そのため実験動物では、きちんと12時間ごとに部屋を明るくしたり暗くしたりしているとのことでした。

なるほどねぇ...でも、ある程度の年になると日照時間に関係なくホルモンのバランスは崩れてくると思うので、ぽっぴちゃんのように1歳を超えてくると加齢というのも原因になってくるのではないでしょうか?

うちではなるべく昼間は明るく夜は暗くしていたので、大丈夫だと思うと伝えると、夜に会うことは全然ないんですか?と聞かれました。

これってそんなに厳密なものなのでしょうか。そうなら普通一般家庭で飼育されているハムスターは繁殖がめっちゃくちゃ難しい...ってことになりそうです。
#なんせ12時間毎に照明を切り替えるなんて出来ないし、きっとホルモンの分泌に関してはボロボロだぞ。;p

実際のところ一般家庭でも繁殖出来てるって事は、ちゃんと幅みたいのがあって、夜はなるべく暗く、昼はなるべく明るくって心がけているなら、幅の範囲内のような気もしますけど。
#なんかちょっと意地悪な質問をする先生だなって思っちゃったです。

#ちょっと電気をつけて好物をあげたり、散歩させたりというのも良くなかったのかもしれません。

私が思うに、そこまで神経質になることないと思いますよ。
もし気になるなら、赤いセロハン紙を買ってきて蛍光燈にかぶせるというのはいかがでしょうか?ハムスターの目には赤い光りは届かないらしいので、暗いのと同じらしいですから。

というわけで、できればあきらちゃんとロボちゃん達も日照時間に気をつけたほうがいいと思いますよ。

で、野生下では冬の間はほとんど地下の巣穴の中で過ごすそうです。
ケージを毛布で包んでしまうのと大きな差ってあるでしょうか?
#昼間はひよこ電球で暖めるのがいいのかしらねぇ...

上記の日照時間のことについてはこの本にも書かれていました。

日照時間の事なら他の色んな飼育書にも載ってますよ。

投稿日時:
投稿者:USER0057

[USER0057]です。
蛇足になるかもしれないけど、ちょっと補足ね。

先日、うちのぽっぴが陰部からの出血で病院に行ったとき、先生に卵巣や子宮の疾患は不適切な日照時間が原因になることもあると言われました。
そのため実験動物では、きちんと12時間ごとに部屋を明るくしたり暗くしたりしているとのことでした。

実験動物の飼育環境がそのようにきっちりした時間で管理されているというのはいろんな病気にならないようにするためというよりも、むしろデータを定量化して、条件を変えたときに正確に比較検討できるようにというのが主な目的だと思います。

たとえば先日ご紹介した宮崎医科大学のページには
[このURLは存在していません]

飼育条件:室温24℃で14時間照明、固形飼料はCE-2、水は200mlの給水瓶で与えています。通常は雌雄各1匹を同居させたまま飼育し、子は生後25-30日で離乳させています。

とありますね。
ここでは基本的には14時間照明をあてているようです。

また、もともと彼らが生息している地域を考えると、そんなにきっちりとした数字の日照時間があるわけでもないですし。

というわけで、できればあきらちゃんとロボちゃん達も日照時間に気をつけたほうがいいと思いますよ。

というのはあるのですが、ようは極端に1日中明るいとか、1日中暗いとかがなければ大丈夫だと思うです。
どうしても明るい時間が多すぎるようであれば、ケージ内に影になる部分を作ってあげるだけでも大丈夫。

投稿日時:
投稿者:USER0075

[USER0075]です。

ただ、先生は日照時間について説明するために実験動物のことをあげただけだと思っています。

実験動物舎で12時間照明を行うのは主に動物の安定供給のためなんです。12時間以上の日照または照明で年中発情可能な状態にしている、というのが本当のようなので、まるで生殖器系疾患にしないためにそうしているようないい方をされたようだったので、ちょっと引っかかってしまいました。

上記の先生の質問で動揺してしまい、ちょっと電気をつけたり消したりしすぎたかな?と思っていたんです。

飼い主さんが動揺してしまうような説明って言葉が足りないように思います。
だって[USER_NAME]さんは「昼はなるべく明るく、夜はなるべく暗く」ってちゃんと気を遣ってらっしゃるのに。

でも、本からの情報か何か定かではないのですが、野生で巣穴の中にいても昼間は外の光が多少届くというようなことを読んだ記憶があります。
#これもはっきりした情報ではないので、断言できないのですが・・・。

確かに届くかもしれないけど、はっきりとした明るさで届くとは思えないです。きっと薄明かりで「今は昼間なんだな」と認識出来る程度ではないでしょうか。それなら、毛布で包んでも窓から光が入ってきていれば、昼間である事の認識は出来る程度の明かりはケージにも届くと思うのです。

夜と昼の区別があったほうがいいという考えだけでなく、具体的に卵巣や子宮の疾患が日照時間が原因になることもあるというのは良く知られていることだったんですか。

これは違います。
生殖器系疾患の原因になるのではなく、日照時間が短くなると発情しないと言うことです。もし、日照時間が短くなる事で生殖器系疾患が発症してしまうのなら、野生のハムスターの雌達はみんな最初の冬に生殖器系疾患になってしまうことになります。これはおかしいでしょう?

発情しないということがホルモンバランスの崩れである、という捕らえ方をすれば、日照時間の短縮は生殖器系疾患の原因と言えない事はないですけどね。

私にとってタイムリーなネタだったもので、たまには出所確かな情報を・・と思ってしまって。

そういう考え方もある、というので良いのではないでしょうか。
つまりは「お日さまが昇って、お日さまが沈む、なるべく自然のサイクルに合わせた飼い方をしましょうよ」と言う事ではないでしょうか。