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学校動物飼育と法律(7/8)

投稿日時:
投稿者:USER0056

名古屋の[USER_NAME]です。

学校で動物類を飼うことが、認知されるようになったのは、確かに生活科導入以降です。また、「総合的な学習」の本格実施もそれに輪をかけました。
それ以前から学校では様々な動物が飼育されてきています。
しかし、学校で動物を飼育していけないという法律はありませんが、飼育して良いという法律もありません。
情操教育、理科教育等での必要性から飼われていただけです。そして、財政的な裏付けが為されるようになったのはつい最近のことです。つまり、学校でウサギやニワトリを飼っても、その医療費は勿論のこと餌代さえも、公費では支出できなかったのです。

学校で飼育される動物を守る法律ですが・・・

「動物の愛護及び管理に関する法律」
http://www.jspca.or.jp/hp/houritsu.htm

という法律があります。
平成11年12月22日公布、平成12年12月1日施行

この中の第5条では
 動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者としての責任を十分に自覚して、その動物を適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに、動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない。

と飼育者に適正に飼育することを求めています。

更に罰則としては、第27条に
 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、一年以下の懲役または100万円以下の罰金に処する。
2 愛護動物に対し、みだりに給餌又は給水をやめることに より衰弱させる等の虐待を行った者は、30万円以下の罰金に処する。
3 愛護動物を遺棄した者は、30万円以下の罰金に処する。
4 前3項において、「愛護動物」とは、次の各号に掲げる動物をいう。
 一 牛、馬、豚、めん羊、やぎ、犬、ねこ、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる
 二 前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの

この場合「所有者、占有者」とは学校長がそれに当たると考えています。そして、実際の作業を各職員に委嘱している訳です。

各学校には、この法律施行時に飼育動物の適正管理について通達が届いているはずです。

以上の通りに法律はなっていますが、日常の様々な問題は、法的なことを振りかざすと、却ってこじれてしまい旨くいかなくなる場合があります。
日常のトラブルの大半は論理的な問題よりも感情的な問題です。その感情的な側面を徒に刺激してしまうことになります。適当な人を介して「相談する」「お願いする」というスタンスで行動した方が、結果的に短期間で解決したという事例もあります。