|
| 投稿日時:1995/08/04 13:10:46 |
投稿者:USER0016 |
[USER0016]です.
引用:視力はどうなんですか? あまり良くないとは聞いたことがあるんですが。 |
うーん.視力ですか...眼科の教科書見ても人間の手術の方法しかのってないし・・・. しょうがないので,学生時代に使っていた生物学事典(岩波書店1977:古い!)でとりあえずカンニングします(情けない).
視力:形態視眼において物点の空間上の位置を見分ける能力をいい,視空間(空感覚)形成の基礎をなす.云々... (これだけでは何がなんだかわかりませんね)
形態視:像視ともよび,刺激光の強さ(明暗視)および投射方向(方向視)の識別に止まらず,外界の物点の空間的配置,換言すれば物体の形態を,網膜像を介して直接認知する知覚を言う. (またまたわからない.以下中略) 鳥類や昼行性哺乳類では一般に形態視の発達が極めて良好で,これに反し夜行性哺乳類(ハリネズミ・イタチなど)はわずかな形態認識能力しか示さない. (やっとでてきましたね.要するに,ハムたちは「もののかたち」をはっきり認識できないようです.)
哺乳類では,「視力」は眼の大きさや視細胞(眼の裏側にある,ものを見るために必要な細胞)の数・密度におおざっぱに比例すると考えてよいと思います(形態視に必要な神経細胞の量・質も問題になります). ハムは眼が小さい!
顔面が平面化し,眼が前面に向かって並んでいると,前方の空間を立体的に認識しやすくなります(ヒトとかサル).一方鳥類では,巨大な眼が顔の横についています. 自分の周囲全部の空間に注意を払う(高空から下界のえさを発見する,飛んでいる虫を発見する,天敵から身を守る)にはこのほうが都合がよいですね. ハムの眼は斜め横といったところですね.
引用:原因はどうやら手に付いたグルグルの臭いで、縄張り争いの「敵」と勘違いしたようです。
うちの場合は区別されてたんですねぇ,それが。
それでも毎日世話をしてやってるうちに,どうにか私のにおいを覚えたらしいのです。 |
齧歯類は,視覚が未発達なかわりに嗅覚に頼って生活しているといえますね. 研究用のマウスの例で恐縮ですが,一部の種類に「眼が黒く一見正常に見えるのに,ある種の突然変異遺伝子のために眼の見えない」ものがいます.もちろん普通に餌を食べ,水を飲み,こどもをちゃんと育てます(全く普通のマウスと行動の区別ができませんでした).
なおアルビノの赤目ですが,突然変異により色素ができないため,血液の色が「眼の色」に反映されています.ついでに白人の碧眼(青眼)ですが,青い特別な色素があるわけではなく,単にメラニン色素の量が少ないだけです(多いと黒目に,若干少ないと茶色に,より少ないと青眼に見える).青眼の白人が夏にサングラスをかけているのはダテではなく,余分な光を吸収してくれるメラニンの量が少ないので「まぶしくてしょうがない」ためです.お気の毒なことです.
脱線しすぎたのでここらで失礼します・・・.
|