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ハムスターと病理解剖 2

病院に電話をかける

2004年3月4日 AM10:30
ペットを病院に連れていく場合は、行く前には電話をかけるのが基本です。という訳なので電話をかけてみました。
捕まえてあるダニだけを検査して分かるのかと聞くと、やはり死んだハムスターも連れてきて欲しいと言われました。ダニは顕微鏡で見れば、分かる可能性があるが、原因の特定は難しいとのこと。

病院に行って

2004年3月4日 PM12:00
病院で診察を受けました。

  • 12時間以上、密閉されたセロハンテープに入れられても、ダニはまだ生きていました。先生に顕微鏡で見てもらったら、マダニの一種に見えるが、よく分からないと言われました。
  • ダニによる感染症の疑いもあるが、解剖してみないと分からない。
  • 死後12時間以上経つと、死体の状態が変化するので原因の特定が難しくなる。
  • 詳しい検査は病院ではなく、他の専門機関に出さなくてはならない。
  • ダニの詳しい特定には1カ月くらいかかる。
  • 病理解剖の結果が出るのにも、1カ月くらいかかる。
  • ダニを特定してから病理解剖するのでは、死体の腐食が進むので、同時に作業しなくてはならない。ダニが原因で起こした病気なら、病理解剖は同時進行でなので死因を特定するのは難しくなる。
  • お金がかかる。(ダニの特定6,000円 ハムスターの病理解剖20,000円)
  • 解剖されたハムスターの死体は受け取る事もできるが、1カ月以上経過する上、解剖されているので、専門機関で処分してもらう事にした。専門機関では、他の動物たちと一緒に焼却されるが、供養などもしてくれる。

おおよその予測ができていたので、その日にお金を払い、検査結果を待つことにしました。

診断の結果

2004年04月28日 PM15:00
仕事が忙しく連絡をしていなかったので、こちらから連絡すると、先生から直接電話で結果を教えてくれることになりました。

【疑わしい原因】
貧血。脾臓の中の血液を作る細胞が減少していた。心臓など血液に関わる他の臓器は問題がなかった。

【結論】
決定的な死因の特定はできなかったが、ダニが血を吸った事による貧血と、老化が重なったためだと思われる。

【ダニの種類】
家ダニ(イエダニ)。

【考えられるダニの感染源】
家にいた:
年に2回くらい、くん煙剤を使って殺虫しているので、家に大量にダニがいたとは少し考えづらい。私や他のペット達はダニに咬まれたことがない。

昔飼っていたゴールデンに付いていた:
今まで我が家のハムスターにはダニが付いていなかった訳ですから、ブリーダーの所にいた頃から、ダニが付いていたのかもしれないのです。しかし、私が買った時にはアダルトサイズだったので、それは考えにくい。しかもそのペットショップは、結構清潔な店です。となると、ペットショップに来店した犬や人間から感染した可能性もある。

我が家の犬や、人間達が持ってきた:
雷が怖くて、家に入ってくる室外犬。暇ならペットショップに行ってしまう、困った飼い主。小汚い友達の訪問。疑い出すと切りがない。

脾臓以外に、問題が見つからなかったので、ダニによる病気の媒介ではなかったようです。もしダニが何かの病気を媒介したのなら、ダニが付いた状態で生きているハムスターの血液を採取して、検査に出すと分かりやすいようです。

ダニについては、[ダニと病気]にまとめました。

最後に

  • やはり死体は引き取りたいと思った。仕方ないのですが……
  • 死後すぐに病院に行けば、もっとくわしく分かったかもしれない。
  • ハムスターが快適な環境は、人間もダニにも快適な環境です。冬に駆除できたと思い、春先にダニがまた出たことを考えると、寒い冬はダニがあまり行動してなかっただけかもしれません。怪しいと思ったら、冬でもくん煙剤は使うべきでした。ちなみに薬局へ行けば、冬場でもくん煙剤は売ってます。
  • もし貧血で死んだとすると、苦しんで死んでいない事になるので、飼い主の私として少し安心した。

なんにせよ、原因を作ったのは飼い主のあまい考えです。ハムスター以外にも動物を飼っている人は沢山いると思いますが、キッチリ飼っているのなら、動物自身が原因で病気をする事はほとんどありません。死んでしまった生き物は生き返らないので、ペットロス症候群にかかる暇があるのなら、その動物の死が無駄にならないように、原因を突き詰めるのも必要だと、今回改めて思いました。

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