ハムスターを水で洗うことの危険性
研究者の学術的な話しも掲載されています。
猫が水を嫌うことと同じで、乾燥地帯の動物は水に塗れることを嫌います。
小動物は、自分の臭いが消えたり体温低下の問題が、さらに強く起こります。
[USER0385]@横浜旭区です。
この意見に反対する訳ではありませんが、家では春から秋にかけてハム達を洗っています。
年に4〜5回ほどですが、洗顔フォームでうりうりしちゃいます。
問題なのは洗い方と洗った後のケアだと思っています。
もう会社に戻らなきゃいけないので、さらっと。
陸上で暮らす動物にとって、「水につける」のは大変なストレスになるそうです。何かの記事で、猿だかオランウータンだかを入浴の要領で水につけておいたところ、数時間で胃にストレスが原因の出血が見られた例もあると読みました。
だもんで、私は多少ちっこくちゃくなってもほっといてます。
[USER0391]うらわです
なるそうです。何かの記事で、猿だかオランウータンだかを入浴の要領で水につけておいたところ、数時間で胃にストレスが原因の出血が見られた例もあると読みました。
ちょうどいいネタですね。(^^)
こういった事について、専門家の意見とか聞いてみたいです。
素人の意見で大変申し訳ないのですが、
飼育書を読んでいて、
・原則「ハムスターにお風呂はダメ」。でも、お風呂の入れ方、入れた事例が載っている
なんてふうになっていると、原則禁止の事項と同じくらいの大きさの意味を持つように思えてくるのです。何も知らなかった当時のわたしは、混乱してしまいました。そして、原則はそうだけど出来なくは無い、じゃあ慣れればお風呂してもいいのかな? なんて思った事もありました。
飼育書では、読者が遭遇しうるあらゆるアクシデントに対応する為の方法を網羅しなければという作者の意図はわかります。
たとえば、脱走ハムに事故でカレーがかかった、ラーメンのどんぶりに落ちた、インクをかぶったなんて時は、ハムスター自身に処理をさせるのは危険だし緊急避難的にお風呂もやむを得ない、だからその方法も載せておこうと。
その辺りの読者を誤解させない、悩ませない書き方は、著者なり監修者の力量なのかも知れませんね。
もうひとつ、飼育書によっては、読者からの飼育エピソードを掲載しているものがありますが、これにもときどき例外的ケース、緊急避難的対応、飼い主の無知またはセオリー無視のエピソードが載せられている事があります。本文では「絶対ダメ」とか書いてあっても。
このような矛盾は、書籍の制作体制にあるんじゃ無いでしょうか。本文は、まともな著者と監修者でも、読者エピソードは編集者オンリー、面白いネタの寄せ集めで著者監修者はノーチェック。
そういえば、本文には「固まるトイレ砂はいけません」なのに、ハムスターグッズ紹介のページでは、固まる砂が何種類も紹介されていたり・・・
何冊も見ていると、特定のメーカが目立つのは気のせい? 単に品種の多少による錯覚でしょうか?
元の話からそれるし、取りとめは無くなるし、このへんで。
[USER0399]です。
なるそうです。何かの記事で、猿だかオランウータンだかを入浴の要領で水につけておいたところ、数時間で胃にストレスが原因の出血が見られた例もあると読みました。
以前に書いたことがあるんですが、(同僚から聞いた話で、もとになった論文を示せないのですが)マウスも水浴させるとすぐ(このすぐというのが分のオーダーなのか、時間のオーダーなのか判らないんですけど)胃潰瘍になるんだそうです。
加えて、お湯が42℃以上だと、30分ももたずにのぼせて死んでしまう。
#30分もつけとくひとは、いくらなんでもいないと思うけど。
ずぶぬれのまま放置しておいても、体温を維持できなくて・・。死んじゃうんだったっけかな? 忘れてしまった。
体が小さいので、ずぶぬれの毛が乾く前に気化熱で体温が奪われてしまうんでしょうね。
ということで、かなり、リスクが高いんです。
こんにちは、[USER0055]@諌早市です。
”ハムの入浴”についての話題がいろいろと出てますね。
賛否両論あるみたいですが、学術的なところからちょっと。
私の専門は薬理学(行動薬理)で、特にストレス関係の研究をしています。
マウス、ラットなどの小動物において、水に浸けるというのは明らかにストレスです。
#実際に私もストレスの実験で”強制水泳ストレス”という名目でやっております。
うちの研究室では三種類のストレス負荷法を使ってるのですが、そのなかでもかなりシビアなストレスです。
3分間泳がせるだけで麻薬性鎮痛薬に匹敵するくらいの鎮痛効果がでるくらいですから...
#これをストレス誘発鎮痛といいます。
泳がせることで、アドレナリン神経系などが賦活されてかなりの興奮状態になりますし、水に対する恐怖、不安などの心理的なストレスも同時にかかっていると考えられます。
また、乾く段階で体表面の熱を奪われるのですから、体力の消耗の激しいと思います。
実際、毎日3分間泳がせたとき、泳がせてない動物と比べて、体重の増え方が少なかったと記憶してます。(育ち盛りのマウスで)
いろいろと書きましたが、実際ストレスの実験をしている一研究者からみて、水に浸ける=入浴はおすすめできません。
”馴れるハムもいる”というご意見もありましたが、たしかに馴れる子もいるとは思います。
でも、かなりシビアなストレスを反復して与え続けることで、生体内の反応が多少なりとも変わってしまうことも忘れないでください。