大量の床材を使った環境での飼育について
大量の床材を使った環境での飼育について
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- ろくろくび
ドイツの論文と、野生下でのハムスターの行動を合わせて、(野生では何十キロも移動するから、地下深くに穴を掘るからということで)
床材を24センチ以上積む、1m以上の広いケージを用意して~ということを勧めている人たちがいます。
確かに、そういったケージと環境を用意すれば、良さげに見えます。
しかし、上からの飼育で問題が起きた実経験があり、狭すぎるのは問題だし、床材をちょっとしか敷かないのもダメだと思うけど、広ければいいってもんじゃないよなあと思った次第です。
ここのフォーラムにも、巨大ケージで飼育してるけど問題行為が起きたという記事がありますよね。
>慣れないキンクマと巨大ケージなど。
どうも、いい面だけが取り上げられて、言われているような気がしてなりません。
某動画サイトで有名な方(方々)が、ブ〇スターやナイ〇エンジェルが出しているような巨大ケージ、もしくは衣装ケースやDIYでの自作を勧めているようです。
そういったケージで、床材を大量に使用しての育成を実際に試してる方がいたら、実際どうなのか(どうだったのか)を聞きたいです。
管理人さんや、ここに居る人達がどう考えているかも聞かせてくださると幸いです。

Re: 大量の床材を使った環境での飼育について
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- 管理者
「ろくろくび」さんの引用:
ドイツの論文と、野生下でのハムスターの行動を合わせて
野生を模倣する飼い方って、初心者でも思いつく方法なので、昔からあるんですが、不効率なのでベテランほどやらないですね。
野生の生態を意識したいのなら、ハムスター専用の部屋を作って、放し飼いにするくらいのことをすれば、私的には面白いと思いますが。
「ろくろくび」さんの引用:
もしくは衣装ケースやDIYでの自作を勧めているようです。
大きいケージは仕切りを付けてしまえば良いのですが、衣装ケースの様な物を入れる箱で、生き物を飼うことは良いと思わないですし、消毒が必要になることもあるので、薬品に耐えられない素材を使ったケージで飼育することは危険ですよね。
「ろくろくび」さんの引用:
床材を大量に使用しての育成を実際に試してる方がいたら、実際どうなのか(どうだったのか)を聞きたいです。
ウッドチップが土の代わりにならないことはペット業者も分かっているので、まず薦めないです。
アリの巣のような観察キットや、腐葉土を使った商品もありましたがなくなりましたし、パイプを埋めて巣穴風にする飼い方も、不潔になりますからね。
それと昔、ハムスターのケージの掃除中、ゴミ箱に入れた大量のウッドチップの上にハムスターを置いたことがあります。
ジャンガリアンハムスターは、掘ったり潜ったりしていましたが、ゴールデンハムスターは、掘っているうちにズブズブと埋まってしまったので助け出したのですが、血の気が引いて毛の薄い鼻と指先が白くなってました。
人間でいう青ざめた状態で、ハムスターにとってかなり恐ろしい出来事だったのだと思います。
ハムスターが怯えた表情に気づかない人もいると思うので、私は他人に薦めないですね。
ウッドチップが多いと下からの保温がしづらいですから、多くても5cmくらいが現実的ではないでしょうか?
Re: 大量の床材を使った環境での飼育について
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- ろくろくび
お返事、ありがとうございます。
ですよね。
「管理者」さんの引用:
野生を模倣する飼い方って、初心者でも思いつく方法なので、昔からあるんですが、
とにかく広ければいいみたいな考えには疑問です。
理由として?
よく言われる週1の掃除がもっと期間を開けられてハムのストレスが減るとか(ケージが広いので三分の一ずつ、隔週でケージ内を掃除する?)
牧草等を混ぜて穴が崩れないようにする、、、というのも見ましたが、ハムちゃんの目が大丈夫なのかな、
月1掃除でもいいんじゃ…とか考えて、真似できません。
過去のフォーラムに多めに床材を敷いて、たくさん掘ってダイエット出来たというトピックはありましたし、そういった点では参考になる気がしますが(実際、それらの動画で見たハムちゃんも平均より痩せてるように思います)、24センチも積む必要はない気がします。
何より、床材を6袋(紙製)とか使ってて、掃除のときに腰が…w と思ったり。
正直に言うと、海外に多いそういう動画を見てるとアクアリウムみたいで、見ている分には楽しくはなります。そういうことなのかなあ。と飼育歴2か月ながら思いました。
しかし、飼う前は楽しく見れましたが、
今は、そのDIYするとハムがあそこに挟まって危なそうだなあ・・・、そういうの置いても使わないよ等という目線で見てしまうので、あまり楽しくなくなってしまいました。
「管理者」さんの引用:
消毒が必要になることもあるので、薬品に耐えられない素材を使ったケージで飼育することは危険ですよね。
そうですね。
ハムスターではなく、祖母が衣装ケースに洋服を入れ過ぎて(経年劣化もあると思います)底が凹んでるのを見たことがあります。普段の耐久性も怪しいと思います。
推測ですが、ヒーターを敷く、暖〇等を蓋に付けた時、ケージとして売られているものより危ない気もしますね。
床材とかグッズにはこだわるのに、ケージにはこだわらないんかい!とちょっと思ってしまいました。(ある意味こだわってる?)
海外の人に多いので、あちらは土足文化等もあって一概に否定はできませんが。まあ、別に問題ないのならやってもいいと思いますし。
「管理者」さんの引用:
血の気が引いて毛の薄い鼻と指先が白くなってました。
おお……、恐ろしいです。素直に失敗談を書いてくださるのは本当にありがたいです。

Re: 大量の床材を使った環境での飼育について
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- すいと
初めまして。
同じく巨大ケージでも上からの飼育で失敗体験があるので、書き込みさせていただきます・・
「ろくろくび」さんの引用:
ドイツの論文と、野生下でのハムスターの行動を合わせて、
一口に論文と言っても、ピンからキリまでありますよね。学生のほぼ素人が書いたようなのでも、ネット上では読むことができたりしますから、論文=すごいという図式から間違っているような気がします。
引用:
しかし、上からの飼育で問題が起きた実経験があり、狭すぎるのは問題だし、床材をちょっとしか敷かないのもダメだと思うけど、広ければいいってもんじゃないよなあと思った次第です。
製品名は忘れましたが、海外製のモルモット・ウサギ規格の上から手を入れるタイプのケージを使っていたことがありました。
やっぱり上から監視されることが怖いようで、ウッドチップや敷いていた新聞紙の下に潜ったり、当時こちらでも相談させていただきましたが、問題行動が起きたので、爬虫類ケージに変えました。
そう考えると、ウッドチップにやたら潜るというのは野生下の行動というより、飼い主に起因する問題行動ではないか?とも思えます。
それに、これは飼っていてなんとなく思うことなんですが、縄張りと行動圏はハムスターにはこれがいい!という比率があるような気がするんです。でもハムスターの小ささから巣箱周りの縄張りの広さは限られる、でもケージが広くて行動圏は広くなる・・となれば、その「なんかいい比率」を壊しちゃうことになるのでは?と想像してしまいます。運動不足で肥満になるのは問題ですけど、一定以上のケージの広さって意味があるのかな?と思っている私です。
ともかく、動画サイトやSNSは見ていても、可愛がっているというよりいじめているというような飼い主ばかり見るので、悲しいです。
Re: 大量の床材を使った環境での飼育について
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- ろくろくび
はじめまして。
お返事ありがとうございます!
「すいと」さんの引用:
一口に論文と言っても、ピンからキリまでありますよね。学生のほぼ素人が書いたようなのでも、ネット上では読むことができたりしますから、論文=すごいという図式から間違っているような気がします。
その通りですね。頭の片隅では知ってたはずなのに、恥ずかしながら抜けていました…
基礎知識のない方が読みとけるのかな?と思います。一時期話題になったマシュマロテストとかも今は否定されてますし、覆える可能性だってありますよね。
広いケージの方がストレス値が減ったらしいですが、家庭だと皆違う環境ですし。
もちろん、紹介するのは勝手ですが……
「すいと」さんの引用:
ウッドチップにやたら潜るというのは野生下の行動というより、飼い主に起因する問題行動ではないか?とも思えます。
それに、これは飼っていてなんとなく思うことなんですが、縄張りと行動圏はハムスターにはこれがいい!という比率があるような気がするんです。
ウッドチップにやたら潜るのは~という部分は私でも、なんとなくですが、分かります。
私も最初は上からの飼育をして、問題行動が起き(一応、飼育本の通りにしたのですが。そういった動画の影響も少なからず、ありました)、ハムエッグさんのサイトの通りにしたらピタリとやんだんですよね。ハムには本当に申し訳ないことをしてしまいました……ハムファーストにしたはずが(※出来てない)、飼い主もハムスターもその方が楽になってるっていう……
比率についてはまだよく分かりませんが、勉強になります!
ご意見を聞けて良かったです。

Re: 大量の床材を使った環境での飼育について
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- 管理者
「ろくろくび」さんの引用:
牧草等を混ぜて穴が崩れないようにする、、、というのも見ましたが、ハムちゃんの目が大丈夫なのかな
牧草だと眼を傷つけそうですし、綿やケナフだと足に絡まりそうですし。
そこで新聞紙なんですけど、貧乏くさく見えるので、使う人があまりいないと。
「ろくろくび」さんの引用:
過去のフォーラムに多めに床材を敷いて、たくさん掘ってダイエット出来たというトピックはありましたし
「ろくろくび」さんの引用:
広いケージの方がストレス値が減ったらしいですが、家庭だと皆違う環境ですし。
正確な原因は分からないですど、飼い主との距離が開いてストレスが解消したんでしょうかね?
「ろくろくび」さんの引用:
何より、床材を6袋(紙製)とか使ってて、掃除のときに腰が…w と思ったり。
「ろくろくび」さんの引用:
正直に言うと、海外に多いそういう動画を見てるとアクアリウムみたいで、見ている分には楽しくはなります。そういうことなのかなあ。と飼育歴2か月ながら思いました。
しかし、飼う前は楽しく見れましたが、
今は、そのDIYするとハムがあそこに挟まって危なそうだなあ・・・、そういうの置いても使わないよ等という目線で見てしまうので、あまり楽しくなくなってしまいました。
お金や物、時間を使うと、飼い主の満足感が上がりますが、それって自己満足では?と思うことも多いですね。
怪我や衛生面などの効率を考えて、空き箱を使った巣箱を薦めてますが、これも貧乏くさく見えるせいか、生態に合わない巣箱を使っている人も多いです。
その巣箱も、慣れた頃に2つ目の出入り口を作ることで、野生では存在しない飼い主への近道として使うのも、ペットならではの生態ですからね。
「ろくろくび」さんの引用:
ハムスターではなく、祖母が衣装ケースに洋服を入れ過ぎて(経年劣化もあると思います)底が凹んでるのを見たことがあります。普段の耐久性も怪しいと思います。
どこのメーカーか忘れましたが、衣装ケースをペットの飼育に使わないでくださいと、コメント出しているメーカーがあったのを思い出しました。
生き物を飼うことを想定して作ってないので、責任転嫁されるのを恐れてだと思いますが。
「ろくろくび」さんの引用:
床材とかグッズにはこだわるのに、ケージにはこだわらないんかい!
車でも、仕組みを理解せず改造して遅くなっていたり、ドレスアップが中途半端でカッコ悪くなったりしている車もありますね。
「すいと」さんの引用:
論文=すごいという図式から間違っているような気がします。
ブランド品大好きな人みたいに、ネームバリューを利用して、考えることから逃げているだけだったりしますからね。
過信する人がいるから、私はこれからも素人を通しますが、うちのサイトの記事も、論文といえば論文ですからね。
「すいと」さんの引用:
それに、これは飼っていてなんとなく思うことなんですが、縄張りと行動圏はハムスターにはこれがいい!という比率があるような気がするんです。
それは私も感じてます。
広いケージで飼っていても、使う場所が限られますし、ハムスターのような群れ意識が低い動物だと、遠すぎず近すぎない距離が必要なんですよね。
Re: 大量の床材を使った環境での飼育について
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- ろくろくび
お返事ありがとうございます!
「管理人」さんの引用:
綿やケナフだと足に絡まりそうですし。
そこで新聞紙なんですけど、貧乏くさく見えるので、使う人があまりいないと。
綿やケナフは、Ama〇onのレビューにも「飲み込んで〇んだ」というレビューがあったので、おかげで買わずに済みました…。本当、まだ案件なら「案件」と思ってみますが、そうじゃない動画とかブログなら、失敗談やデメリットもちゃんと提示して欲しいですね。
実はキッチンペーパーを一時期使ってしまいました……ですが、飲み込んで?頬袋にためる?のを見て、急いで撤去することに……
何か医師の指示があったとかでない限り、危ないなと思います。
「すいと」さんの引用:
それに、これは飼っていてなんとなく思うことなんですが、縄張りと行動圏はハムスターにはこれがいい!という比率があるような気がするんです。
「管理人」さんの引用:
それは私も感じてます。
広いケージで飼っていても、使う場所が限られますし、ハムスターのような群れ意識が低い動物だと、遠すぎず近すぎない距離が必要なんですよね。
管理者さんも、そう思われるんですね。
使う場所が限られるというのは私も実感してます。これから私も意識して見て見ます!
・・・改めてそういった動画を見たのですが、1メートルでは飽き足らず、どんどん広くしてる方を見て
「おや?」と思った次第です。
さらに、特大ケージ使ってる方って、皆ザルで床材を越してないんですよね。量が多いと、なおさら埃っぽいのでやった方がいいよと勝手ながら思った次第で・・・
※もしかしたら、動画映えしないからザルのシーンはカット?
何か問題が起きてるから、広く・深くすればいい、ケージ内をおもちゃだらけにすればいいと考えているのでは?ということです・・・
それが「ウケる」からというのもあると思うので、なんともいえませんが……(ケージのDIY、レイアウト動画はどれも再生数が高い)
ここに書き込まないと、もしかすると、興味本位で試していたかもしれません。
皮肉にも、一度失敗して、その経験から「ん?」と違和感を感じられたおかげだった部分もあるので、失敗を糧にハムと向き合おうと思います。
ありがとうございました。
ジャンガリアン60センチ規格で
投稿日時:
- 名前
- ろくろくび
役に立つかわかりませんし、頓珍漢なことを言っていたら申し訳ございません。
実は、8センチほど床材を積んで飼育していて、ちょうど1か月たっており、昨日、掃除をしました。(私も大量に使ってましたね…)
といっても、床材を深く積んだところは、うん〇の排気場所?貯蓄場所になっているだけでした。
床材を積む前に、ケージの底に
①(かがんだ状態のジャンガリアンが2匹入れそうな)薬の入っていた箱
②パウンドケーキの型
③饅頭の入っていた箱
といった3つの空箱を、ハムが通れる程度の穴を開けて置いていたのですが、底に置いていた箱(巣箱除く)には、全部うん〇が詰まっているだけでした。
※画像参照
結局、上の生活圏で行動しているので、やっぱり、そんなに必要ないんだなと思いました。
これが良いか悪いかわかりませんが(空き箱を底に置くというのはどうなんでしょうか?)、
私が当初言った、広いケージで大量の床材を使って飼育した場合
そういったケージで飼育している方の掃除動画で見たものと照らし合わせて考えると、
恐らく次は、(四隅や空箱に)
A.餌を貯蔵し始める
B.更なるうん〇排気場所になる
のどちらか、もしくはA(なるべく上)・B(なるべく下)両方だと思います。。。
ハムエッグさんに書いてある通りに飼育したら、無駄に餌をため込まなくなりますし、無駄に貯めこむと臭くなるし腐らないか心配になるだけなので、そんな深くする必要はないと思いました。
これを見て、おっしゃっていた
「縄張りと行動圏はハムスターにはこれがいい!という比率があるような気がする」がわかった気もします。(たぶん・・・)
画像は、スマホ故障してるのでペイントで作成したものです… ![]()
- 説明
- 上手く伝わってますかね?汗
- ダウンロード回数
- 6回
- ファイル形式
- JPEG
Re: ジャンガリアン60センチ規格で
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- 名前
- ろくろくび
排気じゃなくて廃棄です・・・
画像まで間違ってるし
すみません。

Re: 大量の床材を使った環境での飼育について
投稿日時:
- 名前
- 管理者
「ろくろくび」さんの引用:
そうじゃない動画とかブログなら、失敗談やデメリットもちゃんと提示して欲しいですね。
久しぶりロボロフスキーハムスターを飼っているので、実は新聞紙の代わりに久しぶりケナフを使っているんですが、ハムスターだけではうまくほぐせないようで、ハサミで5cmくらいに切ったケナフを入れてます。
その毛玉状態になったケナフで、巣箱の出入り口の蓋に使っているだけで、今のところ面白い発見はないです。
メリットは軽く固まりになりやすいので、持ち運びがしやすいってとこでしょうかね?
「ろくろくび」さんの引用:
1メートルでは飽き足らず、どんどん広くしてる方を見て
巣箱の2つ目の出入り口の話にもつながるんですが、慣れてくると飼い主との距離が近づいてくるんですよね。
その距離が逆に遠ざかっているので、実は飼い主が嫌われているのではないでしょうかね?
その原因が撮影のために覗き込むとかも、あると思いますよ。
「ろくろくび」さんの引用:
※もしかしたら、動画映えしないからザルのシーンはカット?
広告収入の為、動画の尺を伸ばしたいはずなので、やってないんだと思いますよ。
「ろくろくび」さんの引用:
ケージ内をおもちゃだらけにすればいいと考えているのでは?
目が飛び出てたり、皮膚が薄いので、STマークがついているような子供用のおもちゃでも、ハムスターはケガをします。
なので、できるだけ物は置かない方が良いですね。
「ろくろくび」さんの引用:
もしかすると、興味本位で試していたかもしれません。
試行錯誤も考え方によっては、実験動物だったりしますから、踏みとどまったのは正解だと思いますよ。
「ろくろくび」さんの引用:
といった3つの空箱を、ハムが通れる程度の穴を開けて置いていたのですが、底に置いていた箱(巣箱除く)には、全部うん〇が詰まっているだけでした。
ケージの底に置いた空き箱は、トンネル状に配置したのでしょうか?
それとも、床材の下に置かれている空き箱を、ハムスターが発見して、利用していたのでしょうか?
「ろくろくび」さんの引用:
これが良いか悪いかわかりませんが(空き箱を底に置くというのはどうなんでしょうか?)
飼育用品の高さが揃わないときに、床材の下に物を敷くことはありますが、空き箱だとつぶれたりするので、基本的にはストーンベットのような硬い板が良いですね。
「ろくろくび」さんの引用:
恐らく次は、(四隅や空箱に)
結局、角や死角になる場所しか使わないということですかね。
Re: 大量の床材を使った環境での飼育について
投稿日時:
- 名前
- ろくろくび
お返事ありがとうございます!
「管理者」さんの引用:
毛玉状態になったケナフで、巣箱の出入り口の蓋に使っているだけで、今のところ面白い発見はないです。
メリットは軽く固まりになりやすいので、持ち運びがしやすいってとこでしょうかね?
巣作り〇人とかいう商品が出てるので、巣作りに使うと思ったんですが、
私が動画やブログで見た限り、同じように塊を全部引きずって持って行く姿しか見たことないような気がしてます(たぶん)
「管理者」さんの引用:
その距離が逆に遠ざかっているので、実は飼い主が嫌われているのではないでしょうかね?
その原因が撮影のために覗き込むとかも、あると思いますよ。
「管理者」さんの引用:
結局、角や死角になる場所しか使わないということですかね。
そうだと思います。そういうケージを使ってる方も、私が見た限り、皆さん、ケージのサンプル写真の通りに車や水飲みを奥に置いてて
底に潜ることでしか安心できないので、広くするしかないんだと思いますね…。ケージを噛むので、かじり木とかでなんとか防ごうとしているような、お金を(無駄に…)かけた対処療法のように感じました。
そういった方法を推奨してる動画のハムは、なんか警戒心が増えてる気もしましたし…
管理者さんのおっしゃる通り、土と出来ることが違うので、やっぱりなんか違うと思いました。
「管理者」さんの引用:
できるだけ物は置かない方が良いですね。
それを聞けてよかったです! 通販サイト見てたらついつい目移りしてしまうのが本音です。
ハムちぐら(商品名ではなく、毛糸で編んだハム用の巣箱?隠れ場所だそうです。)とか、あまりにも可愛かったので、お迎え前にうっかり作りそうになってしまいましたが、まだどういう子か分からないし、衛生的に心配になって踏みとどまりました。
「管理者」さんの引用:
ケージの底に置いた空き箱は、トンネル状に配置したのでしょうか?
それとも、床材の下に置かれている空き箱を、ハムスターが発見して、利用していたのでしょうか?
トンネル状ではなく、底に置いていた箱をハムスターが発見して自ら利用しています。
まずかったら次の掃除で撤去しようと思ってますが・・・
実は水槽で飼育してるときに、
おっしゃる通り、空き箱は潰れてしまいました…。私も、底上げ目的なら石の方が良さそうだと思って、
とりあえずMサイズを購入して、先日、掃除した時に巣箱の底に敷かせてもらいました。これから暑くなると思いますし、買って良かったです。
どこで見たか聞いたか忘れましたが、隠れる場所があった方がいい的な考えと、ハム〇郎で見た地下のイメージがあって、空き箱を適当においてしまいました ![]()

Re: 大量の床材を使った環境での飼育について
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- 名前
- 山登魚
別トピックで記事を検索しているうちにこちらを見つけたので書き込ませて頂きます。
こちらのトピックで話題に上がっているドイツの論文は、床材の深さとストレスとの関連について述べたものだということなので、お迎え1週間で巣箱を使わなくなったで参照した
引用:
アンドリーナ R.ハウゼンベルガー、サビーネ G.ゲブハルト=ヘンリッヒ、アンドレアス・シュタイガー「ゴールデンハムスター(Mesocricetus auratus)の行動に対する敷料の深さの影響」応用動物行動科学 第100巻 第3・4号 2006年11月 p.280〜294
ではないかと思います。
また、これに後続する研究である
引用:
アンドリーナ R.ハウゼンベルガー、サビーネ G.ゲブハルト=ヘンリッヒ、アンドレアス・シュタイガー、ディートマー・ワイナート、R.ガッターマン「深い寝具に納まったゴールデンハムスター(Mesocricetus auratus)における概日性活性旋律の脱周期」生体リズム研究 第40巻 第6号 2009年12月 p.465〜475
は、同トピックでは「ガッターマン氏の論文」と書きましたが、正確には研究チームの筆頭著者(中心的な企画・実験・分析者)はハウゼンベルガー氏、研究責任者(指導教授)がガッターマン氏です。
この他、ケージの大きさについては、以下の論文があります。
引用:
K・フィッシャー、サビーネ G.ゲブハルト=ヘンリッヒ、アンドレアス・シュタイガー「4つの異なるケージサイズで飼育されたゴールデンハムスター (Mesocricetus auratus)の行動」動物福祉 第16巻 第1号 2007年2月 p.85〜93
この研究では、1,800cm²、2,500cm²、5,000cm²、及び10,000cm²の、4つのケージサイズに個別に収容された60匹のメスのゴールデンハムスターについて、常同的な金網かじり、提供されたスペースの利用、体重増加、及び軽度の飼育ストレスに対する反応が比較されています。
実験の結果、常同的な金網齧りは全てのケージサイズで観察されましたが、小さいケージのハムスターは長く、より頻繁に齧っていました。回し車(直径30cm)の活動には差はありませんでした。
小さなケージでは、ハムスターは大きなケージよりも木製のシェルターの屋根を足場として利用する頻度が高く、これはハムスターにとってより広いスペースが必要だったことを示唆していると考察されています。
イギリスの飼育サイト(The Hamster Forum)によると、ドイツに本拠を置く、ヨーロッパ最大の動物福祉統括団体である「動物福祉獣医協会」が、 ケージの最小サイズを100✕50cm、床材を25cm以上と定めていて、イギリスの動物慈善団体(ブルークロス、PDSA、ウッドグリーン動物慈善団体)も、それに準拠した数値を推奨しています。床材の最低の厚みは団体によって多少異なりますけど(15cmとか20cmとか)、それ以外は大体同じような内容が書かれていました。
同飼育サイトではいくつかのケージも紹介されており、前面開閉式の水槽タイプですと、Oml◯t社製(W88✕D56✕H49cm)とBucatsta◯e社製(W100✕D50✕H52cm)が紹介されていました。どちらも上部が大きく開き、前面扉は小さめで、日頃のお世話を行うには、やや使いにくそうな印象です(後者は2025年現在、日本版Amazonでも購入できます)。
また、床材を厚く敷く前提のため、前面扉は中段の高さに付けられています。同じ理由から、金網ケージの場合も床上20〜25cmくらいまでがプラスチックになっているものが多いです。
ドイツの研究によれば、ケージは広ければ広いほど良いけれど、床材は深過ぎない方が良いという実験結果が示されていますが、海外の慈善団体や飼育サイトでは、未だに床材が深ければ深いほど良いとしていて、情報がアップデートされていません。
ペット業界との関係で中々変えられないのかも知れませんけれど、いずれにしても、海外の飼育方法をそのまま模倣するより、日本の環境に合った最適な飼い方を、自分たちで模索して行くほうが良いと思います。
論文ありがとうございます
投稿日時:
- 名前
- ろくろくび
ありがとうございます。
論文はこれですね。
あれから3〜5cmくらいの床材で生活してもらってますが、深くしすぎなくても普通に穴掘る場所変えて遊んでますし、やっぱりと思った次第です。というか巣箱とか必要な場所に勝手に、もりもり本人(というか本ハム)が床材運んでますし。
あと床材多めブカスター飼育のゴールデンハムスターで1年経っても懐いてない子見てしまって、管理者さんの言う通り距離が遠くなる場合もあるみたいです。
海外のもの売らせた方が高いから、アフィリエイト率がいいのかもしれませんね。狭過ぎ床材なさすぎは問題だと思いますが、極端にしたらしたで、こんなにお金かけたのに!努力したのに!とバイアスがかかって間違ってるのでは?と疑う心が持てなくなり、
ハムスターのためといいながら飼い主本人の(配信や動画の)ためという目的にすり替わり、軌道修正して戻るのも大変だと思いました。
すみません
投稿日時:
- 名前
- ろくろくび
ブカ◯ターです。伏せ字にせず、うっかりやってしまいました…

Re: 論文ありがとうございます
投稿日時:
- 名前
- 山登魚
ろくろくび様、初めまして。
「ろくろくび」さんの引用:
あれから3〜5cmくらいの床材で生活してもらってますが、深くしすぎなくても普通に穴掘る場所変えて遊んでますし、やっぱりと思った次第です。というか巣箱とか必要な場所に勝手に、もりもり本人(というか本ハム)が床材運んでますし。
うちのジャンガリアンハムスターも、穴掘りとまでは行かないですけど、時々創作意欲が高まるらしく、厚さ5cmの床材を利用して山や谷を作ることがあります。
「ろくろくび」さんの引用:
あと床材多めブ◯スター飼育のゴールデンハムスターで1年経っても懐いてない子見てしまって、管理者さんの言う通り距離が遠くなる場合もあるみたいです。
海外のもの売らせた方が高いから、アフィリエイト率がいいのかもしれませんね。狭過ぎ床材なさすぎは問題だと思いますが、極端にしたらしたで、こんなにお金かけたのに!努力したのに!とバイアスがかかって間違ってるのでは?と疑う心が持てなくなり、
ハムスターのためといいながら飼い主本人の(配信や動画の)ためという目的にすり替わり、軌道修正して戻るのも大変だと思いました。
なるほど、Bucatsta◯e(ブ◯スター)社製のケージで飼育されている方の動画をご覧になったのですね。
ヨーロッパでは大きいサイズのガラス水槽があまり流通しておらず、金網ケージが主流でした(日本版Amazonで取り扱いがあるのはSa◯ic/サヴィッ◯とFer◯last/ファープ◯スト社製)。
また、アメリカやカナダではガラスを嵌め込んだ木製ケージの種類が多く(同、Nite◯ngel/ナイトエ◯ジェル社製)、これは「より自然な」ケージとして人気があるのかなと思いました。
木製ケージについては、ハムスターが齧って穴を空けたとの報告は上がっていないと書かれていましたが、ペットのゴールデンハムスターの祖先を捕獲したアハロニ氏は、木製ケージで飼育して脱走されているのと、日本では湿度が高くてカビや汚れが付きやすい点、注意が必要です。

Re: 論文ありがとうございます
投稿日時:
- 名前
- 山登魚
また、前回、欧米の飼育者の間では床材を厚くするのが一般的であるという話を書きましたが、当のハムスターにとっては、それが一番良いとは限らないという趣旨の論文もありましたので、少し時代が遡りますが紹介します。
引用:
シェリル E.アーノルド、ダニエル Q.エステップ「ゴールデンハムスター(Mesocricetus auratus)の実験室ケージの好み」実験動物 第28巻 1994年 p.232〜238
この研究では、集団飼育用ケージのサイズがW43.5✕D25✕H18(又は25)cm、個別飼育用ケージのサイズがW25✕D18(又は20.5)✕H15(又は18)cmでした。
以下要約です。
引用:
本実験は、実験室で飼育されたゴールデンハムスター(オス20匹とメス20匹)が、トウモロコシの芯を敷いた床のプラスチック製ケージと金網床のステンレス製ケージのどちらを好むかを評価しようとするものである。
実験の前に、子ハムスターは、トウモロコシの芯を敷いたステンレス製の飼育ケージで、母親によって21~23日齢まで飼育され、離乳後すぐに金網床のステンレス製ケージ又はトウモロコシの芯を敷いたプラスチック製ケージで個別飼育された。
高齢ハムスター(111日齢で試験)は、離乳後約70日間、大きな金網床のケージで集団飼育された後、試験前の2~3週間、金網床ケージ又は床材付きケージで個別飼育された。
試験中、ハムスターは6日間、2種類のケージ間をトンネル(長さ9cm、直径5cm)で自由に移動することができた。
試験の結果、全てのハムスターは、平均69.8%を床材付きケージで過ごし、平均29.7%を金網床ケージで過ごした。このことから、ハムスターは年齢や環境を問わず、床材付きケージを好む傾向があることが分かった。
離乳するまで床材付きケージで母親と一緒に飼育されていた若いハムスターだけでなく、金網床ケージで飼育されていた成体ハムスターのほとんども床材付きケージを好んだことは注目に値する。これは、ハムスターの離乳前の経験が、その好みに長期的な影響を与えたか、あるいは床材付きケージを好むという、学習されない素因が何らかの形で備わっていることを示唆している。
しかし、金網床ケージで長期間飼育された高齢ハムスターが床材付きケージで過ごした平均時間は60%をわずかに下回り、40%が金網床のケージを好んだ。この好みは、多くの若いハムスターが示す好みよりもはるかに強かった。
睡眠、探索、毛繕い、齧り行動、食事、溜め行動の6つの行動指標のうち、睡眠は最も頻繁に観察された行動(全体の41%)であり、長く寝ていた場所は、ハムスターのケージの好みを示す指標と考えられた。
試験前に床材付きケージで飼われていたハムスターは、41.6%の時間を床材の上で寝ていた。試験前に金網床ケージで暮らしていたハムスターは、27.6%の時間を床材の上で寝ていた。
年齢の影響は、睡眠行動において認められた。
金網床ケージで飼育されたグループのうち、高齢ハムスターは金網床の上で眠る時間が長かったが、若いハムスターは睡眠時間のほとんどを金網の上で過ごしていなかった(若いハムスターは19%、高齢ハムスターは 42%)。
ハムスターが以前に金網床ケージで飼育されていた場合、ケージを齧る行動が多く、この行動は主に金網床ケージ内で行われていた。ハムスターは通常、金網床ケージの前面の柵を齧り、時には20分以上齧ることもあった。
そして、頬袋に床材を集めて金網ケージの上に置くことに多くの時間を費やしていることも観察された(床材はケージを突き抜けてしまい、ハムスターは金網床ケージに積み重ならないように何度も平らにならさなければならなかった)。
我々は、表面的に自然を模倣したような飼育環境を最善と考えるが、ハムスターは自然として感じていないのかも知れない。今回の研究結果は、ハムスターが必ずしもそのような環境を好む訳では無いことを示している。
過去の経験は、動物の行動や好みに影響を与える可能性があり、これは特定の飼育環境が飼育方法に適しているかどうかを判断する際に、他の行動指標に加えて、動物の好みも考慮する必要があることを示唆している。

Re: 論文ありがとうございます
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「ろくろくび」さんの引用:
あと床材多めブカ◯ター飼育のゴールデンハムスターで1年経っても懐いてない子見てしまって、管理者さんの言う通り距離が遠くなる場合もあるみたいです
うちのハムスターは、思春期の男の子みたいで、自分に用がない時と、興味があるときの行動の差があって、自分でできることは自分でして、ある程度察して行動してくれるので、飼育が楽ですね。
「山登魚」さんの引用:
我々は、表面的に自然を模倣したような飼育環境を最善と考えるが、ハムスターは自然として感じていないのかも知れない。
飼い主自体が、野生を模した(たとえばマサイ族風とか)部屋に住んでいないですし、単に生息地を模したりするのは、根本に自分と他者を区別する偏見があるのでは?とか思うことがあります。
野生環境の完全再現は無理ですが、飼育する地域に合わせたアレンジと、習性的に理解しやすい素材は大事なんだと思います。
「山登魚」さんの引用:
過去の経験は、動物の行動や好みに影響を与える可能性があり、これは特定の飼育環境が飼育方法に適しているかどうかを判断する際に、他の行動指標に加えて、動物の好みも考慮する必要があることを示唆している。
子供の頃過ごした、おばあちゃん家は安心する的な感覚ですね。
ペットショップやブリーダーがウッドチップなので、日本でペットを飼うならまずはウッドチップですね。

故郷の環境とは
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- 山登魚
「管理者」さんの引用:
飼い主自体が、野生を模した(たとえばマサイ族風とか)部屋に住んでいないですし、単に生息地を模したりするのは、根本に自分と他者を区別する偏見があるのでは?とか思うことがあります。
野生環境の完全再現は無理ですが、飼育する地域に合わせたアレンジと、習性的に理解しやすい素材は大事なんだと思います。
思わずマサイ族風の部屋を想像して笑ってしまいました
確かに、人類のルーツであるアフリカで、今も伝統的な暮らしを続ける民族の方々の素朴な住居や家具調度、色彩豊かな織物には、個人的に大変心惹かれるものがありますけど、インテリアテイストの好みは人それぞれで、アフリカ諸国の都市部にお住いの方であっても、そのようなスタイルを好まれる方ばかりではないですよね。
人間が、定住した地域の気候に適応した服を着て、住居を建てて住んでいるのと同様に、ハムスターも、日本の気候に合った種類のケージや床材をベースとして、適切な温度管理をしていくのが妥当なのだと思います。
「管理者」さんの引用:
子供の頃過ごした、おばあちゃん家は安心する的な感覚ですね。
ペットショップやブリーダーがウッドチップなので、日本でペットを飼うならまずはウッドチップですね。
ハムスターのルーツは中東やアジアの乾燥地帯でも、ペットの子たちにとっての懐かしい故郷は、ペットショップやブリーダーのケージなのですね。
