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心臓肥大と肝嚢胞。漢方薬は効果あるの?

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心臓肥大と肝嚢胞


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すいと

この前ご相談した水にトラウマを持つゴールデンハムスターにできることこの子のことでまたご相談いたします。私の進学に伴い、現在東京で暮らしております。体重160g前後、もうすぐ2歳になります。

毛が薄くなってきたこと、フンが少し臭うこと(掃除してから2、3日経ってケージを開けると臭う程度です)で病院へ連れていったところ、ニキビダニが見つかり、さらに肝臓に液体が溜まっていることがわかりました。ここまではテレビで取材を受けているような病院で診察をしてもらっていたのですが、どうも院長以外の医師たちの技術や、院長の動物への態度が気になってしまい、セカンドオピニオンとして今日違う病院へ行ってきました。
そこでレントゲンを撮ってもらったのですが、心臓の肥大、それに伴う肺の負担があることがわかりました。また、肝臓の液体については、肝嚢胞の可能性が高いということでした。ニキビダニや肝臓の治療をするよりも、まずは循環器系から治療をしていかないと、手術をするリスクも高まるし、何よりハムスター自身がつらいだろう、ということで、まずは心臓からのアプローチをすることになりました。漢方メインのお薬(西/伯/利亜、寧/心、三/河、ウルソを混ぜているそうです。漢方の効能はペット中/医/学研○所で検索をお願いします)をもらったのですが、この病院の獣医さんは、ハムスターセ○クションの開発に関わっているそうで、ニッ○イのハードを食べさせている、と言ったら、そんなものはあまり良くない、と言ってきたり、キャベツは赤血球を破壊するので食べさせない(青菜を食べさせなさい、とのこと。カルシウム過多になりそうですが・・・)、ウッドチップもトイレもいらない、新聞紙だけでいい!うちの子はそれで長生きしている、とのことで・・・

心臓の病気を見つけてくださったり、技術のある方だとは思うのですが、本当にこの薬を飲んで良くなるのだろうか・・・という不安もあり、これからどうこの子に接していけば良いのか、悩んでいます(キャベツは食べさせますが)。
先生はまず食生活の改善を!と言っていたのですが、先生の言う通りの食生活はちょっとおかしいのでは、と思うところもありますし。

他にも、背骨に軟骨が増え始めていることや、レントゲンで横から見て肋骨がまっすぐに見えないこと、もしかしたら尿にカルシウムが多いかもしれないこと、なども気になる部分だそうです。尿に関しては、肝臓が悪いことで尿量が減っていることでカルシウム量が多く含まれた尿が出るのでは、と予測はしているのですが、内臓や骨に関しては幼い頃の悪環境が一番の原因だろう、とのことでした。あとは、前歯が揺れているか動いている、みたいなことを言っていたように思います。現時点で硬いものを食べるのに問題は全くありません。回し車を回すのはつらそうです。ここ数日で悪化しているように思います。
食生活は、ペレット(赤箱)、鳩の餌、野鳥の餌(近所の老舗っぽい小鳥さんで売っており、メーカはわからないのですが、他の市販品よりも質が良いように見えます)、野菜(キャベツ中心、ときどきカボチャやリンゴ)です。
少々混乱しており、乱文ですが、何かアドバイス等ありましたら、お願いいたします。

ボルテスとぱつお
表題:

Re: 心臓肥大と肝嚢胞


投稿日時:
名前
管理者

「すいと」さんの引用:

フンが少し臭うこと(掃除してから2、3日経ってケージを開けると臭う程度です)

普通は時間が経つと臭いは減るはずですが、逆に糞に残った栄養に細菌が付いて臭いを出しているのでしょうか?

「すいと」さんの引用:

どうも院長以外の医師たちの技術や、院長の動物への態度が気になってしまい、セカンドオピニオンとして今日違う病院へ行ってきました。

検査方法が少なく問診が大切なので、話をしっかり聞いてくれる病院の方がいいですよね。

「すいと」さんの引用:

まずは循環器系から治療をしていかないと、手術をするリスクも高まるし、何よりハムスター自身がつらいだろう

その通りだと思います。

「すいと」さんの引用:

漢方メインのお薬

ペット用の中成薬(中薬)なんですね。
犬や猫用に調合された物で、使っている生薬も分からないし、ハムスターに使ってどうなるのかなど分からないですね。
健康保険がきく人間用の漢方薬でも100種類以上あって、生薬のグレード、メーカーの製造方法に違いがあって効果に差があります。
複数の漢方薬を飲み合わせると、効果も変わってくるので、飲んでいる本人ですら分かりづらく、副作用も強くなったりします。
ところで、服用は食間なのでしょうか?

「すいと」さんの引用:

この病院の獣医さんは、ハムスターセ○クションの開発に関わっているそうで

どれにどれくらい関わっている別として、規則が好きそうなのは分かりますね。

「すいと」さんの引用:

キャベツは赤血球を破壊するので食べさせない

反対にキャベツを貧血対策に食べたりもします。
うちのサイトにもキャベツが危ないと書かれた記事もありますよ。餌に含まれる農薬の危険性・発がん率
これを言い出すと植物は食べられないですし、東洋医学の生薬は植物のプラスマイナスの効果を加減して組み合わせた物だから、獣医師の判断が極端で不安になりますね。

「すいと」さんの引用:

うちの子はそれで長生きしている、とのことで・・・

温度と細菌の管理ができているので、実験動物も意外と長生きするらしいですが、哺乳類やペットとしてはどうなの?って感じですよね。
行動や表情を読めないから、そんな飼い方しかできないのだと思いますが。

「すいと」さんの引用:

心臓の病気を見つけてくださったり、技術のある方だとは思うのですが

症状が出ているし、ゴールデンハムスターの心臓の病気はよくある症例なので、エキゾチックペットを診られる獣医師なら発見できると思います。

「すいと」さんの引用:

本当にこの薬を飲んで良くなるのだろうか

西洋薬の方が効果が強く分かりやすいので、まずは症状を抑えるために西洋薬を使います。
体質的なことで改善できない場合は、東洋医学に切り替えたり、西洋薬と組み合わせたりしますね。
人間が見て辛そうにしているのなら、まずは利尿薬なのかな?
長期服用が前提の薬なので儲かるのかな?と思っちゃいます。

「すいと」さんの引用:

肝臓が悪いことで尿量が減っていることでカルシウム量が多く含まれた尿が出るのでは、と予測はしているのですが

肝嚢胞は女性に多い良性疾患で、大きくなると呼吸や運動に問題が出る程度しか、私には分からないです。

「すいと」さんの引用:

前歯が揺れているか動いている、みたいなことを言っていたように思います。

歯並びの悪い個体もいて、歯が動かせるので、一生気づかないこともありますね。
食事ができているのなら問題がないかと。

今与えている餌を変えたくないのなら、他の選択肢を聞いた方が良いですね。
薬に関しては、服用してしばらく調子が悪くなることがあります。
たとえば体に溜まった水分を出すために、下痢をするとかですね。この現象を瞑眩(めんげん)と言います。
それが過ぎると良くなりますが、生薬にも副作用の少ない上薬や副作用の強い下薬があるし、中成薬かつペット用となるとさっぱり分からないです。
そもそも、入っている生薬が分からないので効果も分からないです。
日局の生薬で作られた漢方薬なら私自身がいろいろ試して飲んでいますが、体質を変えてしまう薬なので2週間くらい飲まないと、効果が出ているのか自分でも分かりづらいです。
緊急でないのなら、しばらく続けて良くならないのなら効果が出ていないので、薬を変えるか、病院を変えるかですかね。

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そのことで、他の飼い主のサポートができるだけでなく、より深く話し合えるきっかけになります。
表題:

適切な治療とは


投稿日時:
名前
すいと

お返事が遅くなってしまい、すみません。私自身この子の嚢胞の経過がわかっていない状態だったので、しばらく様子を見てお返事をさせていただきました。

漢方のお薬ですが、味はともかく匂いが漢方くさいようで、まったく飲んでくれませんでした。病院から帰宅して、保定して2滴飲ませたのですが、どうも何か怖い思いを病院でしたらしく、保定しようとすると、異常な怯え方をしていました。その後2、3日も怯えているのが見ていているだけでもわかる状態だったので、しばらくゆっくりさせることにし、保定はしないことに決めました。リンゴや食パン、はちみつなどに薬を垂らしてみたのですが、綺麗に薬のところだけ残しており、投薬は諦めてしまいました。

「管理者」さんの引用:

普通は時間が経つと臭いは減るはずですが、逆に糞に残った栄養に細菌が付いて臭いを出しているのでしょうか?

多分そうだと思います。フンに菌が少し多いように思えるが、治療をするほどではない、とのことでした。
フンのことですが、臭いが劇的に減りました。始めは2滴飲ませた漢方のおかげかな?と思っていたのですが、今もまったく臭わないし、形がいびつでなく、色も真っ黒です。何が良い効果をもたらしたのか、考えています。

「管理者」さんの引用:

ところで、服用は食間なのでしょうか?

特に食後等の指示はなく、朝と夜に、とのことでした。

「管理者」さんの引用:

これを言い出すと植物は食べられないですし、東洋医学の生薬は植物のプラスマイナスの効果を加減して組み合わせた物だから、獣医師の判断が極端で不安になりますね。

リンクありがとうございます。どんな野菜も、一長一短ですよね。ちょっと知識に自信がありすぎる先生に当たってしまったようです。

その後なのですが、薬をまったく飲まないとわかったところで、自宅から徒歩5分のハムスターを診てくれる病院へ転院することに決めました。前の病院は片道1時間以上かかっていたし、怯え方が異常だったので・・・
事前にレントゲン写真などを転院先へ送ってもらい、今さっき病院から帰ってきたところです。

転院先の先生は、予防のためにとりあえずこの薬を飲ませてみよう、みたいな考えは僕はしないんだ、と言ってくれました。確かに嚢胞はあって、見た目でもわかるけれど、緊急だということでもないし、利尿剤を飲ませたところで、効果があったという例なんてほとんどないから、普通の生活をさせてあげてください、とのことでした。心臓のことについても、薬でどうこうできる、ということではないと思う、とのことでした。

それに、何もできないという無力感を感じてしまう、という話を私がしたら、高度な治療を求めたり(それこそ大学病院だとか)、飼い主として色々と何かやってあげたい、という気持ちはとてもよくわかるけれど、あえて今は何もしない、というのが、この子にとってできることのひとつでもあるんだよ、と言われました。病気を抱えていても、この子が今楽に暮らせるような治療をした方が良いと思う、と。

今はニキビダニのかゆみを減らしてストレスを減らしていき、2週間に1度、駆虫薬を塗ってもらい、肝臓の様子や息の仕方などを見ていきましょう、ということで今日は診察が終わりました。
なんとなく、腑に落ちるような感じでした。治そうというより、上手に病気と付き合っていこう、というのが自分の考えにあっていたのかもしれません。それがハムスターにとって良いのか悪いのかはわからないし、自己満足なのかもしれないのですが・・・

現時点では、水を飲む量は減りましたが、野菜やペレット、ハトのエサもよく食べ、ゆっくりですが回し車で走っています。ゼリー(用品検索に乗っているやつ)もよく食べているので、水分源は野菜や果物(リンゴやブドウ)とゼリーになりそうです。
普段見ている中で、明らかに苦しそう、という風には見えません。ただ毛づくろいをするのが増えているようなので、駆虫剤を塗っていただきました(躰の左右に垂らしてもらっていました)。引っ掻き傷はありません。
しばらくは今の病院で診てもらうのが一番なのかな、と考えています。
何もしない、というのがやはり無力感を感じるところではあるのですが、何が適切な治療なんだろう?と考えながら過ごしています。

ボルテスとぱつお
表題:

Re: 適切な治療とは


投稿日時:
名前
管理者

「すいと」さんの引用:

漢方のお薬ですが、味はともかく匂いが漢方くさいようで、まったく飲んでくれませんでした。

味や香りがあるところが、良いところでも悪いところでもあるんですよね。
最初は抵抗あっても、体質に合う生薬だと、美味しく感じたり良い匂いに感じたりするんですよ。
人間用の調味料も、生薬と同じ原料の物があって、合理的な組み合わせだったりします。

「すいと」さんの引用:

リンゴや食パン、はちみつなどに薬を垂らしてみたのですが、綺麗に薬のところだけ残しており、投薬は諦めてしまいました。

臭いの記憶って強いですから、なおさら難しそうですね。
ハムスターが好きそうな生薬もあるんですが、個人じゃ難しいです。

「すいと」さんの引用:

フンのことですが、臭いが劇的に減りました。始めは2滴飲ませた漢方のおかげかな?

葛根湯みたいな強い薬だと1回で効くこともありますが、内臓の薬なら簡単には回復しないと思います。
お腹が冷えていたとか、暑かったとかの方が納得できるかも。

「すいと」さんの引用:

特に食後等の指示はなく、朝と夜に、とのことでした。

吸収力が低いので、普通は空腹時ですね。
そう考えると、ハムスターって体温を維持するために、こまめに食べる動物なので煎じ方も難しそう。

「すいと」さんの引用:

病気を抱えていても、この子が今楽に暮らせるような治療をした方が良いと思う

治すための努力はするけど、寿命が縮むような治療はしない。かな?
苦痛を取り除けるのなら手術にも積極的だけど、可能性だけならビタミン剤も処方しない獣医師の方が私も良いですね。
なぜ発症したのか治ったのかが分からないと、予防もできないですし。

「すいと」さんの引用:

それがハムスターにとって良いのか悪いのかはわからないし、自己満足なのかもしれないのですが

寿命だから、ネットで見た、獣医師が言ってたとか、他の選択を探さないことが分かりやすい自己満足かも。
飼い主としては、食べたがる物を探すとか、症状が酷くならないように温度を調節するとか、いろいろすることはありますよ。

「すいと」さんの引用:

何が適切な治療なんだろう?と考えながら過ごしています。

飼い主だけでなく獣医師もそうですが、偏った知識や価値観で選択肢を無くしてしまうことがダメな気がしますね。
命は1つで時間は不可逆なので、他の可能性が良かったのか分からないから、常に最善の選択肢をすぐに実行できるように、後悔し続けて勉強して、選択肢を増やすの繰り返しです。

「すいと」さんの引用:

水分源は野菜や果物(リンゴやブドウ)とゼリーになりそうです。

ブドウは冷えるので、量は控えた方が良いですね。
ふと、葛(くず)でゼリーって作れるのかな?とか思って検索したら、簡単に作れるんですね。
葛は葛根湯の生薬で体は温まりますが、果物は冷えるので、やっぱりイモやニンジンなのかな?とか考えてます。
こんなのも選択肢です。

フォーラムの評価機能を利用すると、必要な記事を見つけやすくなるなど、閲覧と管理に影響します。
そのことで、他の飼い主のサポートができるだけでなく、より深く話し合えるきっかけになります。