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飼育用品を選ぶ前に(ペット用品の流通)

ペット用品の流通

本当なら消費者にはどうでもよいことなのですが、知ってないと損するだけでなく、ハムスターの生死に関わることなので、基本的な経済の仕組みを知っておく必要があります。
批判的な内容になっていますが、うまく利用して賢い飼い主になりましょうということです。

名の通ったメーカーほど、全ての業態にあわせた商品を作っており、名の通ったメーカーの商品は安心できない物が多く、個人商店程度の小さなメーカーほど、安心できる商品が多いのが事実です。良い物を作っているからではなく、儲かる方法を利用しているのが大手メーカーで、良い物を作っても価格競争に巻き込まれるから、良い物を作っているメーカーは大きくなれないと覚えておきましょう。このようなことになっているのは、ペットを物として扱わないと商売としてやりにくいので、本当に動物が好きな人だとペット業界では勤められず、ペットとの正しい接し方が分からない人ばかりが業者にいるのと、安易な考えの飼い主が目立ち無駄遣いをするからです。
しかし、それらの商品の区別を、個人で判断するのは難しいので、業者や専門家から聞いた話やハムエッグのユーザーや管理者の使用感などを元に、利用できそうな用品を「用品検索」にまとめています。良い商品を使うことで、まじめに頑張っているメーカーが用品を作ったり販売しやすくなり、結果的に自分以外が飼っているハムスターたちも健康に暮らせることにつながるので、簡単に購入できる用品ばかり使わず、少し苦労したり考えてみることも大切です。

ディスカウントストア向け

ディスカウントストアだけでなく、100円ショップ、ドラッグストアなどをターゲットとした商品で、ネット通販でもほとんど見ないため、まじめにペットを飼っている人には、一番目にしにくい業態の商品です。また、ディスカウントストア向けの商品はペットフードに多く、ペットに無理解な親が子供のために、○○用と書いてあるので買い物ついでに買うような、安易な人のために売られている商品です。
当然、そういった客を相手に売っている商品なので、良い商品ではないことはわかると思いますが、そういった商品を販売しているメーカーの他の商品も、怪しいと考えて選ぶべきです。また、ペット用品メーカーでもない業者が、飼育用品を作っていることもあります。他には、量販店向けの商品を小袋に分けているだけで、購入しやすい値段や、おやつっぽいパッケージに変えて、売っている物もあり、実は割高だったりします。
何にせよ、ディスカウントストア向けの用品は買わないようにしましょう。

量販店向け

ほとんどのペット用品が量販店向けで、安く数を売ることを目的に売られています。
定価は高いけど実は安く、値引き表示することでお買い得に見える商品があり、ペットに興味のない販売店や、商品価値が分からない飼い主が購入しやすく、ペット業界を悪くしている根源になっている商品です。そのため、ホームセンターやデパートに併設されたペットショップなどの、人の出入りの多い店もよく売れていて、飼い主が最も見ることの多い用品です。
また、利率が大きいのでセール品なりやすいため、店長オススメのポップがあったり、売り場面積が大きい用品は、量販店向けの商品が多く、小動物専門のショップでも、そこそこ売れていたりします。命を扱う商売なのに、問屋やメーカーの言いなりになったり、利益しか考えていない店もあるので、「やっぱり、そういう店なんだ」程度に無駄遣いしないようにしましょう。
量販店向けの商品の利点として、加工がほとんど必要のない、ウッドチップやヒマワリの種などは、安く使いやすい商品があります。しかし、安く売るための商品なので、原料になる素材が購入時期によって変わったりするなど、安定しない商品なので、ブランドにこだわったり過信しないようにしましょう。

専門店向け

たくさん売れない用品だったり、知識がないと売りにくい用品のため、取り扱いできる店が限られてしまう商品です。そのため、量販店向けの業者としか付き合いできないペットショップや、知識のないペットショップでは、取り寄せもできないことがあるので、欲しい商品は探し回るより通信販売を利用するのが手っ取り早いです。
専門店向けの用品が良いのかというと、必ず良いとも言えません。パッケージだけ専門店用に変えた商品や、名称のイメージを利用した商品などの、悪質と言える商品があったりします。特にそのような商品はエサに多く、パッケージの高級感にだまされて、粗悪な商品だと気づきにくかったり、良い用品に似せただけの商品だったりと、意味も分からず利用するなど、印象だけで満足するのはやめましょう。また、ペットショップで勧めているのに、ペットショップで利用していない用品は、より注意してください。
専門店向けの商品の善し悪しは、一部の専門家や、一部の飼い主が知っている程度なので、紛らわしい情報に惑わされて商品選びが難しいと思いますが、シンプルな商品を使い分けることが基本だと考えるように心がけましょう。
ちなみに、専門店向けだといっても必ず値段が高いということはなく、シンプルなので値段が安く利率が低いので、違いが分かる良心的な専門店でしか扱っていないということもあります。

OEM製品

OEMを簡単に説明すると、A社とB社の商品とも実はA社が作っていたりする、販売と製造している会社が違う商品のことで、同じ機械や工場で違う製品を作ることでコストを下げることができるので、売る会社にも買う人にもメリットができます。
OEMは製造に携わる業界なら、どの業界もしていますが、全く同じ商品をいろいろなメーカーが売っていることは、まずありません。しかし、ペット業界では全く同じ商品が、いろいろなメーカーで販売されていたり、ほとんど同じな紛らわしい商品があります。飼育用品や加工したフードは、そこそこ商品知識があると区別できる商品がありますが、穀物や種子類になると飼育歴10年以上の飼い主でさえ区別が付かず、間違ったレビューやイメージがつきまとっているので、商品を選ぶのにも注意が必要です。
このような状態になっているのは、ペット用品をペット自身が選ばないので商品の善し悪しが区別しにくいため、飼い主をだまして売ろうとしたり、ペットのことを分かっていないメーカーがあるのと、流通や支払いなどの大人の事情で、管理が楽で利率の高い商品しか扱わない販売店があるからです。そこには、ペットやユーザーといった考えはなく、お金のためにペットの命を利用しているだけです。特に量販店や量販店向けの商品を売っているメーカーは、そのことが最も重要な目的で、問題意識が低い飼い主や、飽きっぽい飼い主が拍車をかけているので、自分が加害者にならないように、しっかり基本から勉強しましょう。

商社的なメーカー

ペット用品のメーカーに、商社みたいな名前をしたメーカーがあったり、輸入業をしていたりするのは、海外製の安物を日本向けにパッケージを変えたり、それっぽいものを袋詰めして売っているメーカーが多いからです。小動物市場は大きな市場ではないので、自社開発したくても難しいといった問題もありますが、町工場に製造を委託している商品でも、コピー商品みたいな物を作っていたりと、ものづくりを得意とする日本人としては恥ずかしく、発展途上国のようなことをしているのが、ペット用品のメーカーです。
しかしその反対に、素材は他社と同じでも、パッケージを簡素にして単価を下げる、ブレンド量を変えて栄養のバランスを良くする、手作業で袋詰めして無駄を減らすなど、小さな市場だからできる努力を怠らず、ペットやユーザーのことを考えてくれているメーカーもあります。

考えることも努力もせずに、楽して結果を得ようとすることで、弱い相手が犠牲になってしまうのが経済中心の世の中で、それが人間の文化になりつつあります。元々人間は、恐竜が生きていた頃は、恐竜に怯え夜に生活し、恐竜が絶滅した後は、他の猿に森を追い出された、へたれ動物で、群れで生きたり脳を発達させ文化作ることで自分たちを守っている、卑怯な動物なので、深く考えずに行動すると、弱い相手に一方的に負担がかかります。環境破壊などもその一部で、どこかにプラスがあるのなら、必ずマイナスになっていることがあるので、ハムスターだけでなく自分で自分の首を絞めることが起こらないように、しっかり考えながら行動しましょう。
そもそも、ペットを飼うことは命を消費することで、飼育することは物を消費することなので、消費に都合の良い世の中になるのは当たり前で、その中でペット(自分とは遺伝関係のない相手)との共存共生を考えることは、自己犠牲的な考えがないと難しいことなのです。しかし、自己利益を無視した行動ができるのも人間だけなので、人間として恥ずかしくない生き方をしましょう。