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ゴールデンハムスターの飼い方(選び方・性格・習性)

選び方

夕方以降にペットショップに行って、個体を選ぶのがセオリーです。ゴールデンハムスターが活発に動く時間は夜の6時以降なので、閉店間際に行かない限り、寝ぼけたゴールデンハムスターくらいしか見ることができないと思います。しかし、餌の時間を覚えているハムスターもいるので、ペットショップがハムスターに餌を与える時間を知っているのなら、その時間に行ってみると、性格の違いがよく分かるかもしれません。
しかしゴールデンハムスターは、個体の性格差が極端に大きくないので、個体選びに失敗することは少ないと思います。

ウェットテイル

ゴールデンハムスターは、ウェットテイルという病気になる可能性が高く、生後1ヶ月も経っていない小さな子供を飼う場合、孤独感からのストレスと寒さで、下痢をして死んでしまうことがあります。他のハムスターにもいえることですが、ゴールデンハムスターの場合は特に気をつけてください。他のハムスターとは違って、驚くほど短期間で人間になつくので、安くなってしまったアダルトサイズのゴールデンハムスターを買う方が、トラブルが少なくて済みます。
ハムスターの飼育になれていない人は、アダルトサイズのゴールデンハムスターをオススメします。その方が、長生きすることも多いです。
ペットショップで、すでにウェットテイルになっている可能性があるので、ゴールデンハムスターは必ずおしりを確認してください。下痢をした後があるようなら、そのケージの中のハムスターにも、感染している可能性があるので、そのケージの個体は買わないでください。

性格の差

ゴールデンハムスターは、散歩をしたがるハムスターなので、散歩をなるべくさせたくない人は、ハムスターが起きている時間か、ペットショップで餌を与えている時間に、確認しに行きましょう。餌をくわえて、ケージに張り付いてウロウロしているハムスターは、散歩をしたがるハムスターで、なわばり意識が強いと思います。餌をくわえて、どこかに運んでいるハムスターは、巣箱に餌をため込む可能性があります。餌の前で、きっちり必要な分だけ食べて寝てしまうハムスターが、最も飼いやすいハムスターです。

カラー

野生色のゴールデンハムスターを見ることは少ないですが、野生色のゴールデンハムスターは病気になりにくいのです。長毛種や、カラーの付いたハムスターは、なりやすい病気があったり、繁殖の方法では死産になることもあるので、よく調べてから買う必要があります。
目新しさだけで購入してしまうと、失敗します。

ペア

ゴールデンハムスターは、縄張り意識が強いため単独飼育が絶対条件になります。ケージを置く部屋が狭くても、1匹だけで飼うようにしましょう。近くに同じ種類のハムスターが居るだけでも、ストレスになります。間違っても、同じケージの中で同居はしないでください。
また、ハムスターの繁殖が目的でも飼育に不慣れなら、オスだけを買ってきて、全く問題を起こさないと自信が持てるようになってから、繁殖相手を探してください。

性格

ボーッとしていて、それでいてちゃっかりしています。何かに集中すると周りが見えなくなったり、落ち着きがなかったり、大阪のおばちゃん的な愛嬌が多々あります。両手でケージにぶら下がっているのに、ヒマワリの種を渡すとケージから両手を放して落下したり、餌に集中するあまりに、あるはずのない床を歩こうとしたり、天然ボケを連発してくれます。

人間にさわられても、噛もうとはしません。本当はイヤなんだけど、我慢します。当然、我慢させるとストレスがたまるので、なるべくさわらないようにしましょう。
我慢するので、飼い主がゴールデンハムスターに噛まれることは、ほとんどありません。

メスの方が大きく、メスの方が支配的なため、オスの方がおっとりとした性格をしています。

落ち着きがなく天敵が鳥なので、上からの陰を極端に嫌います。なついていても、視界の外から手を伸ばすと、ビックリしてしまいます。ビックリさせると、最初のうちはオシッコとウンチをチビります。なれても、臭腺から臭いを出すことが多いです。ビックリしたときに出る臭腺からの臭いは、ゴマやトンコツスープのような臭いがします。

人間から見ると、本能に忠実な動物ですが、学習能力は高く、人間の1歳児くらいの学習能力はあります。
飼い主の臭いや声を短期間で覚えることができます。しかし、飼い主が敵だと覚える可能性もあり、ハムスターに都合の悪い経験をさせると、好きな人や嫌いな人を区別します。好きな人が近づくと巣箱から出てくるのに、嫌いな人が近づくと巣箱に入ったりするかもしれません。また、嫌いな人がつかむと噛みつくこともあります。そうやって、ハムスターに区別を付けさせてしまったのは、本人であることを自覚する必要があります。

野生

中近東の岩がある砂漠地帯に、単独で生活をしています。昼と夜の気温差が激しいので、深いトンネルを掘って暮らしています。冬は、夏より深く巣穴を掘り、入り口を中から枯れ草で塞ぐこともあるようです。寝室や食糧貯蔵庫、複数のトイレなどいくつかの部屋を使い分けています。

巣穴の周りが縄張りで、縄張りを超えて(ホームレンジといいます)餌集めをします。ホームレンジでは他のハムスターに出会ってもケンカにはなりません。夜明け頃に、縄張りをパトロールしてから眠りにつきます。また、メスがオスを匂いで引き寄せます。

秋に食糧を確保し、冬にそなえます。そのため、冬は巣箱に籠もりっぱなしになることが多いです。

生活パターン

飼い主になついていても、飼い主に合わせた生活パターンをしません。いつもの時間に起きて、いつもの時間に眠ります。

夜の6時〜8時と、明け方に活発になります。昼に活動することは、ほぼありません。

散歩

ゴールデンは慎重なハムスターで、散歩はホームレンジの巡回(安全確認)です。飼育環境が悪くて脱走しているのとは違うので、勘違いしないようにしましょう。

ペットショップの広いアクリルのケージで飼われていても、ケージを登ろうとして、壁に張り付いているのが、ゴールデンハムスターです。ペットショップで、よく見る光景だと思います。それだけ、縄張りを大切にするハムスターなのです。
だからいくらケージが広くても、ケージの外に出たがる子は散歩をさせてあげましょう。ゴールデンハムスターは、単独生活する生き物なので、縄張り意識が強いのですが、基本的にゴールデンハムスターの縄張りはケージの中です。散歩させる範囲はホームレンジといって、野生では餌を確保するために、他のハムスターとの共有する範囲で、他のハムスターとの出会いの場でもあります。そのハムスターが、どの範囲を自分の縄張りだと思っているのかを見極め、縄張りとホームレンジを飼い主が見極めることも必要です。また、散歩をさせすぎて、縄張りを広げないようにしなければなりません。

頭がいいので、覚えたことは忘れてくれません。何かにとりつかれたように執着するので、ケージの外に別荘を作られてしまうと、活動時間になれば、毎日ほお袋にお弁当を詰めて出発しようとします。また別荘を壊したり入れなくしても、いろんな方法を考えてそこに到達しようとします。それとは反対に、別荘を造ってしまって餌がない場合は、ケージに餌を取りに来ます。この場合は飼い主に捕まることも、移動手段だと考えているので、簡単に捕まえられます。

本能を満たすためなら、夜と明け方に散歩をさせるのが良いのですが、明け方の散歩は、あまり要求しないので、夜だけでかまわないと思います。
散歩をさせると安心するので、その日はゴソゴソすることは、ほとんどありません。冬はケージから出ることを嫌がるので、散歩に出ません。
私が飼育している、ゴールデンハムスターの散歩の時間の目安は、20〜30分程度です。

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