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繁殖(子ハムスターの成長 親離れ)

子ハムスターの成長

成長にも個体差があるので、だいたいの目安です。我が家で繁殖させたジャンガリアンハムスターを基にしていますが、他のハムスターでもあまり差はありません。

生後0日のジャンガリアン

0日

目も耳も開いていませんが、母乳を飲むために鼻と口は機能しています。また、すでに歯は生えています。
母親に見落とされると生きてゆけないためか、足を動かしたりあくびをしたりと、産まれたばかりなのに、よく動きます。子食いする可能性が一番高い日なので、見たくても我慢です。

1日

ゴールデンなどの体毛が肌色に近い個体は分かりにくいですが、ジャンガリアンなどの体毛が黒い個体は、黒い体毛が生えるところの皮膚が黒く色づきます。
寝ていることが多く、あまり動きません。

生後3日のジャンガリアン

3日~

這ったり寝返りしたりして、少しくらいなら巣箱まで自分で戻るくらいに成長します。ミィミィ鳴きながら巣箱へ帰ろうとしますが、親に気づいてもらえなかったり、途中で力尽きたりたりするので、飼い主が巣箱に戻す必要があることがあります。
小さな段差を乗り越えられなかったりするので、牧草や綿は絶対に使わず、ウッドチップを使って、ケージの中をフラットにしておく必要があります。

生後5日のジャンガリアン

5日~

母親が少しずつ餌を持ってきて、子供に食べさせます。体毛も生えてきます。
耳の形がハッキリしてくるので、音は聞こえるのかもしれません。

8日~

体毛が生えそろってくるので、毛色は判別できるようになります。

10日~

ペレットや野菜などを自分で食べるようになりますが、力も弱いので、うまく食べることができません。

生後14日のジャンガリアン

14日~

目が開き、自分でトレイに行くようになります。
早い子ハムなら、親と一緒に飼い主に餌をねだりに来たりします。
子ハムが自分から近づいてきて、親がそのことに感心無いようなら、子供を触っても問題ないですが、目があまり見えていないうえ、体の割に足の力が強いので、どこかに飛んでいかないように気をつけましょう。大人のハムスターだと、考えられないくらい飛びます。

17日~

いろんな所に興味を持ち始め、兄弟と遊び始めます。この頃には、誰が強いのか簡単に分かるようになります。
回し車で吹っ飛ばされたり、餌を散らかしたり、大変なのが親から飼い主に変わる時期です。

25~27日

もう1人で生きて行けますが、親から学んでいないことも多いので、まだまだ不十分です。
子供を親と離したり、オスメス分けるなどは関係なしに、オスとメスと区別できるようになりましょう。

60日くらい

性成熟が始まり、子供を作れるようになります。
メスは子供を産むことができますが、人間に例えると小学生高学年くらいです。ハムスターは、人間が確認できる程度でも、生後6ヶ月くらいまではゆっくり成長します。

親離れのタイミング

一ヶ月くらい経つと、親が子供を攻撃し出すことがあります。これは、親が子供を邪魔者扱いすることで、子供を独り立ちさせるための合図ですが、単に餌の取り合いをしている可能性もあるので、注意して観察しましょう。

親と離すタイミングによっては、子供がまだ巣作りが下手だったり、トイレを覚えていないこともあります。季節によっては、巣をうまく作れず体調を崩してしまうので、温度も気にしましょう。単に親から子供を離すだけでなく、子供同士で飼ったり、オスの子供、メスの子供と分けたりすることでも、回避できることはあります。
成長途中の子供でも、派閥のようなものができるときがあります。その場合は、どの子ハムスターが原因を作っているのか観察して、トラブルにならないように分けましょう。ゴールデンとジャンガリアンは、必ずトイレを覚え、普通は他のハムスターと同じところでオシッコをしますが、1匹だけ別のところでしたり、自分にオシッコを付けたり、ケージのあっちこっちでオシッコをするハムスターが居るのなら、自分の縄張りを確保しようとしている証拠なので、そのハムスターが原因の場合が多いです。その行動の原因は、自己主張が強いだけだったり、虐められているのが原因だったりしますが、ハムスターだけでなく人間も噛みやすくなっているので注意しましょう。

親子仲良く暮らしているのなら、無理に離す必要はありません。
飼育環境や飼育方法が良いと、トラブルは起こりにくいですが、縄張り意識の強い個体や、体の弱い個体など、個性が出てきたり、虐めも起こります。また、性成熟が始まると、オスとメスは分ける必要があるので、ケージの予備は必ず必要です。

ハムスターを飼っていると、誰にも教わっていなくても、ヒマワリの種の食べ方は知っていて、ヒマワリの種を食べるスピードは、どんどん早くなるのに気づくと思います。
これは、本能的にできることと、学習してゆくことがあるという分かりやすい行動だと思いますが、親や兄弟と長く同居させると、親の行動や兄弟との競争でいろいろ学びます。我慢することと、トイレを覚えることは飼い主にとっても、メリットが大きいと思います。

ジャンガリアンとロボロフスキー
真似しないように!この頃は別種でも一緒に遊べるくらい縄張り意識が低いです。

飼育書では生後30日経つと親と離すと書いてあることが多いですが、あくまでも業者がペットショップに卸すときの話(実際にはもっと早い)で、ペットショップのような悲惨な飼育環境でも、生後2~3ヶ月の子ハムスターが、同じケージで暮らしていて、この頃のハムスターは、そう簡単に喧嘩をしないということを、飼い主なら誰でも目撃していると思います。
均等に行き渡らないような餌の与え方をするなど、飼い主が喧嘩の原因を作るのは論外ですが、できれば性成熟が始まる60日くらいまで(人間なら小学生くらい)は、親や兄弟と同居させることを目標にしましょう。
あくまでも目標なので、ケンカしたりするのなら、自分の飼育が下手だったんだと考え、離して飼いましょう。