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ハムスターのしつけ・トラブル(トイレを使わなくなる・給水ボトル)

トイレを使わなくなる理由

トイレで寝る

飼育歴が長い飼い主なら、何度か見たことがある光景だと思いますが、不衛生なのでやめさせるように努力しましょう。
トイレは自分の臭いの強いため、病気の痛みや人間などの恐怖から逃げるため、トイレで眠ってしまうことがあります。病気の可能性がないか、まずは観察しましょう。
他にはケージの暑さがあります。オシッコが蒸発する時に熱を奪い、砂の放熱性や、砂の空気が下に流れるなど、ケージの中でトイレは涼しいのです。巣箱以外で寝てしまう野良寝と同じく、飼育環境が悪いのが原因なので、巣箱を大きくしたり、巣箱を陶器製の物に変えたり、小さな通風口を開けた空箱で巣箱を作ったり、ストーンベッドを敷いたりしてケージの中を涼しくしましょう。

ケージの向きを間違えた

ケージを掃除したときに、ケージの底板の向きや、水槽の向きが反対になっていませんか?
トイレを位置ではなく、臭いで覚えているハムスターや、寝起きで寝ぼけたハムスターがそうすることがあります。
寝ぼけて臭いにつられて、トイレのあった位置でオシッコをしてしまう場合は、目が覚めている時には、トレイでオシッコをすることもあり、2カ所でオシッコをしてしまう場合もあります。そうならないために、前後左右が同じ形状のケージを使用する場合には、シールを貼ったりして目印を付けるなどの方法で、方向を間違えないようにしましょう。

ケージの中が寒い

巣箱から出るのも辛いくらい寒いと、寝床近くでオシッコをしてしまうことがあります。この場合も、巣箱(寝床)ですることはありません。部屋やケージを暖めるなど、ハムスターが快適に暮らせるようにしましょう。
また、病気で体温調節機能が落ちたり動きにくくなると、巣箱近くでオシッコをする場合があります。

トイレをキレイに洗いすぎた

トイレをキッチリ覚えていないと、洗剤を使ってキレイにトイレを洗いすぎて、オシッコの臭いを完全に消してしまったり、別の臭いが付くと、トイレを使わなくなることがあります。
完全にトイレを覚えているハムスターなら、キレイに洗いすぎても問題ありませんが、完全に覚えていないようなら、オシッコの付いたトイレ砂を少し残してトイレ砂を交換し、トイレ自体は洗わないようにしましょう。それでもキレイに洗いたい場合は、トイレを洗ってから使用済みのトイレの砂を、少しトイレに戻すようにします。

他にハムスターが増えた

縄張り意識の強い個体は、自分以外の臭いが気になると、自分の縄張りを強調するためにトイレ以外にもオシッコをすることがあります。
普通は同じ種類のハムスター同士でないと、本来起こらない問題で、増えたハムスターの臭いの強いところに、オシッコをします。2階建てのケージの上下で飼うなど、縄張りが近すぎると、あっちこっちにオシッコをします。オス同士を同じ部屋で飼う場合は、特に気をつけましょう。

巣を荒らされたと思った

散歩中など、ハムスターが知らない間にケージを掃除したり、嫌がっているのにケージを掃除したりすると、巣を荒らされたと思い、巣箱や巣箱近くでオシッコをする可能性があります。巣箱に餌を大量に溜めているゴールデンが、そうなりやすいので気をつけましょう。

トイレに行きたくなる条件

ほとんどのほ乳類は、オシッコやウンチをする時は、隙(すき)ができてしまい、すぐに逃げ出すことできず、臭いで痕跡(こんせき)が残ってしまうので、どこにでもオシッコやウンチをすることはありません。ペットとして飼われているハムスターも、やはり本能にしたがってトイレの場所を決めます。

人間にも野生の本能があり、条件を満たす所でトイレに行きたくなります。お風呂場でオシッコをしたくなったことはないですか?かくれんぼをしていて、暗くて狭いところに隠れている時に、ウンチをしたくなったことがないですか?
お風呂でオシッコがしたくなる原因は、裸で寒いのと、水があるからです。体が冷えると汗をかく必要がなくなり、不要な水分をオシッコとして出して、体を軽くし逃げやすくします。また水が近くにあると、そこにオシッコをすることで、臭いを紛らわせることができます。
暗くて狭いところでウンチがしたくなるのは、その場所が敵に狙われにくい安全な場所と本能が認識するので、ウンチがしたくなるわけです。
ウンチを1ヶ所でしてもらうのは無理ですが、このような生理的な条件を満たせば、ハムスターも多分オシッコはしたくなるはずです。

我が家の基本パターン

私の飼育環境は、この図を基本レイアウトにしてケージ内の配置をしています。ケージを置いている場所は、直接太陽の日が当たらない場所なのですが、手前の方が明るくなっています。実際には、予備のトイレは無く、回し車を少し前に配置して、回し車の後ろに隙間を空けています。これだと巣箱からトイレまで、飼い主から見えない死角ができ、トイレまでの通路が造れます。さらに、回し車の後ろに牛乳パックなどを置くと、より安全な通路ができるだけでなく、回し車の振動なども防げます。

透明の屋根のものや、屋根の付いていないトイレがありますが、屋根のついた陶器製のトイレに変えるなどして、トイレを暗く適度に狭い場所にしてください。トイレ砂も大きめの粒のものではなく、小粒の砂に近い物の方が、冷たいので体温をうばいやすく、トイレとして使ってくれやすくなります。砂風呂として用意した焼き砂に、オシッコをしてしまうハムスターは、焼き砂で体が冷えてしまい、砂風呂でオシッコをする確率が上がります。

給水ボトルを使わない

ハムスターはほ乳類なので、吸ったり舐めたりが上手な動物で、給水器(給水ボトル)からも上手に水を飲めます。ペットショップでも給水器は使っていますし、繁殖させたハムスターなら親の飲み方を学んでいます。

給水器の存在に気づいていない場合は、ハムスターが近くにいるときに、指で給水器の先端をカチカチと音を立てて水を出し、その濡れた指をハムスターの口元にもっていきましょう。洗った後の濡れっぱなし給水器でも、同じような効果があります。
ハムスターは水の臭いが分かるので、水の臭いと給水器の音で、どうすれば給水器で水を飲めるか理解できます。

病気の時など、うまく給水器で水を飲めない場合は、給水器の高さを変えてみてください。それでもダメなときは、玉の付いていない給水器に変えます。給水器をケージにぶら下げると、飲みにくいことがあるので、ケージに固定できる物に交換しましょう。
ハムスターが4本の足を地に付けて母乳を飲んでいる感じ、もしくは少し上を向いて木の葉から水しずくを飲むような高さにすれば、食道がまっすぐになるので、飲みやすい体勢だと思います。