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熱湯消毒の方法と温度・時間

表題:

熱湯消毒の方


投稿日時:
名前
ともや

病気の予防等で飼育グッズやケージを熱湯消毒することがあると思いますが、有効な熱湯消毒の方法はどのようなものなんでしょう?
「熱湯消毒しましょう」と書かれていても、具体的にどうしたらいいのか、あまり解説されていませんよね?
何度以上の温度で、何分くらい漬けておけばいいのか。
トリコモナスやコクシジウムなどの病原体は熱湯消毒で死滅するのか。
ご存じの情報を教えてください。

表題:

Re: 熱湯消毒の方


投稿日時:
名前
suging

熱湯による殺菌はあまり効果的とは思えないですけど、
やらないよりはマシでしょうね。
ハム用品ってプラスチックや樹脂でできた物が多いから
温度で変形してしまうか劣化しますよ。
高温殺菌は無理だろうし、家庭では100度以上のお湯を作る事も出来ないし
低温殺菌では完全じゃないから、塩素系とか他の除菌剤を使う方がいいと思う。

高温殺菌とは100度以上で数秒〜数十秒(120度〜が一般的)
低温殺菌とは100度以下で数分〜数十分(65度〜85度程度)
数値はだいたいあってると思うけど目安程度に。

紫外線にも殺菌効果はあるから天日干しも気休めにはなるかも、
ただ殺菌効果のある波長の紫外線は地上にはほとんど届かないけどね。
部屋の中で乾かすよりは洗浄後の雑菌の付着や繁殖が抑えられるかもね。

表題:

いつかバラバラ?


投稿日時:
名前
雪だるま

「ともや」さんの引用:

有効な熱湯消毒の方法はどのようなものなんでしょう

寄生虫に限って言えば、どんな消毒薬もほとんど有効じゃないのがいてやっかいなんですが、熱湯(または熱風)・乾燥には弱いのでそれで殺します。寄生虫の種類によっても耐熱温度が違います。
寄生虫を確実に殺したいなら100度の熱湯に10〜15分以上漬けておけば、成虫と卵はたぶん死滅すると思いますが、寄生虫の種類によってはSさんの書かれてる低温殺菌でOKです。
大事なのは温度と時間の2つで、例えば同じ寄生虫でも100度なら2〜3分で死滅するけど、75度なら数分間必要で、40度なら数日必要などなど・・・です。
コクシジウムはわからないですけど、トリコモナスとかジアルジアなら、80度前後のお湯に15分くらい漬けておけばOKです。実際にはこの2つの寄生虫にはもう少し低く温度、短い時間でもOKなのですが、家庭だと放置している間にお湯の温度が下がってくるし、確実に殺すためにはちょっと高めで長い時間放置した方がいいです。

「S」さんの引用:

ハム用品ってプラスチックや樹脂でできた物が多いから温度で変形してしまうか劣化しますよ。

わがやでは、変形のことを考えて75-80度のお湯で15分くらい消毒してました。
とりあえず、回し車と給水器はいまのところ(2か月経過)しても無事ですが、劣化しててある日突然、ハムが走っていたら回し車バラバラ事件とかになるかもしれませんね。

「S」さんの引用:

家庭では100度以上のお湯を作る事も出来ないし

圧力釜を使えば100度以上は簡単に実現できますよね??
実際に100度でも死なない菌や寄生虫のシスト(卵以外の繁殖方法をする場合に作られる繁殖体のことで、熱・乾燥・貧栄養・酸性度の変化などに耐性をもつ)もいるし、Sさんのおっしゃる通り熱湯+消毒薬+天日干しがいいと思います。

「S」さんの引用:

紫外線にも殺菌効果はあるから天日干しも気休めにはなるかも、

お魚やさんには紫外線ライトがありますよね。消毒に困ったら回し車を持って魚屋にいこう!

表題:

除菌・滅菌・殺菌


投稿日時:
名前
suging

加圧すれば100度以上の熱湯を作れるけど、ハムグッズを
圧力鍋で煮込むわけにはいかないしね。

薬局に行けば消毒用のアルコールとかも買えるし、
さらに殺菌効果の高いヒビテンも入手できるかも知れませんが、
ヒビテンは扱いに注意が必要なので万人向きじゃないですね。
まぁアルコールも火気厳禁だし塩素系も目に入ったりすると危険だし。

表題:

Re: 熱湯消毒の方


投稿日時:
名前
ともや

「S」さんの引用:

熱湯による殺菌はあまり効果的とは思えないですけど、
やらないよりはマシでしょうね。

このあたりは難しいですね。
熱湯消毒をしたから大丈夫とか思ってしまうといけないですし、かといって消毒しないのも…
トピックを立てたのは、適当な知識で熱湯消毒のふりをして満足してしまわないようにという意味もあります。

表題:

Re: いつかバラバラ?


投稿日時:
名前
ともや

「雪だるま」さんの引用:

寄生虫を確実に殺したいなら100度の熱湯に10〜15分以上漬けておけば、成虫と卵はたぶん死滅すると思いますが、寄生虫の種類によってはSさんの書かれてる低温殺菌でOKです。

逆にいえば100度の熱湯でも10分近くは生きている寄生虫はすごいですね。
人間なんて儚いもの…

「雪だるま」さんの引用:

お魚やさんには紫外線ライトがありますよね。消毒に困ったら回し車を持って魚屋にいこう!

日焼けサロンにある日焼けマシーン(?)だったら一気に全部まとめて紫外線照射できそうですね

表題:

基本が大事


投稿日時:
名前
管理者

「ともや」さんの引用:

病気の予防等で飼育グッズやケージを熱湯消毒することがあると思いますが、有効な熱湯消毒の方法はどのようなものなんでしょう?

超好熱菌になると、太刀打ちできないし、うちの風呂は温泉じゃないので、そんな菌はいませんから、給湯器フルパワー+塩素系洗剤をケージに溜めて中に、飼育グッズを浸けます。後は歯ブラシでゴシゴシして、10分くらい放置。後に、熱湯と水ですすいで終わりですね。

「雪だるま」さんの引用:

とりあえず、回し車と給水器はいまのところ(2か月経過)しても無事ですが、

ロボロフスキーに使っている回し車が汚れやすいので、ケージとは別で洗うようにしてるんですが、壊れないですね。ハズレの回し車は、直ぐに壊れるけど。

「ともや」さんの引用:

熱湯消毒をしたから大丈夫とか思ってしまうといけないですし、かといって消毒しないのも…
トピックを立てたのは、適当な知識で熱湯消毒のふりをして満足してしまわないようにという意味もあります。

うちは、上に書いた方法ですが、今のところ、ダニ以外は発生したことがないですね。結局は、細菌やウイルスなどは、人間の都合で持ち運びされるので、ケージよりも部屋の掃除をしたり、手を洗ったりと、基本的な飼育方法に、重点を置いた方がいいかもね。

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表題:

Re: 基本が大事


投稿日時:
名前
ともや

「管理者」さんの引用:

結局は、細菌やウイルスなどは、人間の都合で持ち運びされるので、ケージよりも部屋の掃除をしたり、手を洗ったりと、基本的な飼育方法に、重点を置いた方がいいかもね。

結局はどれをターゲットにするかで消毒の方法は変わってしまうんでしょうけど、これが最適という方法がなさそうなのが難しいところですね。
完全滅菌しても、部屋に細菌がいたり、人の手から媒介されるとどうしようもないですし。
あらゆるところに気を遣いつつ、ハム自身の免疫力も高めるように飼育しないとダメなんでしょうけど

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