飼い主とハムスターたちの知識の図書館。

連続出産と出産後のオスの同居

連続出産を避けるためオスは離した方が良いのか、育児のためオスと同居させた方が良いのか、ゴールデンとジャンガリアンとは同じ扱いでよいのか。
事例と飼育書に書かれていた矛盾など交えた記事です。

投稿日時:
投稿者:USER0035

[USER0035]。(MIMEのSubjectから変えちゃいました)

ジャンガリアンハムスターの繁殖を考えています。そこで予備知識を得ようとハムスター関連の本を読むと、雌の妊娠後は雄と引き離した方がよいと書かれていした。しかし、『ハムスタークラブ』(誠文堂新光社)の12ページにあるジャンガリアンハムスターの記事には、「雌と雄を子の離乳期まで同居させると繁殖、育児の効率がよい」と書かれています。繁殖経験のない私にはどちらの説を信じて良いのかわかりません。この文書を読んだ人で、どちらの方法がよりよいのか知っている方は是非教えて下さい。

私自身は繁殖させた経験がありませんが、後輩宅でジャンガリアンハムスターが繁殖した際に、生まれるまで妊娠に気づかずにいて、生まれたその日から、やっと雄を別居させました。

ところが、子ハムが離乳して母親と別居した頃に、また連続で出産してしまったのです。知り合いにも、2例ほど同様の連続出産があり、けっこうありがちなケースなのではないかと思っています。出産直後に離しても、すぐ妊娠していたので、さらに増やせない場合は離しておいた方が良いでしょう。

それから、見たところ妊娠、子育て中の母親は少し神経質で落ち着きをなくしていたような気もするので、やはり雄はとりあえず別居させた方が無難かと思いますが、他の皆さんのところでは、どんな様子ですか ?

投稿日時:
投稿者:USER0045

[USER0045]です。

ハムの繁殖を考えています。そこで予備知識を得ようとハムスター関連の本を読むと、雌の妊娠後は雄と引き離した方がよいと書かれていした。しかし、『ハムスタークラブ』(誠文堂新光社)の12ページにあるジャンガリアンハムスターの記事には、「雌と雄を子の離乳期まで同居させると繁殖、育児の効率がよい」と書かれています。繁殖経験のない私にはどちらの説を信じて良いのかわかりません。この文書を読んだ人で、どちらの方法がよりよいのか知っている方は是非教えて下さい。

これもけっこう FAQ になりつつありますね。
#あれ、言い出したのはいいけどなかなか作業が進まないよ〜(^^;

で、あの本の記述なんですがどうもあのくだりは積極的に繁殖させてどんどん増やすためにはそうしたほうが効率がいい....つまり連続出産のことをいっているんだと思います。

で、[USER_NAME]さんも話しておられたように、普通に家で飼育している場合連続出産されるととっても大変なので、メスが妊娠したなと思ったら別々にしたほうがいいです。

僕は絶対に離した方が良いと思います。

何故なら、メスは子供を産んだ後は狂暴になってオスに、襲いかかります。
そしてオスは逃げ回ります。かわいそうだから離してあげて下さい

こういうケースもありますが、逆にオスもいっしょに子育てをする場合もあるようです。たしかこのML内でも数例報告されています。ですからいちがいに引き離さなければいけないともいえないみたいです。ただ上にも書いたように連続出産の可能性がありますので、出来れば離したほうが無難ですけどね。

あと産まれて2、3週間は、ぜっっっっ絶対に子供触っちゃだめですよ!
子供に、人間のにおいがついてしまって母親が子供を食べてしまいます。
家ではそういうことが10回ぐらいおきました。(^^;

間違って子供を触ってしまった時は、お母さんもたっぷり触ってあげれば大丈夫なことが多いです。だいたい3週間もすれば目もあいて、自分で普通の餌も食べるようになるので、そうなれば触っても大丈夫ですね。

投稿日時:
投稿者:USER0056

ジャンガリアンハムスターの場合ではないのですが、私のゴールデンハムスターでは、妊娠したら(正確にはカップリングが終了した時点で)雄はすぐに引き離しました。
というより、そうしないと雄が殺されると思ったからです。
雄は、何回でも性交を繰り返そうとします。まるで「本当にぼくの精子が彼女の中に届いただろうか? まだ足りないのではないだろうか」とでも思っているように。
ところが、雌の方は数回雄を受け入れたあと、突如、雄をはねつけて、今までとはうって変わって雄をいじめにかかります。それも執拗に。
雄は雌のそうした攻撃に逃げまどうばかりで決して自分から攻撃しようとはしませんでした。
そんな経緯をみて、これはやばいとおもって、すぐに雄をケージから出しました。
後で考えてみると、すでにその時、雌の膣は雄の精子でいっぱいで、これ以上彼を受け入れてもなんのメリットもないと本能的に感じていたんでしょうね。

おかげさまでその時のカップリングで、普通より若干多い14匹が誕生しました。
雄がしつこかったから?(笑)。

『ハムスタークラブ』(誠文堂新光社)の12ページにあるジャンガリアンハムスターの記事には、「雌と雄を子の離乳期まで同居させると繁殖、育児の効率がよい」と書かれています。

この写真キャプションは私も確認しました。ただ、同じ本のP69には、「妊娠した雌は早急に単独飼育します」とあり、これではどちらを信じていいのか分からないでしょうね。

だいたい、ハムスターのような単独生活動物の場合、雄は育児には全然関心がないのが普通ですから、雄を同居させても「繁殖」はどうかはわかりませんが、「育児」の効率は高まらないでしょう。夫婦関係などの社会生活を営む高等動物と違って、妊娠中で動きの鈍い雌に変わって雄がかわりに食べ物を取ってきたり、雌のかわりに育児をするということはないでしょう。
 
思うに、この著者の井川さんは、P12では「繁殖の効率」という観点で書いていて、P69では「育児の安全性」という視点で書いているのではないでしょうか。
繁殖の効率(如何に短時間にリプロダクトさせるか)という意味では、雌雄を同居させた方がいいでしょう。ただ、それと母子の安全とは別だと、私は思います。

あと、これは出版社の人間としての意見ですが、普通、P12の写真キャプションのような箇所は著者ではなく、本の担当編集部員が書くことが多いのです。
その際、まだ著者の本文はできていない場合がほとんどですので、編集部員がどこかの資料から引いてくることがままあります。その際、前後の文脈が切り放された感じになってしまい、結果的に著者が書いた本文の内容と矛盾が生じるケースが出てきます。もちろん、キャプションにも著者の検閲が入りますが、見逃される場合も多いのです。この本のこの場合がそうだとは断言できませんが、そういうこともままあるということはご記憶されていてもいいでしょう。

いずれにしろ、ジャンガリアンハムスターの出産育児に関しては、お医者様か、あるいは「ハムスター・クラブ」の著書の井川さんに直接お訪ねになってみてはいかがでしょうか? 多分、井川さんも丁寧にお答えくださると思いますよ。

投稿日時:
投稿者:USER0083

[USER0083]です。

そんな経緯をみて、これはやばいとおもって、すぐに雄をケージから出しました。
後で考えてみると、すでにその時、雌の膣は雄の精子でいっぱいで、これ以上彼を受け入れてもなんのメリットもないと本能的に感じていたんでしょうね。

[USER_NAME]さんの場合はこれで正解です。
ゴールデンハムスターは集団生活できないので、カップリングの時以外の接触は危険です。

『ハムスタークラブ』(誠文堂新光社)の12ページにあるジャンガリアンハムスターの記事には、「雌と雄を子の離乳期まで同居させると繁殖、育児の効率がよい」と書かれています。

この写真キャプションは私も確認しました。ただ、同じ本のP69には、「妊娠した雌は早急に単独飼育します」とあり、これではどちらを信じていいのか 分からないでしょうね。

12ページのキャプションはジャンガリアンハムスターについての記載で、69ページの記事は、ジャンガリアンハムスターの記事ではなく、ハムスター全般として代表にゴールデンハムスターについての事例を紹介しています。

ジャンガリアンハムスター(ドワーフ)は相性や環境が整えば集団生活が可能なハムです。
ジャンガリアンハムスターは野性下では集団行動をして生活しているそうです。
アニファNo7冬号では、ドワーフハムスターの記事を取り上げていますが、ドワーフならではの飼い方、楽しみ方として、複数飼いを紹介しています。
1つの大きくて広いカゴで多数のドワーフがどのようにハムスター社会を作っていくのかを見ることもできて、ゴールデンとはまったく違った楽しみ方ができます。
と記事になっています。

#ただ本当に実行したら、子供がそれこそネズミ算式に増えるでしょう。

このへんが、同じハムスターでも単独生活のゴールデンハムスターと、集団生活できるジャンガリアンハムスターの大きな違いです。

あと、これは出版社の人間としての意見で普通、P12の写真キャプションのような箇所は著者ではなく、本の担当編集部員が書くことが多いのです。
その際、まだ著者の本文はできていない場合がほとんどですので、編集部員がどこかの資料から引いてくることがままあります。その際、前後の文脈が切り放された感じになってしまい、結果的に著者が書いた本文の内容と矛盾が生じるケースが出てきます。もちろん、キャプションにも著者の検閲が入りますが、見逃される場合も多いのです。この本のこの場合がそうだとは断言できませんが、そういうこともままあるということはご記憶されていてもいいでしょう。

これは同じ雑誌媒体の仕事にもかかわっている私としても、記事になったものが100%すべてではない、と強く言っておきます。
活字になると、すごく発言に重みがでてきてしまいますが、記事にした本人は軽い気持ちであることもままあるのです。

今問題になっているTBSの報道問題も、そういった記者の先走りでしょうね。

投稿日時:
投稿者:USER0089

こんばんは、 [USER0089]です。

ジャンガリアンハムスターの場合ではないのですが、私のゴールデンハムスターでは、妊娠したら(正確にはカップリングが終了した時点で)雄はすぐに引き離しました。
というより、そうしないと雄が殺されると思ったからです。

そうですね。ゴールデンハムスターの場合は、カップリングさせる時以外はずっと別居させた方が良いと思います。かくいう私自身は、ゴールデンハムスターのケンカを目撃したことがないのですが、かなり激しいそうですね。離してあげて正解だったと思います。

おかげさまでその時のカップリングで、普通より若干多い14匹が誕生しました。

うわぁ!そんなに生まれることもあるのですか(@_@)お母さんのおっぱいの数(12個でしたよね)よりも多いと、大変ですね。なんとか交替して吸ってるのかな? (^^)

ええと、ところで...

いずれにしろ、ジャンガリアンハムスターの出産育児に関しては、お医者様か、あるいは「ハムスター・クラブ」の著書の井川さんに直接お訪ねになってみてはいかがでしょうか? 多分、井川さんも丁寧にお答えくださると思いますよ。

井川さんは、確か写真を撮った方だと思います。そういえば、Niftyのねずみ御殿にも登場されていました。
#それにしても、あんなにきれいに撮れるなんてすごい!(^^;

投稿日時:
投稿者:USER0020

うわぁ!そんなに生まれることもあるのですか(@_@)お母さんのおっぱいの数(12個でしたよね)よりも多いと、大変ですね。なんとか交替して吸ってるのかな? (^^)

どうやらそうみたいでした。私も乳首の数よりおおいことがあるなんて、その時始めて知りました。

>井川さんは、確か写真を撮った方だと思います。

そうでした。著者は長坂拓也さんでした。ごめんなさい

投稿日時:
投稿者:ETC_USER

[USER_NAME]です。

『ハムスタークラブ』(誠文堂新光社)の12ページにあるジャンガリアンハムスターの記事には、「雌と雄を子の離乳期まで同居させると繁殖、育児の効率がよい」と書かれています。<

この写真キャプションは私も確認しました。ただ、同じ本のP69には、「妊娠した雌は早急に単独飼育します」とあり、これではどちらを信じていいのか分からないでしょうね。
(中略)
普通、P12の写真キャプションのような箇所は著者ではなく、本の担当編集部員が書くことが多いのです。
(中略)
いずれにしろ、ジャンガリアンハムスターの出産育児に関しては、お医者様か、あるいは「ハムスター・クラブ」の著書の井川さんに直接お訪ねになってみてはいかがでしょうか? 多分、井川さんも丁寧にお答えくださると思いますよ。

プロとしてにご意見有り難うございました。なるほど、本の文書を全てを筆者が手がけているとは限らないんですね。機会があったら筆者の井川さんに手紙でお聞きしてようと思います。
P.S.返事が遅くなってすみません。

投稿日時:
投稿者:USER0325

[USER_NAME]です。
私もそれほど詳しいわけではないですが、、、

ところで皆様に質問したいのは、父親となったパールホワイトの「ジオ」の事です。出産間近までダーナのそばにいましたが、万が一のこと(子ハムへ危害を加えないか?)を考え隔離したのです。何冊かの本を確認したのですが、ある本では「妊娠確認後別居させる」と書いてありますが、ある本では「離乳期まで同居させると育児効率が良い」とあります。

一旦別居させたのでしたら、子育てが終わるまで一緒にしない方が良いと思います。
家はロボでしたが、同じような経験があります。
生まれてすぐに父親を別居させたのですが、凄く戻りたがっているように見えて、「元々仲が良かったし、少しでも雌が嫌がったら分けよう」と思いつつ翌日雄を戻してしまいました。
で、別に喧嘩することもなく、仲良くしてるようにみえたのですがそのまま育児放棄してしまい、子どもたちは全滅してしまいました。
しかも、その後は出産する前になると雄をひどく攻撃するようになってしまいました。
個体差もあるでしょうし、他の要因もあったのかもしれませんが、雄を戻すまではきちんと子育てしていましたから、、、

やっぱり危険だと思います。

結局のところ、夫婦の仲が良ければ同居させておいて構わないのでしょうか?

ずっと同居させ続けている場合は大丈夫かもしれません。

逆に、急に雄が居なくなって雌の方が不安になったりするのでしょうか?

たしかに急な環境の変化は避けるべきかもしれませんが静かになる分には大丈夫なのではないでしょうか?