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[2477] 穀物と農薬(5/5)
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| 投稿日時:1995/10/22 20:43:47 |
投稿者:USER0079 |
どうも、[USER0079]です。
引用:| 「残留農薬データブック」には、作物別のデータが載っているので、また暇があればまとめてみます。 |
暇なのでまとめてみました。
えー、その前に一番気になる「殺鼠剤」(やなネーミング)についてちょこっと調べてみました。
参考「農薬毒性の事典」(三省堂)
1986年に国内で製造された農薬は60万トン、うち殺鼠剤は1%にも満たない量でした。ちなみに、
引用: 成分 製造量(86) 目的 施用法 クマリン系化合物 68トン 家庭用 毒ダンゴ モノフルオロ酢酸ナトリウム 53トン 野外用 毒ダンゴ 硫酸タリウム 35トン 野外用 毒ダンゴ リン化亜鉛 390トン 野外用 毒ダンゴ、散布 |
となっています。
また、有機塩素系の殺虫・殺鼠剤エンドリンは1975年に登録失効になっていますが、現在でも作物中に検出されているようです。
というわけで、「残留農薬データブック」(三省堂)から上記の薬剤汚染を中心にまとめますが、このデータブックは発表された論文をかき集めてデータベースを作っているので、多少偏ったデータであることをまずはじめにお断りしておきます。
・エンドリン 難分解性なため、未だに多くの作物から検出される。特にウリ科植物(カボチャ、キュウリなど)に多く残留している傾向がある。
ちなみに、検出された最大濃度はキュウリ、カボチャともに30ppb。エンドリンの許容一日摂取量(ADI)は0.2μg/kg体重/日なので、体重50kgの人が一日にこのキュウリやカボチャを400gとれば余裕でADIを越えます。 このADIはもともとマウスなどを使った実験結果に基づいているので、皆さんのハムちゃんにも当てはめることができると思います。
また、エンドリンの親戚にあたるディルドリンも、ウリ科植物や落花生、ニンジンなどが吸収しやすいらしく、最大でカボチャに180ppb残留していた例もありました。ディルドリンのADIは0.1μg/kg体重/日。 #うーん、カボチャ好きなのに・・・
・その他の殺鼠剤 分析例ほとんどなし。
・その他(多種類で高濃度の薬剤が検出されている作物) キュウリ、コマツナ、シソ、シュンギク、セロリ、ピーマン、ホウレンソウなど
つけ加えておきますと、上に挙げた作物が必ず薬剤で汚染されているというわけではありません。薬剤が検出されなかったサンプルもありますし、見ているのは残留農薬の平均ではなく、最大量です。まあ、参考程度と考えてください。
それにしても、どれが汚染されているか分からないというのは恐いものです。こういった分析結果が出る頃には、すでに消費者の胃の中、というのがほとんどだそうですから。
ある本に、農薬の対処法として「偏食はしない」、「外食を押さえる」など10箇条が書いてありましたが、ごく一般的なことばかりでした。 #それができていない自分・・・
それでは、この辺で、
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