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キャンベルハムスターかジャンガリアンハムスターか

国によってもハイブリッドの考え方も違いますが、ペットがデメリットを負担してしまうことには違いがないです。
ハムスターの品評会が開催されたこともありましたが、手軽なペットとして普及させてしまったことが失敗でしょう。

投稿日時:
投稿者:USER0451

キャンベルかジャンガリアンかという問題については海の向こうでも議論されていました.

あるアメリカ人が,この二種は交配しておおいに繁殖するし,実際に野生で何種存在するのかは誰にも解らない.名前をまとめてしまえば便利でよいと熱くなって主張しているのですが,これに対してイギリス人(BHAのエリアクラブ所属)がやんわりと切り返していました.
 
「USAではこの二種の間の交配が普通に行われているようだが,これはさらなる混乱をまねいてしまう.生まれてきた雑種は両方の特徴を持つようになるからだ.」

「言うまでもないが,異種か亜種かという違いを知りたくても,二種を交配することは考えられないことだ.UKでは,こういうことはたいへん嫌がられている. (異種では交配不可 亜種間は交配可)」

イギリスでは,最初から二つに分けて繁殖させているので,野生のハムスターの二つの系統から毛変わりハムスターが出てきているということです.(二種は別々の年にイギリスに入ってきています)
ご先祖さまからの血統が大切にされているわけです.

現在の英国ハムスター事情はいくつかのWEBページに出ていますが,The Complete Hamster Site(ハムスターサイト決定版?)は [このURLは存在していません] 写真も多く,とてもよくまとめられていると思います.
The Proper Care of Hamsters(1993年刊)に書かれているよりもキャンベルの毛変わり品種は多くなっていましたが,ウィンターホワイト(ジャンガリアン)の毛変わり品種はそのままでした.
 
このMLが始まったころには,ハムスターのWEBページはとても少なかったのに.変わりましたね. 

投稿日時:
投稿者:USER0467

[USER0467]です

イギリスでは,最初から二つに分けて繁殖させているので,野生のハムスターの二つの系統から毛変わりハムスターが出てきているということです.(二種は別々の年にイギリスに入ってきています)ご先祖さまからの血統が大切にされているわけです.

日本においては、流通段階で特に毛替わりでないかぎりいっしょくたにドワーフとして流通する場合が多いからショップに知識がない場合も多いしジャンガリアンハムスターとキャンベルハムスターの区別がわからない場合多いですよね。

国内で繁殖されたものでは、純血というのは保証できないという現状ですよね。