飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

果物に含まれる酵素の危険性

瞬きが少ないので目に入ったり、水分で湿ったり糖分でべたつくなど、ハムスターのような乾燥地帯に適した、地を這う動物にとって、果物は危険なこともあります。

投稿日時:
投稿者:USER0143

「ガキんちょには、死海文書なぞ分からんゾ」の[USER0143]です。
(時期遅れの上に大部分の人には意味不明かぁ?)
相変わらずリハビリ中・・・

パインとかキウィなんかの南洋系フルーツには酵素が入ってるか強いかではないでしたっけ?
(何という酵素か忘れましたが<(__ )>)
ゼラチンが固まる作用をじゃまするものだったような・・・
おなかの中の善玉菌をこの酵素はダメにしてしまうってことかもしれませんね〜

蛋白質分解酵素(プロテアーゼ)ですね。
パパイヤのパパイン,パイナップルのブロメライン,イチジク(乳液中)のフィシンなどが有名で、食品の加工その他に利用されています(キウイのプロテーゼはアクチニジンと言いますが、知名度はもう一つのようです)。

生のパイナップルを食べたらお口の周りがチクチクする、などという経験をなさった方もいらっしゃるのではないかと思います。
これは、ブロメラインがお口の周りの皮膚を分解するためだと言われています。
この事から想像するに、ハムちゃん達がプロテアーゼを含む果実にむしゃぶりつくと、果汁が目や鼻について粘膜を傷める可能性がありますね。

また、ご指摘の通りキウイなどは生のまま食材として使用すると、ゼラチンを分解して固まらなくしてしまったり、牛乳の場合苦味(蛋白質の分解物が原因)が出てきたりします。そのため、お菓子などに使用する場合は加熱処理をして酵素を働かなくしたり(「失活」と言います)、缶詰(加熱殺菌済!)を使用したりします。従って、キウイ入りのヨーグルトがいけないというのは、小生にはちょっと分かりかねます。獣医さんの勘違いか、もしくは小生の知らない有害成分が含まれているのか・・・

腸内細菌に対する影響については、もともと人間の消化酵素の影響下で頑張っている訳ですし、あまりそういった話も聞いたことがないので、心配しなくても良いのではないかと思います。