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子宮蓄膿症による死亡事例のご報告

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子宮蓄膿症による死亡事例のご報告


投稿日時:
名前
美亜

11月24日、2歳7ヶ月でメスのジャンガリアンハムスターが永眠いたしました。
何かの参考になればと、長くなりますが病気や死亡の経緯を投稿させていただきます

2007年4月上旬生まれ
5月23日我が家にやってきました,当初32g
初めてのハムスターだったため金網ケージに針葉樹チップ、某星形のペレットなどで飼育開始
しかしペレットを全く食べてくれず最初は食べてくれるペレット探しが大変でした

生後3ヶ月:50g越えまでに

生後6ヶ月:ようやく飼育方法改めプラケースと広葉樹チップなどいろいろ変更、体重は変わらず
飼育環境
・ケージ:一番大きなプラケース(幅37×奥22×高25ぐらい)+段ボールを使用して地下を作りました
・回し車:サイレントホイール
・餌:ペレット3種類+野菜、時々煮干しや雑穀など、自分が果物を食べる際には必ずおすそわけ
・床材:広葉樹チップ
・トイレ:トイレは置かず、汚れたところを交換
・巣:お菓子の箱や牛乳パックを使用し、使い捨てのもの、新聞紙やキッチンペーパーなど
・掃除:毎日…餌と水の交換、トイレの汚れたトコロを交換
       週に1回ケージと物品の交換・消毒
・ふれあいというふれあいはほとんどせず。主に見ているだけ。掃除しているときは砂浴び用のケースに入れて待って貰っていました
以後この飼育状態のまま飼育していました
肥満以外は異常ありませんでした

1歳:ひまわりの種など高カロリーのタネ類ほとんどあげていないのに体重は50g前後をキープ

1歳9ヶ月:徐々に減ってきて42g

2歳:毛並みは普通、なんとなく歩き方がもたつくように見える

2歳5ヶ月:歩き方のもたつきが目立ち、段ボールで2階建てにしていたものを撤去し、1回のみにする

2歳6ヶ月(10月3日):血尿?下痢?のようなものがある、陰部は汚れていなかったが局部的に毛がうすい…?
数日様子を見たが下痢のようなものはなく一時的なものかと思い病院には行かず
思えばこれが子宮蓄膿症の症状だったんだと思います
やはり歩き方が少しもたつき、なんとなくおしりが下がってきたように見える

2歳7ヶ月(11月6日):陰部からねばっとした血が出ている、糞は固形で血も混じっておらず尿も色なし
おそらく膣からの出血、子宮蓄膿症か…?夜発見のため次の日動物病院を受診

病院受診にて。体重40g、触診にて腹部が張っているとのこと、血液はやはり膣から
詳しくはエコーなどしてみないと分からないが子宮蓄膿症かもしくは子宮内にがんが出来たか
いずれにせよ年齢的に私は手術の方向は臨まないため、これ以上の検査はせず、抗生剤と止血剤にて延命の方向に決めました

11月7~11日は巣材のティッシュに3cm×3cmぐらいの血のしみ
その後は血はないがティッシュがほんのり黄色く少し臭うようになりました(おそらく膿?)
食事量は変わらず、糞は小さくなりましたが固形、尿も色に変わりはなし
ただお腹は張ってきていて歩き方がもたもたし、段差が越えられず回し車に乗る姿を見なくなりました

11月23日様子が変、止まっていると普通だが歩いているときもたつくというかやたら体が揺れる、けいれんではない
あまりに揺れてペレットが食べにくそう
腹部を見ると珍しくおしりに糞がついている、腹部が張って自分でおしりの毛繕いができないせいか
糞の量も少なく便秘気味
綿棒をぬるま湯につけて陰部を拭く、ティッシュにうっすら赤いしみ
ついでに噛まれる、が出血するほどはない
目を見るとはっきりと白内障だというのが分かる

それから8時間後の11月24日朝、死亡確認
死んでいるときまで耳がきれいに立っていて、毛並みも悪くはなくまるで生きてるみたいでした…。

最初、歩き方がおかしい?とは気付いてたのですが「年のせいだから仕方がない」と思って気にしてあまりおりませんでした
思えば腹部が張って歩き方が変になっていたんだと思います
気付いたのは病気が明らかになってから…もっと早く気付いていれば!と非常に悔しいです

最初病気が分かったときは「え!」と思いましたが
「そういえばあのとき…」とハムスターからのいろいろな無言のメッセージを思い出しました…
ハムスターからのメッセージは早めから出ていたのにそれを気付けるか気付けないかは飼い主の役割なんだなーと身に染みました

私にとって初めてのハムスターでいろいろとハムスターの素敵なことを教えてくれた子でした
しかも最後まで固形ペレットを食べてくれ、お薬もちゃんと飲んでくれる良い子でした…
今は新しくハツカネズミをお迎えし、しばらくハムスターはお迎えしませんがまた飼いたいと思っています
長くなりましたが以上です

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Re: 子宮蓄膿症による死亡事例のご報告


投稿日時:
名前
管理者

主に後から読む人のために書き込みます。

「美亜」さんの引用:

2歳6ヶ月(10月3日):血尿?下痢?のようなものがある、陰部は汚れていなかったが局部的に毛がうすい…?

幹部の毛が薄く見えるのは、湿っている場合が多く、カラーハムスターだと腹側が白くない個体もいるので、気づきにくかったりとしますね。

「美亜」さんの引用:

これ以上の検査はせず、抗生剤と止血剤にて延命の方向に決めました

抗生物質は万能じゃないから、効果が現れないのなら止めた方が延命できたりします。

「美亜」さんの引用:

11月23日様子が変、止まっていると普通だが歩いているときもたつくというかやたら体が揺れる、けいれんではない
あまりに揺れてペレットが食べにくそう

そうなったときにも、最低限のレイアウト変更で飼える、飼育用品を使っていると、心身ともに正常に保ちやすいです。

「美亜」さんの引用:

目を見るとはっきりと白内障だというのが分かる

腹あたりにガンがあって腎臓などに転移したのか、体のメンテナンスをしづらくなって、細菌感染したのか?などなど、いろいろ想像できますね。

「美亜」さんの引用:

最初、歩き方がおかしい?とは気付いてたのですが「年のせいだから仕方がない」と思って気にしてあまりおりませんでした

ハムスターは背が低いし、全身を使って歩くので、歩き方でおなかの異常を見つけやすいですね。

「美亜」さんの引用:

思えば腹部が張って歩き方が変になっていたんだと思います
気付いたのは病気が明らかになってから…もっと早く気付いていれば!と非常に悔しいです

文章にできていないこともたくさんあるだろうから、そう思うなら、ハムスターを飼い続けるべきですね。

「美亜」さんの引用:

最初病気が分かったときは「え!」と思いましたが
「そういえばあのとき…」とハムスターからのいろいろな無言のメッセージを思い出しました…
ハムスターからのメッセージは早めから出ていたのにそれを気付けるか気付けないかは飼い主の役割なんだなーと身に染みました

気づかないことも問題だけど、小さい体で苦痛に耐えている相手を目の前にして、様子を見るとか、利きもしない薬やサプリメントを与えて、飼い主の心だけ満足させるようなことをする、飼い主や獣医は残酷だと思います。

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Re: 子宮蓄膿症による死亡事例のご報告


投稿日時:
名前
美亜

返信ありがとうございます

書き忘れましたがノーマルのジャンガリアンハムスターです。

「管理者」さんの引用:

抗生物質は万能じゃないから、効果が現れないのなら止めた方が延命できたりします。

「管理者」さんの引用:

気づかないことも問題だけど、小さい体で苦痛に耐えている相手を目の前にして、様子を見るとか、利きもしない薬やサプリメントを与えて、飼い主の心だけ満足させるようなことをする、飼い主や獣医は残酷だと思います。

最初分かったときは手術か投薬か、という選択肢しか頭にありませんでしたが、投薬しない、という選択肢もあるんですね…
でもただハムスターにとっての最善の考えではなく 投薬する=何かしてあげてる という自己満足になってたかもしれません
ハムスターは何も言わないからこそ飼い主が考えていかなきゃいけないんですね…奥が深いです


説明
亡くなる30時間ほど前の写真、携帯で撮ってるので画質悪いです
最後まで自分で水を飲み、固形ペレットを食べてくれました
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