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麻酔の安全性(6/12)

投稿日時:
投稿者:USER0221

[USER_NAME]です。

実験動物にはエーテル麻酔なども使っていたと思いますが、

エーテルはいい麻酔薬らしいです。
自分は使ったことないですけど(^^ゞ
手術侵襲に対して、呼吸・循環動態の安定性が比較的よいのだそうです。
手術のストレスに対して、血圧がバーンと上がったり、息が荒くなったりして呼吸状態が急に悪くなる、そんな傾向がすくないらしいです。呼吸抑制もまずないとのこと。
問題は、麻酔をかける・醒ますのに時間がかなりかかる(ハロタンの6倍くらいのトロさ)のと、可燃性のために、電気メスを使えないことです。(爆発する(^^;)
自分は獣医さんのことは分かりませんが、電気メス使ったりするのかなあ…。
普通のメスと結紮糸だけで手術するよりは確実に止血・凝固できて、出血量もはるかにすくないと思います。
ただし、電気メスも一般的には「ユニポーラー方式」といってメスの刃のような形のものと、電気を生体に通すため、表皮につける「対極板」がワンセットのタイプがあります。
この「対極板」を付けるスペースがハムにあるかな…。
ほかにも「バイポーラー方式」といってピンセットの形の電気メスで、「対極板」が不要なものもありますが、これは非常に高価な装置のはずです。

イソフルレンorイソフルランは安全なのものかと思ってました

自分の書き方に問題があったと思いますが、イソフルランは安全性の確立した麻酔薬です。
ただし、鈍くさい自分のような人間が麻酔をする場合、ハロタンではよほどの不注意がなければ呼吸停止にはならないもののイソフルランだと注意していても呼吸停止になる「ことがある」だけです。
[Ham:26675]で話にでたハロタン肝炎氏は、退院後、イソフルラン派になりましたが、安全に麻酔していましたよ。
ハロタンよりも醒めが早いのは確実ですし、その意味でイソフルランはきわめて安全といえましょう。
その点においては、行きつけの病院を信頼されていいと思いますけれども。

ハムスターの場合は麻酔前の検査が出来ないからというような話でした。

術前の検査の目的として、まず、貧血の有無の評価が問題なのでしょう。
手術に伴う出血にどれだけ耐えうるか、予測しないと手術できませんからね。
あと、術前の血中の酸素や二酸化炭素の分圧などによる、呼吸状態の評価も麻酔をする際に必要でしょう。
自分の経験したラットの場合、たまに肺炎、(おそらくマイコプラズマ肺炎)に罹患している場合があり、見た目は健康そうなのに、麻酔をしたあと低酸素血症に気付いて、手術を中断した例もありました。
まあ麻酔で呼吸状態が悪くなっても、良くなることはあり得ませんから。
(ただし、喘息は吸入麻酔薬で改善することがある)
他の術前検査項目も増やしたら結構キリないでしょうね…。

# 目から採血して血液検査をすることは不可能では無いが、

眼から採血ですかあ、ほんとかなあ…どなたかご助言を。m(_ _)m
採血の量の点で血液検査しにくいのなら分かりますが。
特にドワハムだったら大変でしょうね。
「ハムスター倶楽部」の、めで鯛先生のマンガを地でいってしまう(^^;;

>なお、この病院ではハムスターの外科手術には人間の眼科用の手術器具を使っている、ということでした。

マイクロサージェリーですねえ。
きっと、顕微鏡を使って手術しているのでしょう。
本格的だなあ…。

追記:isofluraneは一般にイソフルレンで通用します。
イソフルランは正式名称で、商品名はフォーレンです。
ちなみにhalothaneは通称ハロセン、正式名はハロタン、商品名は同じくハロタン、ないしはフローセンです。